武蔵野地域にある都立公園のオフィシャル情報を発信しています。

むさしのの都立公園

浅間山公園 オフィシャルブログ

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2016年10月11日

アザミのレストランは大にぎわい!

10月に入っても、雨の多い日が続きますね。

 

ただ、そんな時期だからこそ、たまの晴れ間には、

にぎやかな様子を見ることができるのです。

 

雨上がりの晴れ間に、「チャンス!」と思い、

昆虫調査も兼ねて浅間山をじっくり回ってみました。

 

 

前山の尾根道からはこんな風景も。

ビル群の隙間からのぞいているシルエットは富士山。

11/21には、富士山の頂上に夕陽が沈む「ダイヤモンド富士」が

この場所から見られます。

 

建設中のビルのクレーンが富士山にかかってしまっているのが残念ですが・・。

早くビルが完成してくれるといいですね~~。

 

 

日当たりのよい山すそに目を向けると、紫色の花々が目につきます。

ノハラアザミ、タイアザミなど、アザミ類がまさに見頃。

 

 

初秋の花々が咲き終わり、咲いている花が少なくなっている今、

アザミの花はたくさんの昆虫たちが集まっています。

人が近づいてもおかまいなし!夢中で顔をつっこんでいるのは

キンケハラナガツチバチ。

もともと黄色っぽい毛が多い種ですが、もはや毛なのか花粉なのかわかりません。

 

 

チョウも飛んできました。

白と黒のコントラストが目立つ、メスグロヒョウモン。

メスは白黒ですが、オスは名前の通り、黄色と黒のヒョウ柄をしている、

なかなか派手なチョウです。

 

他にも、ミドリヒョウモン、ツマグロヒョウモン、アカタテハやキタテハなど、

秋ならではのチョウが飛び交っています。

 

 

番外編としてはこんな昆虫も。

ノハラアザミの花の周りをアキアカネが飛び回り、

ひとしきり飛んだあと、葉先にとまって休んでいました。

 

アザミの花に集まる虫を食べにきたのでしょうか。

カマキリやクモなどの肉食動物も、

アザミの花で見かけることが多くなります。

 

 

花が少ないこの時期だからこそ、咲いている花にはたくさんの昆虫が集まります。

観察するにはチャンスなのです。

 

澄んだ秋の空がのぞいた際には、

浅間山で紫色の小さなレストランをのぞいてみてください。

 

 

季節の花、緑、生きもの | もやん

2016年9月30日

ぬくぬくしたい・・・

朝晩はだいぶ涼しく感じるようになってきました。

 

そんな朝には、ベンチに腰掛け、

暖かい光を浴びながら、ゆっくり過ごすのも公園の楽しみ方のひとつです。

 

ゆったりとした時間を過ごしていると、近くの柵の上に

じ~~っとしている生きものの姿を見つけました。

身体をピンと張り、全身で日光を受け止めようとしているのはニホンカナヘビ。

ヘビと名前にありますが、トカゲの仲間です。

ざらざらしている質感で、ちょっと精悍な顔つきに見えます。

 

もう少し横を見ていると、別のトカゲもいました。

こちらはヒガシニホントカゲ。

つるっとした質感で、顔も丸くどこか温和な印象を受けますね。

 

ちなみに、大人のヒガシニホントカゲは全身茶色ですが、

小さいときはこんな色をしています。

しっぽが青くなっているのは、ここを目立たせて、

敵の攻撃をしっぽにひきつけている間に、頭やお腹を守って逃げるためだと

言われています。

 

ニホンカナヘビやヒガシニホントカゲのような爬虫類は、

身体を温めなければ、機敏に動けません。

 

そこで、日のよく当たる場所で、日光浴をしているのです。

 

昼夜の寒暖差が激しいこの季節は、

日向ぼっこをして体温を上げているトカゲを観察するには、

もってこいの季節。

 

ベンチで日光浴をしているときにトカゲを見つけたら、

のんびり一緒に日光浴をするか、

驚かさないように、そっと観察してみてください。

 

季節の花、緑、生きもの | もやん

2016年8月1日

浅間山公園で夏の安全管理講習

724日(日)、日頃から浅間山公園で活動している

浅間山を考える会のメンバー(浅間山自然保護会、府中野鳥クラブ、

浅間山ウォーキングクラブ)の皆さんを対象に、夏の安全管理講習を行いました。

 

この講習では、安全で安心に楽しく、雑木林でのボランティア活動を行うために、

基本的な安全管理について学びます。

今回は夏のこの時期、気を付けなくてはいけない項目を学びました。

 

 

講師は、昨年度に引き続き、東京都環境局緑のボランティア育成講座でも

講師を務められている松井一郎さんです。

 

まずは屋内で「夏の安全対策」について学びます。

夏の作業では、熱中症やハチによる被害が心配ですよね。

こうした被害に遭わないためにはどうにしたら良いか、

予防策や対処法を学びました。

 

 

実際にポイズンリムーバーも使ってみました。

頭ではわかっていても、実際使ってみるとわかることがありますね。

 

後半は浅間山公園での現場実習です。

 

道具を安全に扱うにはどうしたらいいのか、

「最近作業をすると腰が痛くて・・・」という悩みにも

丁寧にお答えいただきました。

 

 

 安全第一に、作業スタート。園路沿いの草を刈っていきます。

 

 

 終わった後は、こんなにスッキリしました!

