武蔵野地域にある都立公園のオフィシャル情報を発信しています。

むさしのの都立公園

浅間山公園 オフィシャルブログ

2022年10月21日

浅間山自然保護会の山田義夫会長が「東京都功労者表彰(環境功労)」を受賞されました!

浅間山公園で活動している市民団体のひとつ

浅間山自然保護会の山田義夫会長が、

「東京都功労者表彰(環境功労)」を受賞されました!

緑化推進活動に多年にわたり貢献し、

特にその功績が顕著であると認められる方に

東京都から授与される賞です。

 

浅間山自然保護会、そして山田会長は、

除草作業など日ごろの保全作業だけでなく、

地域の学校の授業受け入れや、

キスゲフェスティバルをはじめとした浅間山でのイベント運営など、

浅間山の情報・魅力発信にもご尽力いただいています。

浅間山の昔からの姿を知る方で、

浅間山の保全管理や普及啓発にあたり、

たくさんのお力・お知恵をくださっています。

 

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浅間山公園では、

この他にも産官学民さまざまな立場の方が活動されています。

地域全体で守り育てる浅間山の公園づくりに今後も注目です!

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2022年5月27日

『第28回キスゲフェスティバル』を開催しました!

今年は3年ぶりに浅間山公園にて

「キスゲフェスティバル」を開催しました。

開催日は、4月30日(土)、5月1日(日)、7日(土)、8日(日)の4日間です。

多くのみなさんが開催を待ちわびていたこともあり、

コロナ以前よりも大きな盛り上がりを見せました!

会場の様子_3600×2400

 

キスゲフェスティバルは、

世界で浅間山公園だけに自生するムサシノキスゲや、

浅間山公園の豊かな自然をみなさんに楽しんで頂くため、

浅間山を考える会(浅間山自然保護会、府中野鳥クラブ、

浅間山ウォーキングクラブ、東京農工大学など)とともに開催し、

各団体の特徴を活かしたコンテンツが盛りだくさんのイベントです。

 

浅間山自然保護会による「園内植物ガイド」では、

少人数のグループに分けて、

浅間山で見られる植物の生態等についてガイドを行いました。

参加者のみなさんからは「楽しかった!」や「勉強になった!」等

嬉しいお声をたくさん頂きました。

園内植物ガイドの様子_4500×3000

 

また、

浅間山を考える会の会員が撮影した作品を展示した「山野草と野鳥の写真展」では、

多くの方々が足を止め、それぞれの写真の解説を聞きながら

楽しそうに鑑賞されていました。

山野草と野鳥の写真展の様子_4500×3000

 

さらに、5月8日(日)に開催された、

浅間山ウォーキングクラブによる「キスゲウォーキング」では、

国分寺崖線沿いから浅間山までを歩き、

地形、歴史、文化、自然など、

地域の魅力を肌で感じて頂きました。

キスゲウォーキングの様子_1125×750

 

キスゲフェスティバルのメイン会場となったあずまや前のブースでは、

パークレンジャーによる「レンジャートーク」により、

ムサシノキスゲはもちろん、昆虫や爬虫類、哺乳類など、

浅間山に生息・生育する動植物の魅力を紹介しました。

レンジャートークの様子①_4500×3000

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

ムサシノキスゲのピークは過ぎてしまいましたが、

7月にはヤマユリが、夏には昆虫たちが、

冬には野鳥たちの姿が楽しめます。

街中に残った生きものあふれる雑木林の浅間山に、

ぜひ遊びに来てくださいね。

 

ご参加頂いたみなさま、

ご協力頂いたボランティアのみなさま、

本当にありがとうございました!

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2021年5月5日

浅間山公園とムサシノキスゲの紹介動画のご案内(キスゲフェスティバル中止を受けて)

ゴールデンウィーク終盤。

今年は例年よりも早く、ムサシノキスゲが最盛期を迎えました。

200515浅間山公園_ムサシノキスゲ群生

 

ムサシノキスゲ以外にも色とりどりの花々が咲き乱れる風景が見られるこの時期に、

毎年開催するのが、「キスゲフェスティバル」。

【チラシ】2021_0501-9キスゲフェスティバル中止

写真展、ガイドプログラム、クラフト教室など、浅間山の自然をもっと楽しむための

プログラムが盛りだくさんのイベントを開催していますが、

今年は緊急事態宣言の発出を受けて、中止とせざるを得ませんでした。

 

本当はパークレンジャーのガイドプログラムなどで、

もっと浅間山の魅力を知ってもらいたいのですが、

今年は断念せざるを得ません。

 

そこで、せめてもの替わりとして、

レンジャーが浅間山公園とムサシノキスゲの特徴を解説する動画を

作成しました。

園内散策の際、または遠方などの理由のため外出を控えている際に、

ぜひお役立てください。

 

その他、今の浅間山の自然を少しだけご紹介します!

