武蔵野地域にある都立公園のオフィシャル情報を発信しています。

むさしのの都立公園

自然を満喫

公園には雑木林や小川など、むさしのの貴重な自然が、今もなお残っています。 季節の変化を感じたり、たくさんの生きものに出会ったり、公園の自然を満喫しよう!

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  12. No.9 武蔵野の公園で見られるチョウ
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  1. No.1 どんぐり木の実

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  1. 【武蔵野公園】 樹木観察マップ
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パークレンジャーからのメッセージ

パークレンジャーが季節のオススメ情報や自然の見方をガイドします。

2019年9月27日(金)

夏から秋へ、「行き合いの空」

今年も、大きい台風が頻発しています。
被災されたみなさまにはお見舞い申し上げます。

 

気温が高い夏のような日があっても、暦の上ではもう秋。
空を見上げても、夏の雲と秋の雲が混在しているような様子を見ることができます。
このような、隣り合う2つの季節を行き交う空を「行き合いの空(ゆきあいのそら)」と呼びます。
新古今和歌集の夏歌にも使われた、趣のある言葉です。

 

台風明けには、この「行き合いの空」と呼べるような空模様が良く見られます。
季節の変わり目の短い間だけ見られる空ですので、この機会にぜひ目を向けてみてください。

9月写真

2019年8月31日(土)

バッタり出会えるかも?

朝晩すずしくなり、季節の変化が感じられる時期となりました。

夜になると虫のこえが聞こえ、少しずつ“秋”の気配を感じます。

 

さて、野川公園の“秋”といえば「バッタ」!

8月上旬には、また翅(はね)の短い小さな幼虫たちでしたが、

いまではモリモリと植物を食べ、立派な翅をもつ成虫になりました。

 

今日は、野川公園にあるバッタたちのすみか「ばったランド」探検をしてみましょう♪

どんなバッタに出会えるかな?

 

 

まずは、北地区の「ばったランド」へ。

一歩、足を踏み込むと…

 

「パタパタパタ‥‥」「ピョン」

 

飛んで草の上に着地したバッタを見つけるのは、すこしだけむずかしいですね。

みなさんは、どこにバッタがいるか分かりますか?

写真1

 

ショウリョウバッタがいました!

「何か用??」とでも言っているかのように、こちらを見ています。

写真1_2 写真2

 

別の草むらをのぞいてみると、どうやら中ほどにバッタの姿が。

写真3

 

オンブバッタです!草に止まってじっと様子をうかがっています。
見つからない自信があるのでしょうか、かくれず葉の上でじっとしています。

写真3_2 写真4

 

他にも、コバネイナゴやクサキリに出会うことができました。

 

クサキリは、緑色型と褐色型があります。

なぜ2つの型があるかというと、

住んでいる場所によって体の色を変えることで、うまく隠れるためです!

けれど褐色型が草の上に来ると、どこにいるか一目で分かってしまいますね。

写真5

 

今度は、わき水広場近くの「ばったランド」♪

ここは北地区の「ばったランド」より少し湿気のある場所です。

森に接していて日陰が多かったり、わき水が近くを流れていたりするためです。

 

いました!キリギリスの仲間、ササキリです。

ササキリは森林性のバッタです。

森に接しているので、こちらのばったランドではササキリに出会うことができるのです。

写真6

 

人が同じ方法で管理している2か所の「ばったランド」。

でも、周りの環境がちがうと、バッタり出会えるバッタの種類もちがうのですね。

まだ出会えていないバッタに会いに、ぜひ遊びにきてください!

 

来月には、7月から順延になっていたキッズレンジャースクールが開講されます。

定員まですこしだけ余裕がありますので、興味のある子どもたちはぜひご参加ください♪

 

 

キッズレンジャースクール詳細↓


20190928キッズレンジャースクール_裏面入稿用

どんな種類がいるのかな?好きな場所はどこかな?