 

 

毎年この時期に行う安全管理講習。

夏でも元気に楽しく活動するためには、日ごろからの心がけが大切です。

安全管理の重要性について、改めて確認する一日となりました!

ボランティア | もやん

2016年7月30日

ササの葉に乗る黒ウサギ??

浅間山公園では、野鳥やタヌキなどに配慮し、

ササ藪をあえて残している場所があります。

 

今回は、そんなササの上にいた、かわいい虫をご紹介。

 

園路脇のササの上に、鮮やかな黄緑色のイモムシを見つけました。

顔がなにか黒っぽく見える・・?

 

近づいて見てみると、

まっ黒な頭には、2本のツノのようなものがあり、

まるで黒ウサギのような顔をしています。

何かかわいく見えてきますね♪

 

近くで観察していると、驚かせてしまったのか、

身体をまっすぐにして、動かなくなってしまいました。

頭を下げて、黒いところを目立たなくして・・。

「ぼくはササです。ここにはいません・・」と猛アピール!

 

驚かせてごめんなさい・・。でも、バレバレな気もするよ・・?

 

このイモムシの名前は「クロコノマチョウ」。

成虫になるとこんな感じ。

周囲の落ち葉にうまく溶け込んでいます。

 

かわいさなら幼虫が上、隠れ上手なら成虫が上のようですね。

 

クロコノマチョウの幼虫は、本来ススキなどの方が好きなのですが、

たまたま成虫になる場所をさがしていたのでしょうか。

 

じっくり注意してみていると、こんなラッキーな出会いがあるかもしれませんよ!

季節の花、緑、生きもの | もやん

2016年7月16日

白い花まっさかり!~ヤマユリ~

梅雨の合間の晴れ間には、強烈な夏の日差しを感じられるようになりました。

緑がどんどん濃くなっているように感じられます。

 

樹上の緑に対して、

林床では鮮やかな白色が目につくようになっています。

 

小金井街道沿いでまず出迎えてくれるのは、

長い茎に無数の花をつけたオオバギボウシ。

 

 

まるで白いすだれがさがっているようです。

 

 

そこから少し奥に入っていくと、

ひときわ大きく、鮮やかな白い花が咲き誇っているのを、楽しむことができます。

背丈が1m近くもあり、まさに高らかに「咲き誇って」います。

 

 

中には、一株で10輪以上の花をつける見事な大株の姿も。

 

 

5月のムサシノキスゲもそうでしたが、

今年は例年よりも、咲く時期が早いようで、7月中ごろが最盛期となりそうです。

 

お見逃しのないように、お楽しみください♪

季節の花、緑、生きもの | もやん

2016年6月18日

初夏のトンボたち

6月1日に、前山のふもとに新しい広場が開園しました。

 

まだ芝生の養生中で、入れないところも多いですが、

ベンチなどがあり、ゆっくり過ごすことができます。

この広場のすみに、新しく池ができました。

浅間山では、まとまった水場が少なく、

トンボやカエルの生息地がないことが課題でしたが、

今回それを解決する方法として設置されました。

水の調整など、本格的に水がたまるのはまだこれからですが、

先日の雨で、さっそく少し水が溜まりました。

そこには早速水辺が好きな生きものの姿が。

真っ赤に色づいたショウジョウトンボ。

 

青みがかった夏の代名詞、オオシオカラトンボ。

 

芝生のうえには、たくさんのウスバキトンボ。

 

中には、早くも産卵に使い、暮らしの場として使っているトンボもいます。

クロスジギンヤンマが産卵に来ていました。

 

これからの季節は、さらにトンボの種類が増えてきます。

雑木林を歩き終わったら、ぜひ広場にも足を運んでみてください。

季節の花、緑、生きもの | もやん

2016年6月9日

第23回キスゲフェスティバルを開催しました!

毎年恒例の浅間山公園「キスゲフェスティバル」は、今年で23回目。

今回は578日、1415日と2週に渡り、土日に開催しました!

 

期間中は、春先の暖かさのせいか、

浅間山で自生しているムサシノキスゲの開花が早く、

初日を満開の状態で迎えることが出来ました。

 

非常に多くの方にご来園いただき、

過去最高の11,740名がいらした会場は大変なにぎわいでした。

 

キスゲフェスティバルは、浅間山公園で活動をしている

「浅間山自然保護会」、「府中野鳥クラブ」、「浅間山ウォーキングクラブ」の

3つのボランティア団体と共に開催しています。

 

 

 

日ごろから浅間山で活動されているみなさんは、

愛情たっぷりな様子で、浅間山の生きものの魅力を

来園者の皆様に伝えていました。

話す方も聞く方も、熱が入ります。

 

浅間山自然保護会の人気プログラム「葉っぱプリント」も大盛況!

