武蔵野地域にある都立公園のオフィシャル情報を発信しています。

むさしのの都立公園

野川公園 オフィシャルブログ

2021年11月20日

おうちで植物観察会~2021年11月編②~

 

新型コロナウィルスによる緊急事態宣言は解除されたものの、

自然観察園の人気イベント『植物観察会』の開催再開はもう少し先。

 

再開までの期間、

皆様が自然観察園の植物を自宅から楽しめるブログ企画

『おうちで植物観察会』をお届けします!

 

この企画では、

ボランティアさんが作成してくださっている「花だより」

(自然観察センターにて配布中!)

から現在見ごろの植物を3つ紹介します。

 11月no.2の花だより_page-0001

11月no.2の順路図_page-0001 ==========

11月後半の自然観察園は、

草も木もそろそろ冬支度で花はぐっと少なくなります。

それでもキクの仲間はまだ見られ、いろいろな草木の実が彩りを添えています。

その中から見ごろの花と実を3つご紹介します♪

 

①アワコガネギク

学名:Chrysanthemum boreale

科名:キク科

アワコガネギク

秋が深まり花が少なくなる頃、

明るい黄色の花が咲き、ハナアブなどの昆虫が集まります。

小さな花がたくさん集まる様子を「泡」に例えてこの名前がつけられたと言われます。

 

花や葉は香りが高くハーブのようで、

花は薬用に用いられることもあったということです。

 

②センボンヤリ

学名:Leibnitzia anandria

科名:キク科 

 

センボンヤリは春にも秋にも花をつけますが、その形は全く違います。

下の写真は春のもの。白や紫のかわいらしい花をつけます。

センボンヤリ開放花 (2)

 

秋の花は下の写真。

先がとがっているつぼみのようなものが数本ありますが、これが花です。

これ以上花が開くことはなく、このまま綿毛をつけた実になります。 センボンヤリ閉鎖花(キャプション入り)

開かないまま、実をつける花を閉鎖花と呼びます。

ほかの花の花粉はもらえませんが、確実に実ができるしくみです。

この秋の閉鎖花が槍に似ているので「センボンヤリ」と名付けられました。

武蔵野台地に昔からある植物で、野川公園内にも自生しています。

 

③マユミ

学名:Euonymus sieboldianus

科名:ニシキギ科

マユミ (2)

 

落葉小高木で、実は四角く、ふくらんだ折り紙の風船のような形をしています。

その実が10〜11月にピンク色に熟し、4つに割れて、

中から赤い皮に包まれた種子が顔を出します。

ピンクと赤のコントラストがよく目立ち、

コゲラなどの小鳥がこれをついばむ姿が良く見られます。

 

枝がよくしなるところから弓の材料とされ、

これが名前の由来と言われます。

 

==========

 

実際の植物観察会は、残念ながらまだ再開の見通しが立ちませんが、

こちらのブログを通して、引き続き自然観察園の植物情報を発信していきます!

 

どうぞお楽しみに♪

ボランティア| ほーぷavatar