キッズレンジャーになって、パークレンジャーと一緒にバッタについて調べよう!

君の発見が自然観察センターの展示になるぞ!

★イベント情報の詳細はこちら

 

開催日時:2019年9月28日(土)  9:00~12:00

※雨天の場合は9月29日(日)に延期となります。

集合:都立野川公園自然観察センター

参加費:一人税込100円

対象:小学生~中学生

持ち物:帽子、飲み物、あれば虫かご、虫あみ

申込方法:事前予約。都立野川公園サービスセンター(0422-31-6457)にて電話、または窓口で直接お申込みいただけます。

 

 

 

2019年7月31日(水)

暑さに負けるな!!

7月とは思えない寒さが続いていましたが、
先日の台風が一気に夏を運んできたかのような暑さになりました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

人間にとっては、公園の湧き水や噴水での水あそびが楽しい季節になってきました。

子どもたちはいつも元気いっぱいです♪
これに対し、生きものたちは急激な気温の変化についていけず、少々バテ気味の様子。

 

浅間山公園を調査で歩いていると、樹上から力のない声が・・・。

「ゴアァ・・・ゴアァ・・」

何かと思って見上げると、ハシボソガラスの姿が。

ハシボソトリミング

ちょっと様子がいつもと違うようです。

 

ヨタヨタと地上に降りてきました。
暑がりカラス

いつもは「ガァ!ガァ!」とハッキリした声で鳴いているのに対し、

このハシボソガラスは、口を半開きにして、辛そうな様子。声にも覇気がありません。

この猛暑にこの羽の色では、少々辛いものがありそうです。

 

野川沿いではアゲハチョウの仲間の姿。

クロアゲハ

 

カラスに負けず、黒光りする翅がきれいなクロアゲハ

アゲハチョウ

普段は草原を飛び回るアゲハチョウも川沿いで一休み。

川で水分を吸収し、何とか暑さを凌ごうとしているようです。

 

ずっと観察していたいけれど、暑くてまいってしまいそう・・・

そんな時は暑さを凌ぐべく、武蔵国分寺公園のサクラ並木の木陰を歩いてみます。

実はここのサクラの洞には最近二ホンミツバチが営巣を始めたのです。

古くからこの地域に生息している、とてもおとなしいハチです。

 

いつもはこのように、数匹の見張り役がいるくらいですが・・・。

普段の様子

 

この日は大賑わい!

二ホンミツバチ巣

さすがに暑すぎて、みんなで外にでてきたのでしょうか?

ハチを驚かさないように近くで見てみると、

「ブブブブブブ・・・・」という音が絶え間なく鳴り響いているのが聞こえます。

よく見てみると、ほとんどの個体が巣の入り口に背を向けて、

一生懸命に翅をはばたかせているようです。

 

通常、翅をつかわずにとまっている個体は翅がしっかり見えますが、
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

この時の巣の周りの個体は、ほとんど翅が見えません。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
ハチの身体の周りが白っぽく見えるのは、高速で翅をはばたかせているから。
実は、ハチはとても暑さに弱い種類です。

暑い日には多くの個体が巣の外に出て、全力ではばたいて、

少しでも巣に涼しい風を送り込んで、巣の温度を保つと言われています。

集団の力を利用した、見事な作戦ですね!

 

蒸し暑い日にゆっくり散歩してみると、
生きものたちがあの手この手で涼を得ようとがんばっている姿を見ることができます。

暑い時期だからこそ外に飛び出し、

厳しい季節を生き抜く生きものたちの作戦をじっくりと観察してみてください。

 

ただし、帽子をかぶる、水分を多くとるなど熱中症には

くれぐれもお気を付けくださいね!