キンランやギンランも、もう少し楽しむことができそうです。

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写真4

 

キビタキなどの夏鳥の声も日々多くなってきました。

(写真提供:府中野鳥クラブ)

写真17(府中野鳥クラブ提供)

 

園路沿いの柵の上では、ヒガシニホントカゲとニホンカナヘビがなかよく日向ぼっこ・・

トカゲカナヘビ

 

生きものたちは今年も変わらず元気です!

新型コロナウイルスが終息し、

1日も早くみなさまと浅間山公園で会える日がくることを祈っております!

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2019年5月31日

キスゲフェスティバル開催!

5月4・5・11・12日に「第 26回キスゲフェスティバル」を開催しました!

 

今年のムサシノキスゲは11日、12日に見頃を迎え、来園者を楽しませてくれました。また、4・5日はキンラン、ギンランが見事に咲き誇り、とてもきれいな景色を作り出してくれました。

 

今年の新しい試みとして、ムサシノキスゲの開花見頃マップを掲示。来園者の方々に一番のオススメスポットを楽しんでいただくことができました☆

 

今年もレンジャーによる「ガイドウォーク(5/4)」や、浅間山自然保護会による「植物観察会(5/5)」や、浅間山ウォーキングクラブによる「キスゲウォーキング(5/12)」が行われ、多くの方々に浅間山の魅力を、より深く知っていただくためのイベントを開催しました!

 

また、会場では、浅間山保護会や府中野鳥のクラブによる浅間山で見られる山野草・鳥類の写真展も行われ、他の季節の生きものの様子も、みなさん興味深そうに見てくださいました。

 

その他、実際に体験できるイベントももりだくさん!自然の素材を活かした葉っぱプリントや、オリジナルのキスゲスタンプが登場した森の地図スタンプラリーは、子ども達だけでなく、大人も楽しそうに参加してくださいました。

 

今年もたくさんの方にムサシノキスゲが咲き誇る浅間山公園を楽しんでいただきました。

一緒にキスゲフェスティバルを盛り上げてくれた浅間山自然保護会、府中野鳥クラブ、浅間山ウォーキングクラブ、武蔵野コッツウォルズの皆さん、ありがとうございました!

また来年も楽しみましょう!

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2018年12月6日

森キッズクラフトDAY,開催しました!

秋が次第に深まる11月初旬に、

毎年秋恒例のイベント「森キッズクラフトDAY」を開催しました。

 

府中市内を中心に、25組55名もの方が集まり、

大賑わいのイベントとなりました!!

写真①

 

まずは秋の浅間山のガイドツアー。

パークレンジャーと浅間山自然保護会の案内で、

秋の木の実や昆虫を観察。

写真②

 

同時に、クラフトで使えそうな葉っぱやどんぐりを集めていきます。

今年はどんぐりが大豊作!これは使えそうだぞ・・!

ん・・?

写真③

どんぐりをじっくり観察していると小さな穴が・・・。

「拾ったどんぐりなどの木の実は、もしかしたら将来大きな木に

なったかもしれないもの。また、本来森のタヌキやネズミ、

昆虫たちの食べものになるもの。」

パークレンジャーが調査で撮影した写真を見せながら、解説します。

写真④

 

「これは虫が食べていそうだし、かわいそうだから置いておこう」

「ちょっとだけ、分けてね」

子どもたちがどんぐりを拾う動きが、やさしくなった気がします♪

写真⑤

山から分けてもらった木の実などを持って、

いよいよクラフトの時間です。

「世界でひとつだけの、とびきりのクラフト!!!」

どんぐりや葉っぱを見ながら、イメージを膨らませていきます。

写真⑥

 

分からないことは、

「浅間山自然保護会」「かんきょう塾ネット」「ヒナ草会」の

ボランティアのみなさんがやさしく教えてくれます。

写真⑦

子どもたちが煮つまって、悩んでいると、

「こうしたらどう?」などのアドバイス。

 

ああでもない、こうでもない、やっぱりこっち、など

木の実の配置を工夫して・・できた!!!!

写真⑧

納得のできに、ご満悦の表情です♪

 

世界でひとつだけの作品がたくさんできあがりました!!

