武蔵野地域にある都立公園のオフィシャル情報を発信しています。

むさしのの都立公園

浅間山公園 オフィシャルブログ

2014年8月30日

イベント「夏の昆虫ガイドウォーク」を開催しました

夏の日差しがまぶしい82日、夏の昆虫ガイドウォークを開催しました。

雑木林が広く残る浅間山にはたくさんの昆虫が隠れています。パークレンジャーと

一緒に昆虫たちの暮らしを観察しに出かけました

 

スタートしてすぐに、小枝ごと地面に落ちているドングリを発見

風で落ちたのかな?と思い拾って見てみると、

どうにもドングリに小さな穴が開いているようです。

 

 

このドングリは、「ハイイロチョッキリ」というゾウムシの仲間が

切り落としたもの。

母ゾウムシはまだ青いドングリに樹上で卵を産みつけます

その後長い口を使って枝ごと切り落とすのですが、幼虫が食べやすいように、

ドングリが熟して硬くならないうちに落としてしまうと言われています。

子ども思いの母ゾウムシの大仕事の結果が、

この枝ごと落ちたドングリという訳です。

 

続いて、エゴノキの実を見ると、先ほどのドングリと同じく小さな穴が・・。

こちらはエゴヒゲナガゾウムシが開けた穴。よく探すと成虫の姿が見られました

木の実の種類が変わると、そこに集まる昆虫の種類も変わります。

植物の種類が多いと、昆虫など動物の種類も増えるというわけです。

 

後半は、クヌギの樹液を観察しました。

カナブン、チョウに混じって、大きなオオスズメバチの姿が!

驚かさないように気をつけて、一生懸命木をかじって樹液を広げている

姿を観察しました。スズメバチなどが広げた樹液にはたくさんの昆虫たちが

集まります。

人間には恐れられているハチですが、

自然の中では大切な役割を持っているのですね。

 

クヌギの根元では残念なものも見つかりました。

昆虫を飼育していたと思われるマットが捨てられてしまっています。

もしかしたら虫を放してしまったのかもしれません。

 

なぜ放したらいけないのか、絵を見ながらみなさんに考えて頂きました

好きな環境でない場所に放されてしまう、もともとその場所にいた生きものと

争いになってしまうなど、いろいろな問題があることが分かりました。

どこかでとってきた生きものを近所に放してしまうことは良くないことだと、

みなさん分かって頂けたようです。

この夏つかまえた虫は、最後まで自分で飼う!

そんな声をたくさん聞くことができました。

※都立公園では、生きものをつかまえて、連れて帰ることはできません。

公園内で生き生きと暮らしている姿を観察するだけにしてください。

 

じっくり観察すると、虫たちがどんな暮らしをしているかを

知ることができます。

小さな生きものを見つけたら、「何をしているのだろう?」と

よく観察してみてくださいね!

 

 

次のガイドウォーク開催は9月6日(土)。

今度はキノコの秘密に迫ります。

皆様ぜひご参加ください!

 

 

 

 

 

 

イベント | もやん

2014年8月11日

浅間山のこよみ【大暑(たいしょ)、立秋(りっしゅう)】

いよいよ夏がやってきました。

武蔵野に生きる様々な生きものたちも活発に活動する季節です。

暦は大暑、そして立秋を迎えます。

身近な自然に気を向けてみると、思わぬところで季節の移ろいを見つけられるかもしれません。

 

~今回もパークレンジャーより浅間山の自然を紹介していきます~

 

林縁を見ると、キンミズヒキが小さな黄色い花をたくさん咲かせています。

<キンミズヒキ>

 

花から花へと飛び回っているのは真っ黒なジャコウアゲハ。

花と対照的な黒い色は、緑が濃くなった林内では驚くほど目立ちません。

<ジャコウアゲハ>

 

林縁のエノキで葉を食べているのはヤマトタマムシ。

七色に輝く美しい体には日光を反射して体が熱くなるのを防ぐ効果があります。さらに強い日差しを受けた葉にうまく溶け込み、敵の目を避けることも出来ます。

<タマムシ>

 

花や昆虫の色には、生き残るための様々な工夫がかくされています。

夏ならではの色を楽しみながら、浅間山を歩いてみませんか。

 

【日本には「二十四節季」と呼ばれる、古くから日本人が親しんできた季節の区切りがあります。「浅間山のこよみ」として、暦にちなんだ自然をパークレンジャーがご紹介していきます。】

文章&写真:金本レンジャー

季節の花、緑、生きもの | よしこ

2014年8月7日

浅間山自然保護会対象の安全管理講習を行いました!