2019年6月30日(日)

パークレンジャー:木村

がんばれ!鳥の子たち

梅雨入りし、蒸し暑い日が続くようになってきました。

春にはせっせと巣材やエサを運ぶ鳥の姿が見られましたが、今は成長したヒナたちが巣立ち、飛び回る姿が見られるようになりました。

1

コゲラの幼鳥です。

一心不乱に枝をつつき、虫を探しています。公園の園路沿いで人通りもある場所でしたが、人間のことはあまり気にしていない様子。隣の木では、無防備な子を心配し、親鳥が鳴いていました。自然界で生きていくのに学ばなければならないことが、まだまだたくさんありそうですね。

2

次に見つけたのはスズメ。こちらは親鳥で、クワの実をくわえています。黒く熟した実は甘く、スズメの大好物!器用にくちばしでつまんで、せっせと食べていきます。たくさん食べたのか、胸のあたりに紫色の果汁がついていますね!

3

その近くには幼鳥がいました。親鳥と比べると目の周りや頬の黒い模様がまだ淡い色をしています。親鳥が食べているのと同じ、食べごろのクワの実を見つけたようですが、なかなかとれない様子。枝からぶら下がり、実にかぶりつきながら奮闘中です。

子どもが大きくなるにつれて、親はだんだんエサを与えなくなっていきます。おなかを空かせた子は、こうして親のマネをして、食べられる実や虫、エサがとれる場所を覚えていくんです。

4

枝にぶら下がって熱心に葉をつつく鳥を発見。

お~い、何してるの?

5

よく見ると、足でしっかりとつかんだ葉っぱの裏に虫の卵が!これを見つけて、食べていたようです。

6

えっへん!得意げな顔を見せてくれたのは、エナガの幼鳥でした。だいぶ大人っぽくなってきて、自力でエサを見つけることもできるようになってきたようです。

7

こちらはシジュウカラの幼鳥。自力でガを捕まえたようです!見た目は幼くてもしっかり成長し、ひとりで生きていく力を身につけてきています。

公園に来て耳をすませば、幼鳥が親にエサをねだる声や、親鳥が子どもを呼ぶ声がそこかしこで聞こえてきます。もし幼鳥を見つけたら、そっと見守りつつ、「がんばれ!」と心の中で応援してあげてください!

 

※親鳥はいつも子どもを見守っています。人が近くにいるとストレスを与えてしまうと同時に、時には子どもを守るために親鳥が威嚇をしてくることもあるので、鳥の親子には近づきすぎないように注意し、静かに見守りましょう。

 

2019年5月31日(金)

パークレンジャー:金本

相棒をさがそう!

春が終わり、日々日差しが強くなる初夏がやってきました。

公園で見られる花も、徐々に主役を交代しているようです。
スミレやカントウタンポポなどの足元の小さな草花は一段落し、
これからは大輪の花を咲かせる山野草や、木々の花が目立ってきます。

 

特に雑木林の木陰でよく目立ちますので、
浅間山公園や野川公園の自然観察園に足を運んでみてください。

 

 

今多く見ごろを迎えているのが、木々の白い花。

①

こちらはガマズミ。小さな白い花がたくさん集まって咲いています。

 

 

修②

梅雨ごろには、お寺の鐘のような形をしたホタルブクロが見ごろを迎えます。

 

 

③

梅雨が明けて、夏の日差しが降り注ぐころには、
大輪のヤマユリが咲き誇るようになります。

 

 

こうしてみると、花の形は種類によって大きく違います。
なぜこんなに色々な形があるのでしょう?
それは、花と昆虫の関係に秘密があります。

 

 

植物が実をつけるためには、花粉をつくり、同じ種類の別の花に運ぶ必要があります。
そこで植物は花に蜜を蓄え、色を付けて昆虫たちの気を引くようになりました。
花から花へと飛び回る昆虫たちに、花粉を運んでもらう作戦です。

 

しかし、花粉が運ばれる先が同じ種類でなければ、実はつきません。
タンポポからスミレ、ヤマユリからホタルブクロ、では意味がないのです。
そこで植物は、できるだけ特定の種類の昆虫を呼び、
花から花へ移るときに、同じ種類を渡り歩くように、花を独特の形に変えていきました。