写真⑨写真⑩

一人ひとりの顔が達成感であふれていますね!

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!!

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2018年5月16日

浅間山公園「第25回キスゲフェスティバル」を開催しました!

毎年恒例の浅間山公園「キスゲフェスティバル」が開催され、今年で25回目になりました!

開催日は、5月5、6日と12、13日。

ゴールデンウィークは、ムサシノキズゲも見頃で大変賑わいました!

写真1

 

5月13日の最終日は、雨のため途中中止いたしましたが、4日間のイベントを通して、非常に多くの方にご参加いただき、過去最高の来場者数になりました!

 

キスゲフェスティバルは、浅間山公園で活動をしている「浅間山を考える会(浅間山自然保護会、府中野鳥クラブ、浅間山ウォーキングクラブ)」と共に開催しています。

 

浅間山自然保護会による「葉っぱプリント」や「園内植物ガイド」は、今年も大人気!

写真2

 

府中野鳥クラブによる「野鳥の写真展」は、浅間山公園の自然に対する愛情で満ち溢れており、多くの方が足を止め鑑賞していました。

P5050132

 

また、今回初めて行われた、浅間山ウォーキングクラブの「キスゲウォーキング」も大好評でした!

写真4

 

期間中は、レンジャーによる「ガイドウォーク」や、樹木医の新井先生による「植物観察会」、森の地図スタンプラリーも開催され、盛りだくさんのイベントとなりました。

写真5

写真6

写真7

 

ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました!

ボランティアの皆様も、ご協力ありがとうございました!

ぜひ、また浅間山公園に遊びに来てください☆

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2018年1月28日

浅間山公園ちょいボラを開催!

公園でボランティア活動をしてみたい!

でも、ボランティア登録してしまうと、毎週行かなくちゃ…

気軽に、好きなタイミングでちょっとだけ活動してみたい!

 

そんな方々のために、浅間山公園でボランティア体験イベント「ちょいボラ」を行いました♪

今回はNPO法人自然環境復元協会の実施する「レンジャーズプロジェクト」の協力の下、公園北側斜面のアズマネザサを刈る作業を、12名ものボランティアのみなさんと一緒に行いました!中には20代の方も数人、興味を持って参加してくれました!20~40代の方々が、公園でのボランティア活動に興味を持ってくれることはとてもありがたいことです☆

長年浅間山で活動されている、浅間山自然保護会のメンバーにも協力頂き、午前中の2時間ほど、活動しました。

 

作業を行った場所は、一昨年度、浅間山公園に関わる市民団体、行政、管理者で構成する「浅間山を考える会」で相談を重ねて作った「浅間山公園保全管理ガイドライン」に則り、「半草原型雑木林」を目指すゾーンです。この時期にササ刈りをすることで、春先に芽を出す浅間山公園の注目種、ムサシノキスゲなどの育成を促します。

この説明のとき、参加者全員がとても熱心に聞いてくれていたのがとても印象的でした☆

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作業現場に移動した後は、早速作業開始。剪定ばさみでアズマネザサだけを選択的に刈り取ります。普段はなかなか行うことのない作業に皆さん、真剣な顔つきで黙々と作業!

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刈り取ったササはこんな量になりました☆

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たくさんの人の手で支えられている浅間山公園は、この地域の自然の宝庫です。そんな地域から愛されている公園を支える一員に、今回なってくれた参加者の皆さん、ありがとうございました!次はムサシノキスゲが咲き誇る5月に、是非公園に足を運んでみてくださいね♪

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2017年7月9日

夏に向けた安全管理講習開催!

夏の季節、野外作業は、思わぬところに危険が潜んでいます。

いつの間にかなってしまう熱中症、作業中に遭遇するハチやチャドクガ、その他危険生物。これらについて、正しい知識を学び、対策や対処法を知ってもらうため、毎年ボランティアのみなさん向けに「安全管理講習」を実施しています。

 

浅間山公園では6月29日、普段から公園で活動している「浅間山を考える会」のメンバー(浅間山自然保護会、府中野鳥クラブ、浅間山ウォーキングクラブ)を対象に、夏の安全管理講習を行いました。

講師は、森づくり安全技術・技能全国推進協議会理事の松井一郎先生。

まずは屋内で、今までご自身でも経験されてきた、雑木林でのボランティア活動における危険や注意事項について話してくださいました。

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実際にポイズンリムーバーや最新の熱中症対策グッズを使ってみることで、使い方や効果を体感しながらしっかり学べましたね!