7月29日(火)。

浅間山公園でボランティア活動している浅間山自然保護会を対象とした安全管理講習を行いました。

この講習では、安全で安心に楽しく、雑木林でのボランティア活動を行うために、基本的な安全管理の心構えを学んでいきます。

 

講師は、森づくり安全技術・技能全国推進協議会で理事を務められている松井一郎氏です。

 

まずは「安全管理の心構え」から。日頃の作業において「ヒヤリ」「ハッ…!」とした場面がなかったか、活動中の安全管理や危険予知を改めて見直しました。

 

そして「夏の安全対策」。

夏の作業では、熱中症やハチによる被害が懸念されます。

こうした被害に遭わないためにはどうにしたら良いか、予防策や対処法を学びました。

 

今回の講座では、活動中の安全管理の重要性について改めて確認する一日となりました。

まだまだ暑い夏が続きますが、笑顔で楽しく活動するためにも一人ひとりの心がけが大切ですね。

ボランティア | よしこ

2014年7月17日

7月16日 ヤマユリが見ごろを迎えています!

毎日暑い日が続いていますが、日差しの強い日でも木陰の下を散歩できる浅間山公園では、今ヤマユリが園内各所で見ごろを迎えています。写真は前山に群生するヤマユリです。

 

浅間山のヤマユリは、浅間山自然保護会の方々が手厚く保護しているおかげで、毎年たくさんの花が楽しめます。散歩の途中で一息つけるあずまや周辺にも、一面に群生しています。

 

中山のところに咲くものは、なんと15個も花を付けていました。まだつぼみもありますので、これからさらに咲きますね。

 

前山の西斜面には、アキノタムラソウも咲いていました。こちらももうしばらく楽しめそうです。

 

ぜひこの見ごろの時期に、山野に咲く花々を見に来て下さい。木立を抜ける風が気持ちいいですよ♪

季節の花、緑、生きもの | みょうちゃん

2014年6月30日

東京農工大学大学院の皆さんとササ刈り実習を行いました!

6月26日(木)。

東京農工大学大学院の学生16名と教員、浅間山自然保護会のメンバー3名と共にササ刈り実習を行いました。今回の目的はササ刈りを通して、実際の雑木林保全・管理を体験することです。

実習地は、浅間山公園の南側で前年度雑木林マイスター講座で実習を行った場所です。

装備をしっかり整え、カマ、ノコ、剪定ばさみを使って作業を行いました。

刈ったササは、エコスタックへ運び入れます。

はじめは3m程のササが繁茂し、先が見通せなかった場所も

約80分間の実習を終える頃には、林床が見えてとても綺麗な状態になりました。

今回、浅間山公園では初めて大学のササ刈り実習を受け入れることとなりましたが、

学生・ボランティア・公園スタッフの皆で協力しながら作業を進めることが出来ました!

みなさんお疲れさまでした!

ボランティア | よしこ

2014年6月20日

イチヤクソウ、オカトラノオが咲いています!(6月20日現在)

梅雨のシーズン、浅間山ではイチヤクソウなどが見頃を迎えています。

ジメジメした天気の中、白い花がなんともさわやかに映ります。

 

 

オカトラノオも咲き始めました!

お星さまのような白い小さな5弁の花が、花序の下から順々に咲いていきます。

今はリラックスしたトラのシッポのようにだら~んと垂れていますが、

このあと順々に花が咲いていくと躍動感のあるトラのシッポのようにピンとした姿になります。

 

 

梅雨の中日となったこの日は、ルリタテハも気持ち良さそうに飛んでいましたよ。

 

梅雨のシーズンも、浅間山ではたくさんの生きものに出会うことができます!

ぜひ足を運んでみてくださいね。

季節の花、緑、生きもの | よしこ

2014年6月18日

浅間山のこよみ【芒種(ぼうしゅ)、夏至(げし)】

本格的な雨のシーズン、6月。二十四節季では芒種、夏至を迎えます。

『芒』とはイネ科の穂先にあるノギのこと。

田畑では麦を刈り、稲を植え、穀物の入れ替わる時期。

武蔵野の公園では、芝刈りが忙しくなる季節です。

 

今回もパークレンジャーより浅間山の自然を紹介していきます。

 

梅雨空の下、生きものたちの初々しい姿があります。

森の中では、羽化したばかりのミズイロオナガシジミや、アカシジミが美しい翅を休めています。

 

<ミズイロオナガシジミ>

 

草陰から現れたヒバカリは、つぶらな瞳のおとなしいヘビ。

まだ手のひらほどの長さなので、きっとこの春生まれたばかりでしょう。

<ヒバカリの幼蛇>

 

 

林縁ではホタルブクロが花を咲かせています。

<ホタルブクロ>

 

 

淡い薄紫色の花は、じとじとした空気の中で、爽やかさを感じさせてくれますね。

武蔵野に夏がやってきます。

今だからこそ楽しめる風景を見ながら、浅間山を歩いてみませんか。

 

【日本には「二十四節季」と呼ばれる、古くから日本人が親しんできた季節の区切りがあります。「浅間山のこよみ」として、暦にちなんだ自然をパークレンジャーがご紹介していきます。】

 

季節の花、緑、生きもの | よしこ

2014年5月20日

浅間山公園「キスゲフェスティバル」開催しました!