 

釣り鐘のような形をした花には…

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

トラマルハナバチなどの、ハチの仲間がよく集まっているようです。
(写真はホウチャクソウ)
飛ぶ力が強く、脚もしっかりしているハチの仲間は、
下からでも花にアプローチできます。

 

 

 

大輪の花には…

 

修⑤

大型のアゲハチョウの仲間がよく集まっています。(写真はヒガンバナ)

大きくラッパ状の形をした花は蜜が奥の方にあり、
体が大きく長い口を持ったアゲハチョウの仲間が有利です。
大きな花びらは、これらの大型のチョウがゆったりと
とまれるスペースになっています。

 

花の形は、集まる昆虫の種類をできるだけ限定し、
花粉を同じ種類の花に運んでもらう作戦だと言えます。

それに対して、こんな作戦の植物も。

 

 

 

 

小さな花がたくさん集まるガマズミには…

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

コアオハナムグリ

 

 

 

修⑦

キマダラカミキリ

 

 

⑧修

セイヨウミツバチ

 

 

本当に色々なタイプの昆虫が集まってきています。
この場合は、とにかくたくさんの昆虫たちを呼び、そのうちどれかが、
同じ種類の花にたどり着いてくれればいい、という作戦のようです。
「ヘタな鉄砲、数撃ちゃ当たる」作戦ですね。

 

 

花の形をじっくり観察してみると、確実に実を残すために、
植物が長い年月をかけて昆虫との関係を築いてきたことが、分かってきます。

 

きれいな花が咲いていたら、形に注目しながら、そっと見守ってみてください。
その花の「相棒」とも呼べる昆虫がやってくるところが見られるかもしれません。

2019年4月30日(火)

パークレンジャー:矢口

春は黄色い花が多い?

今年は寒かったり暑かったりと、季節が行ったり来たりしていますが、

むさしのの都立公園は、あちこちで花ざかりです。

 

ヘビイチゴ、

(写真1)ヘビイチゴ

 

カントウタンポポ、

(写真2)カントウタンポポ

 

ジシバリ、

(写真3)ジシバリ

 

そしてキンラン…。

(写真4)キンラン

強くなっていく陽射しを集めるように、輝いています。

 

こうして見ると、春の花には黄色いものが多くあるのがよく分かります。

その理由にはいろいろな説がありますが、一説には昆虫を呼ぶためとも言われています。

 

植物にとって、花を咲かせる一番の目的は自分の子孫(タネ)をつくることです。

タネを作るのに必要な花粉が運ばれてくる方法はいろいろありますが、多くは昆虫が運びます。

そのため、花は昆虫を惹き付けるための工夫をするのです。

 

その工夫の一つが色です。

春にいち早く活動を始める昆虫にはアブやハエの仲間が多く、これらの虫たちは黄色い色に敏感だといわれています。

そのため、春には黄色い花が多く咲くのだそうです。

 

確かに、写真を撮っている間、花粉を体中にまとって、忙しく飛び回っている様子をよく見かけました。

(写真5)花粉

植物と虫たちは協力しあいながら、あっという間に過ぎていく春を賑やかに過ごしています。

遠出も良いけれど、身近にある公園で、そんな様子を観察してみませんか。

2019年3月31日(日)

パークレンジャー:浅野井

スミレの花

町の片隅でも、山道の傍でも、春風に揺れるスミレの花を見ることのできる季節になりました。

小さなかわいらしい花が目にとまるとなぜかほっとしますね。

「すみれの花咲くころ」の歌にもあるように「春を告げる花」として代表的な草花です。

日本のスミレは約60種。野川公園でも自然観察園などで、

武蔵野地域のスミレが数種類見られます。
野生のスミレの中で、道端などでも見かける一番身近なスミレはタチツボスミレでしょう。

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茎の根本の方にある葉がクシの葉のように細かく切れ込んでいます。

