11月3日(木・祝)に、「森キッズクラフトDAY in浅間山」を開催しました。
16組43名ものたくさんの方が参加してくださり、大盛況です!

まずは浅間山を散策。
浅間山で活動している「浅間山自然保護会」のメンバーと、
パークレンジャーによるガイドを聞きながら、浅間山の生きものを観察します。

秋の浅間山は、自然素材の宝の山!どこを見ても木の実だらけ!
クラフトづくりのイメージを膨らませながら、散策の合間に、
ちょっとだけ山から分けてもらいました。

「今回拾ったどんぐりや赤い実は、普通なら鳥やタヌキのごはんになるんだよ。」
パークレンジャーが調査で記録したタヌキの写真を見ながら、
子どもたちは
「せっかく分けてもらったんだから、大切にクラフトをつくろう」
と心に決めたようです。
次はいよいよクラフトの時間!
クラフトの講師は、「浅間山自然保護会」のみなさんと、
府中市内で環境教育に力を入れている「かんきょう塾ネット」の
メンバーのみなさんです!

子どもたちがアイデアを話すと、こうしたらどう?など、
やさしくアドバイスをしてくれます。

表情豊かなどんぐりたちが並ぶ、ステキな作品ができあがりました!

こちらは、色とりどりの葉っぱの中を、折り紙のチョウが舞います!
みんな世界に一つだけの、自分のクラフトにご満悦です。

最後に、どうして浅間山が木の実いっぱいの雑木林でいられるのか、
みんなで考えてみました。
浅間山はもともと「里山」と呼ばれる雑木林で、人間が畑の肥料になる落ち葉や、
お料理のための薪をとるためにお手入れをすることで保たれていました。
しかし、最近は落ち葉や薪を使っている人はほとんど見ません。
お手入れされないと、荒れた暗い森になってしまいます。
そこで、今では、浅間山を明るく楽しい場所にしたいと、
「浅間山自然保護会」をはじめとする団体のみなさんや、府中市内の学校、
企業のみなさんが、力を合わせて、浅間山のお手入れをがんばってくれています。
参加者の中には、すでに浅間山のお手入れに参加してくれた方もいたようで、
「あの時がんばったことが、浅間山のためになっているんだ」と、
なんだか嬉しそうでした。

これからも浅間山でたくさんあそんで、お手入れして、
みんなでたのしい山にしていきたいですね!
ご参加頂いたみなさま、ありがとうございました!