毎年恒例となりました浅間山公園「キスゲフェスティバル」を、

今年も5月第1週、第2週の土日に開催しました!

 

キスゲフェスティバルでは、浅間山公園で日頃より活動している「浅間山自然保護会」「府中野鳥クラブ」「浅間山ウォーキングクラブ」と協力しながらイベントを開催しています。今年のイベントでは、8,008名の方がご参加くださりとっても大盛況でした!

 

期間中は、日本で唯一自生しているムサシノキスゲをはじめ、キンランやギンラン、ハンショウヅルなどが咲き、訪れた方々の目を楽しませてくれました。

 

 

 

あずまや前では「野草と野鳥の写真展」が設置され、木漏れ日の中でみなさん写真をゆったり鑑賞していました。

 

また、子ども達に大人気のクラフトイベント「葉っぱプリント」も常時開催。布の上で葉っぱをこすると布に、葉っぱの形や色がくっきりと移ります。

その他にも、「園内植物ガイド」も随時受付け、参加者の方が熱心に耳を傾けられている姿も印象的でした。

パークレンジャーによるガイドウォークも51名の方が参加し、とっても賑わっていました。

 

 

ガイドウォークの様子は、こちらからご覧ください。(別ウィンドウで画面が開きます)

 

 

浅間山は住宅地の中にある自然豊かな都立公園です。

四季を通じて様々な草花、昆虫、鳥などの生きものと出会うことができます。これからの季節はヤマユリが見頃を迎えますよ!ぜひ浅間山公園に遊びに来て下さいね。

イベント | よしこ

2014年5月9日

「春の生きものガイドウォーク~浅間山をレンジャーと歩こう~」

5月3日、今年もキスゲフェスティバルが始まりました。暖かく好天に恵まれた初日の午後に、パークレンジャーによるガイドウォークを開催しました

小さなお子さんから、浅間山に通い続けている方まで、総勢51人もの方々が参加してくださいました。

 

 

まずは浅間山の主役の紹介。ムサシノキスゲはまだこれからといったところですが、キンランやギンランなどの植物が満開状態で迎えてくれました

 

 

なぜこんなに花がたくさんあるのか。長年に渡って手入れをしてくださっている「浅間山自然保護会」の方々や近隣の学生の方々の活動を紹介していきます。多くの方々が愛情を注いでくれた結果、こんなに美しい風景が見られるようになったのです。

 

続いて浅間山の生きものの暮らしも紹介。まずはキノコが生えた朽木が見つかり、そこには変わったマーク

 

クワガタが産卵するときに、卵や幼虫が乾いてしまわないように溝を掘るためのマークだと言われています。

 

この近くの木にはクワガタの幼虫などを食べるアオゲラ

 

 

の巣穴が見つかりました。枯れ木をキノコが柔らかくし、クワガタがそれを食べてほぐし、アオゲラが朽木を崩して幼虫をつつく。生きものはみんなつながっているんですね。

 

 

浅間山神社のある山に登っていくと、一面にキンランが咲いていました

 

 

なんでこんなに木の根元近くにまとまって生えているのでしょうか。

木の根とキノコは助け合って栄養や水分を吸収しやすくします。さらに、その関係の中にキンランも加わると、3者が助け合って生きていくようになります。つまり木とキノコがないとキンランの仲間は生きていけないのです。また一つ生きものどうしのつながりを見ることができました。他の生きものとつながっているこの場所だからこそ、美しい姿が見られることを実感して頂けたようです。

 

 

最後に、浅間山で一番高い神社の前で、季節が変われば自然はまた違う顔を見せてくれること、周辺にも生きものたちが暮らす自然が残っていることを紹介しました

 

 

今回見られたものは、ほんの一部分。また浅間山や近くの公園にあそびに来て、生きものたちとの出会いを楽しんでみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

イベント | はせ

2014年4月29日

キンランやギンランが見頃です!

淡い緑だった木々も、濃い緑に変わってきました。

浅間山では、春の山野草が見頃を迎えています。

代表的なキンラン、ギンランをはじめ

フデリンドウなども楽しめます。

キンラン

 

ギンラン

 

フデリンドウ

 

浅間山のみに自生するムサシノキスゲも、だんだんとつぼみが膨らんできました。

1,2株ほど開花も確認しています!(4月27日現在)

 

また5月3日(土)~5月11日(日)は、キスゲフェスティバルが開催されます。

浅間山の自然を写した写真展や、この時期ならではの動植物を紹介するガイドウォークなどが行われます!

↓↓↓詳細はこちらからご覧ください↓↓↓

http://musashinoparks.com/app/events/view/498

 

この機会にぜひ、浅間山に足を運んでみませんか?

みなさまのお越し、お待ちしております。

イベント,季節の花、緑、生きもの | よしこ