関東地方の平地では、この葉がタチツボスミレの目印です。
今年はコスミレが一気に咲いて早くも見頃となりました。

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大きめの花と少し長い葉。コスミレという名ですが決して小さくありません。
さて、スミレの花がこんなにも人をひきつけるのは、理由の一つにその花の形があるような気がします。

茎の先に一つだけついて風に揺れるその形は、とても独特です。

スミレの花を横から見ると袋のようになっている部分が上に持ち上がっています。

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図鑑によると、これが大工さんが使う墨壺に似ているので「墨入れ」→「すみれ」になったという説もあるそうです。

袋の部分は墨でなく蜜がたくさん入っているのでしょう。

そう思ってスミレをじっと見てみると、なんだか不思議になってきました。

「ここに蜜が入っていたら、袋の底が上を向いているから蜜がどんどん出てきてしまうのではないか」

「この中はどうなっているのだろう」

そんな疑問も浮かんできます。
そこでスミレを一つだけそっとめくってみてみました。

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すると、袋の中に蜜はありませんでした。かわりにおしべの下から伸びた細い管のようなもの…。

この中に蜜がはいっているのでしょうか。
残念ながら今回は蜜を確認はできませんでしたが、

スミレの花は思ったよりずっと精巧な作りでした。きっと虫たちに上手に花粉を運んでもらうための工夫がこらされているのでしょう。
かわいいだけでなく、一筋縄ではいかないスミレ。これからも目が離せません。

2019年2月28日(木)

パークレンジャー:浅野井

今だけ!早春の花たち~野川公園自然観察園~

まだまだ寒い日が続きます。

ただ、刺すような冷たさに中にも、

ほんのりと春を感じられる日差しが差すことが多くなってきました。

 

野川公園自然観察園では、わずかな光や温度の違いを感じ、

目を覚ました早春の植物たちを楽しむことができます♪

イヌノフグリ2

イヌノフグリです♪

のかんぞうの里に咲くイヌノフグリの花、なんと大きさが5mm以下。

ほんとうに、小さい!

しかも、お天気の良い日でないと、きれいに開花しないのです。

 

キランソウ2

かたくり山では、キランソウも咲き始めました♪

別名「地獄の釜の蓋」。

名前の由来には、

「薬効があるため、人々を助けて地獄へ行くのを防いでくれる」

という説もあります。

きれいな青紫色の花を見ると、人助けの説を推したくなりますね。

 

ウグイスカグラ2

ウグイスカグラという樹木の花も咲き始めています♪

黄緑色の新しい葉に、ピンク色の星状の花。

色のコントラストがまさに“春”です!

 

早春にさえずるウグイスがこの花の周りを飛び回っている様子が、

まるで神楽(かぐら)※を舞っているかのように見えたことから、

名づけられました。

※神楽:神社の祭礼などで、神様にささげるために演奏される歌舞

 

ところで、開花中のウグイスカグラの枝をよく見てみると、

枝に何かが巻き付いているように見える部分があります。

まるでマフラーを巻いているようですね。
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これは、托葉という葉の枯れたもの。

幼木や徒長枝に多くみられます。

樹に葉や花が見られないときでも、

これを見たら「この樹はウグイスカグラ!」と

答えることができそうですね♪

 

これから春本番です♪

私たちを楽しませてくれる生きものはどんどん増えてきます。

季節の移り変わりのほんの一瞬しか姿を見せない花もあるので、

ぜひ、お天気の良い日に、春の自然観察園にいらしてください!

2019年1月31日(木)

パークレンジャー:浅野井

月が見頃ですよー♪

乾燥した日が続く東京ですが、そんな時こそ、夜空の見時!