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後半は皆さんが実際に活動されている現場へ行き、危険生物の潜んでいそうな箇所を見て回るハザードマップづくりを初めて行いました。普段皆さんが活動している現場だけあって、質問や意見も多く飛び交い、今後の対策のための注意点を入念に確認できました!

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これからの時期、安全に楽しく活動をするためには、全員の意識と心がけが大切です。自己の体調管理はもちろん、周りにも目を配り、みんなで安全管理をしながらがんばりましょう☆

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2016年12月11日

「森キッズクラフトDAY」開催しました!

113日(木・祝)に、「森キッズクラフトDAY in浅間山」を開催しました。

1643名ものたくさんの方が参加してくださり、大盛況です!

 

まずは浅間山を散策。

浅間山で活動している「浅間山自然保護会」のメンバーと、

パークレンジャーによるガイドを聞きながら、浅間山の生きものを観察します。

 

秋の浅間山は、自然素材の宝の山!どこを見ても木の実だらけ!

クラフトづくりのイメージを膨らませながら、散策の合間に、

ちょっとだけ山から分けてもらいました。

 

「今回拾ったどんぐりや赤い実は、普通なら鳥やタヌキのごはんになるんだよ。」

パークレンジャーが調査で記録したタヌキの写真を見ながら、

子どもたちは

「せっかく分けてもらったんだから、大切にクラフトをつくろう」

と心に決めたようです。

 

次はいよいよクラフトの時間!

クラフトの講師は、「浅間山自然保護会」のみなさんと、

府中市内で環境教育に力を入れている「かんきょう塾ネット」の

メンバーのみなさんです!

 

子どもたちがアイデアを話すと、こうしたらどう?など、

やさしくアドバイスをしてくれます。

 

表情豊かなどんぐりたちが並ぶ、ステキな作品ができあがりました!

 

こちらは、色とりどりの葉っぱの中を、折り紙のチョウが舞います!

 

みんな世界に一つだけの、自分のクラフトにご満悦です。

 

最後に、どうして浅間山が木の実いっぱいの雑木林でいられるのか、

みんなで考えてみました。

 

浅間山はもともと「里山」と呼ばれる雑木林で、人間が畑の肥料になる落ち葉や、

お料理のための薪をとるためにお手入れをすることで保たれていました。

 

しかし、最近は落ち葉や薪を使っている人はほとんど見ません。

お手入れされないと、荒れた暗い森になってしまいます。

 

そこで、今では、浅間山を明るく楽しい場所にしたいと、

「浅間山自然保護会」をはじめとする団体のみなさんや、府中市内の学校、

企業のみなさんが、力を合わせて、浅間山のお手入れをがんばってくれています。

参加者の中には、すでに浅間山のお手入れに参加してくれた方もいたようで、

「あの時がんばったことが、浅間山のためになっているんだ」と、

なんだか嬉しそうでした。

 

これからも浅間山でたくさんあそんで、お手入れして、

みんなでたのしい山にしていきたいですね!

 

 

ご参加頂いたみなさま、ありがとうございました!

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2016年8月1日

浅間山公園で夏の安全管理講習

724日(日)、日頃から浅間山公園で活動している

浅間山を考える会のメンバー(浅間山自然保護会、府中野鳥クラブ、

浅間山ウォーキングクラブ)の皆さんを対象に、夏の安全管理講習を行いました。

 

この講習では、安全で安心に楽しく、雑木林でのボランティア活動を行うために、

基本的な安全管理について学びます。

今回は夏のこの時期、気を付けなくてはいけない項目を学びました。

 

 

講師は、昨年度に引き続き、東京都環境局緑のボランティア育成講座でも

講師を務められている松井一郎さんです。

 

まずは屋内で「夏の安全対策」について学びます。

夏の作業では、熱中症やハチによる被害が心配ですよね。

こうした被害に遭わないためにはどうにしたら良いか、

予防策や対処法を学びました。

 

 

実際にポイズンリムーバーも使ってみました。

頭ではわかっていても、実際使ってみるとわかることがありますね。

 

後半は浅間山公園での現場実習です。

 

道具を安全に扱うにはどうしたらいいのか、

「最近作業をすると腰が痛くて・・・」という悩みにも

丁寧にお答えいただきました。

 

 

 安全第一に、作業スタート。園路沿いの草を刈っていきます。

 

 

 終わった後は、こんなにスッキリしました!

 

 

毎年この時期に行う安全管理講習。

夏でも元気に楽しく活動するためには、日ごろからの心がけが大切です。

安全管理の重要性について、改めて確認する一日となりました!

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