時には行列が出来るほどに!

素敵な作品が出来て、ご満悦の様子の子どもたちの姿が印象的でした。

 

57日にはパークレンジャーによる「レンジャーガイドウォーク」を実施。

 

 

今回は、目立つ花や鳥だけでなく、

よく探さないと見つからない小さな生きものにスポットを当てました。

 

 

みんなでキノコの裏側を見たり、樹上を見上げたり、

足元の落ち葉をひっくり返したり、花の中をのぞいたり。

驚くほどたくさんの生きものとの出会いがあり、

そのすべてがとってもおもしろいくらしをしていることを

観察することが出来ました。

 

 

514日は浅間山自然保護会による「植物観察会」を実施。

 

 

樹木医によるガイドを通して、眺めるだけでは分からない、

植物の深い世界を楽しむことが出来ました。

浅間山の樹木や草花について、より深く興味を持って頂けた様子です。

 

 

キスゲフェスティバルが終わると同時に、

ムサシノキスゲも今年の花の時期を終えました。

 

 

しかし、浅間山公園はムサシノキスゲだけでなく、

四季を通じて様々な草花、昆虫、鳥などの生きものと

出会うことができる公園です。

梅雨が明ける頃には、ヤマユリが見事な姿を見せてくれます。

 

ぜひ他の季節にも、浅間山公園に遊びにきてくださいね。

ご参加の皆様、本当にありがとうございました!

イベント,季節の花、緑、生きもの | もやん

2016年6月8日

ホタルブクロ真っ盛り!

5月に浅間山をにぎわせてくれたムサシノキスゲも

すっかり実だけになり、浅間山は日に日に夏に近づいていきます。

 

そんな浅間山で今見頃を迎えているのが、ホタルブクロ。

小鳥の水場などでは、薄いむらさき色の花を楽しむことができます。

 

下から見るとこんな様子です。

ちょうちんのような独特の形をしています。

 

昔の人は、この花の中に、光るホタルを入れて、

それこそちょうちんのように楽しんだそうで、

このことが「ホタルブクロ」の由来になったとのこと。

 

なんでこんな形をしているのか、見守っていると、

中からひょっこりこんな虫が出てくることも。

※写真は形が似ている、5月に咲いていたホウチャクソウ。

トラマルハナバチが頭隠して尻隠さず・・。

ホタルブクロでも似たような状態がよく見られ、

花粉でもさもさになって花の中から出てくるところなど、

なんとも言えないかわいさです。

 

花にとまり、器用に奥に潜り込んでいけるハチ類に

集中的に集まってもらうために、

ホタルブクロはこの形になったと言われています。

 

観察する際は、ハチのお仕事をジャマしないよう、

そっとのぞくだけにしてくださいね。

 

 

季節の花、緑、生きもの | もやん

2016年5月5日

ムサシノキスゲが開花しています

GWに入り、気温がグンと上がりました。

待っていましたとばかりに、いよいよムサシノキスゲの開花が始まっています。

まだまだツボミが多く、3~4分咲きといったところ。

来週中には見頃を迎えそうです。

 

ダイミョウセセリも待ちかねていた様子。

 

今週末からいよいよ「キスゲフェスティバル」を開催します。

(開催日5/7~5/8、5/14~5/15※雨天中止)

※詳細はコチラ↓

http://musashinoparks.com/app/events/view/893

 

各種観察ガイドや写真展など、

浅間山の魅力をたっぷりとお伝えするプログラムが盛りだくさんです!

 

初夏の日差しの中、咲き乱れるムサシノキスゲを観察しに、

ぜひ浅間山へお越しください。

 

イベント,季節の花、緑、生きもの | もやん

2016年4月16日

おはよう!

春本番!

ついに今年初のムサシノキスゲの開花が確認されました!

まだ1輪のみですが、これからどんどん増えていきそうな

芽がそこかしこについています。

 

ムサシノキスゲだけでなく、いろいろな生きものが、

次々と目を覚ましてきています。

間伐材の上にはクロハナムグリの姿が。

何か茶色い??

本当はこんな色をしているのですが・・。

黒とベージュのはっきりとした色の昆虫です。

どうやら越冬から覚めたばかりで、体中に土がこびりついていた様子。

心なしか、動きもゆっくりです。

 

浅間山の隣にある壁の水抜き穴からはこんな生きものが。

ヒガシニホントカゲが起きだしてきたようです。

あ、なんか眠そう。驚かせてごめんなさい。

 

今回見つかった生きもの以外にも、たくさんの動植物が目を覚まし、

日に日ににぎやかになっています。

ただ、中には、眠たそうにゆっくり動いているものも・・。

見つけたら、驚かさないように、そっと観察してあげてください。

季節の花、緑、生きもの | もやん

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