冬は空気中の細かい水分が減り、視界を邪魔しないため、春や夏に比べて月や星をはっきりと見ることができます。

 

そして、この冬は見ごたえのある天文現象もいろいろあります。その一つが「スーパームーン」です。

「スーパームーン」とは、天文学上の言葉ではありませんが、地球に最接近した新月か満月のことを言うそうです。ですが、新月の日は月を見ることはできないので、満月を指して呼ばれることが多いのです。

2019年のスーパームーンは、2月20日、天気が良ければ日本各地で見ることができます。

ちなみに、ここ数年で最も近づいた2016年に次いで、2番目に近い距離だそうです。

写真①月

では、なぜ満月の大きさに差が出るのでしょうか。

それは、月の軌道は楕円形をしているため、地球と月との距離は一定ではないからです。

また、太陽や地球などの重力を受けてわずかに変化するため、多少の「ゆらぎ」が出ます。満月の時の地球からの距離は、およそ35万6千kmから40万6千kmの間で変化します。最も近い満月は最も遠い満月に比べて、見た目の直径が14%程大きく、30%程明るく見えます。これが「スーパームーン」なのです。

 
と、「スーパームーン」について書いてみましたが、月の魅力はもちろんそれだけではありません。形を変えたり、ときには明るい星に接近したり、夕暮れの空にかかってみたりと、日々楽しませてくれます。「スーパームーン」をきっかけに、時折夜空を見上げ、月を楽しんでみませんか。

 

*夜の公園を楽しむための3つのお願い*

・都立公園内は火気厳禁です。火気の使用はご遠慮ください。

・ゴミの持ち帰りにご協力ください。

・公園の周りは住宅地です。静かに星や月を楽しみましょう。

 

2018年12月28日(金)

パークレンジャー:木村

キッズレンジャースクール、開講!

12月23日に、野川公園でキッズレンジャースクールを開講しました!

キッズレンジャースクールとは、自然について知り、その魅力を伝えることができるスキルを身に付けた「キッズレンジャー」を養成するイベントプログラムです。

今回のテーマは「冬のカマキリ調査隊!」

公園の中にどんなカマキリがいるのか、どんなところに卵を産むのか調査をします!

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集まったのは自然大好き!カマキリ大好き!な子どもたち18名!

担当の木村レンジャーが、調査とは何なのか、公園にはどんなカマキリがいるかレクチャーをします。

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自然が大好きな子どもたち。レンジャーからの問いかけにどんどん手が挙がります!

配られたレンジャーノートにメモを取るなど、とても熱心に勉強していました。

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レクチャーの後はいよいよ外に出てカマキリの卵調査!カマキリの卵がありそうな場所を推測して、実際に探してみます。

今回は自然観察センターとその近くにある原っぱ「ばったランド」、雑木林の3ヶ所を調査。ばったランドの木の周りをみんなで観察していると…

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「あ!あった!!」

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木の上にカマキリの卵を発見!丸い形をしていて、上部に突起がついています。

レクチャーを思い出し、ノートを見返して、ハラビロカマキリの卵だと分かりました。

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他の枝にも卵を発見!調査道具の虫メガネを使ってじっくり観察しています。

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見つけたら、地図に卵があった場所と、何の種類のカマキリかを記録します。

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雑木林の調査では、カマキリの卵以外にも、キノコや昆虫などが観察できました!

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調査後は自然観察センターに戻り、調査結果のまとめと考察を行います。

結果を大きい地図に書き込み、それを見ながらなぜこのような結果になったのか、みんなで考えます。

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最後はキッズレンジャー認定式!プログラムを修了したみんなにキッズレンジャー証とキッズレンジャーバッジが授与されました。調査をして、結果をまとめ、自分で考えて結論まで出すことができ、立派なキッズレンジャーが誕生しました!!

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今回キッズレンジャーたちが調査した結果は、自然観察センターで展示しています。

気になる方はぜひ足を運んで、カマキリの卵を探しに行ってみてください!

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