武蔵野地域にある都立公園のオフィシャル情報を発信しています。

むさしのの都立公園

玉川上水緑道 オフィシャルブログ

2021年5月6日

今年のキンラン

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玉川上水緑道では、今年もキンランの愛らしい姿を確認することができました(本日5月6日の段階では、花はもう終わってしまっています)。

 

キンランは絶滅危惧種で、玉川上水緑道でも保全に力を注いでいる植物です。ご存じのようにある特定の樹木につく菌類から養分を得て生育していて、花単体では生きていけません。複雑に構成された自然環境の中でのみ生きていける、か弱い存在なのです。

 

キンランを守るには自然環境を守り、その自然のバランスを守るようにしなくてはなりません。これは非常に難しいことですね。私たちいち個人にできることはあるでしょうか? ゴミを減らし、CO2を減らす、そういった小さなことでも第一歩になるのかもしれません。そんな私たちの行動、姿勢が来年のキンランの姿となって現れるように思えます。

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2021年2月19日

We uploaded the video “Ranger’s Guide to The birds seen at Tamagawa Josui Scenic Road” !

Winter is great season for birdwatching!

We uploaded the video on YouTube, to tell you about the beautiful birds seen at Tamagawa Josui Scenic Road.

Click the URL below to check out !

 

Ranger’s Guide to The birds seen at Tamagawa Josui Scenic Road – YouTube

玉上野鳥英語サムネ

 

玉川上水緑道で見られる野鳥を英語で紹介する動画をアップしました!

上記URLより、ご覧ください。

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2020年12月13日

玉川上水緑道 紅葉の風景2020

人間の世界がどんなことになっていても、自然の世界では時間は悠然と流れていくのですね。

 

玉川上水緑道では、今年も秋の紅葉の風景が随所で見られます。

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紅葉は公園でも観光地でも見ることができますが、緑道での風景というものは一味違っています。何がというのは説明が難しいのですが、あえていえばどこかノスタルジックな、という感じでしょうか。

 

国の史跡でもある玉川上水に沿った本緑道は、やはり昔からの風景を極力変えないようにしています。だからでしょうか、緑道を歩いていると、昔見た記憶の中に残る懐かしい風景がふと頭をよぎるのです。

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紅葉の景色を見ていても、今が2020年ということを忘れて子供のころに戻ったような感覚で、「ああ、キレイだなぁ」と素直な気持ちで思ってしまうのです。秋の澄んだ日差しも人の心の中まで透かすようですね。

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玉川上水緑道にお出かけの際は、何か気になる風景の前ではしばし佇んで、忘れていた記憶の中の散策も楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

※写真は上から、・新小川橋付近(東京都小平市上水新町2丁目23あたり) ・小川水衛所跡(東京都小平市上水本町2丁目19あたり) ・西中島橋付近(東京都小平市中島町3あたり)

 

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2020年4月2日

令和2年、玉川上水緑道の桜の風景

不要不急の外出自粛、とても大事なことですね。しかし、そんな間に今年の桜の季節も終わりを迎えつつあります……。

 

玉川上水緑道は、上流は昭島市から下流は杉並区までエリアが長いので、桜も場所場所で状況が少しずつ違っているようです。そんな中、今回私が(仕事の合間に)しばしたたずんだのが、その名もまさしく「桜橋」の桜です。玉川上水にかかる橋の中で唯一「サクラ」の名を関した――と言いたいのですが、実は「桜橋」は2つあります。小平市と武蔵野市にですが、ここで紹介したいのは武蔵野市関前1丁目の「桜橋」です。

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この桜橋の左岸側(下流を見て左側)は、下流のJR三鷹駅に向かって約2kmほどの桜並木が続いています。玉川上水緑道の中で随一の桜並木といえるでしょう。

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桜橋は明治22年に架けられたそうで、国木田独歩の「武蔵野」にも出てくるそうです。橋のたもとには、そんな桜橋の由来を刻んだ碑が設けられています。また、小さく目立たない場所にあるのであまり知られていないのですが、国木田独歩の碑も建てられています。興味のある方は探してみて下さい(ヒントは橋のすぐ近く)。

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さらに、この桜橋から下流に向かって歩いていくと、途中、玉川上水路の中に、昔の遺物を見ることができます。

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石垣? 非常にきれいに並びそろえられていますね?? 

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石橋? 

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いったいなに??

 

ぱっと見には何なのかわからないのですが、それぞれに歴史や由来があるのに違いありません。また今度、じっくり検索してみなくては。 

 

不要不急の外出自粛を逆手に取り、たまにはネット検索での歴史探求なんかもいいのではないでしょうか?

 

 

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p.s.個人的には、この大橋のたもとの桜が一番好きです。橋のたもとという立地と、枝の伸び具合がいいんですね。大橋は、桜橋の2つ下流側の小さな橋です。

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2019年12月11日

レンガ積み古橋に歴史を感じる秋

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玉川上水緑道、どんどん橋からの紅葉です。

 

玉川上水は、多摩川上流の羽村から江戸・四谷までの全長43kmにわたります。1653年に完成したこの上水路は、江戸城中へ飲料水を引く為に人の手によって築かれた人工の水路なのです。

 

350年以上の歴史のある玉川上水に沿って散策道として整備されました玉川上水緑道には、この歴史の深みを感じさせる遺物が現在も所々に残されています。

 

例えば、三鷹市と杉並区の境にある牟礼橋。ここは今年6月に放射5号線、いわゆる東八道路が延長されて 新しく片側2車線の広い道路が開通した、いわばまさしく今の時代を感じさせる場所です。この牟礼橋のす ぐ上流側に、古ぼけた小さな橋がかけられています。これが、どんどん橋です。

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ちょっと目に付きにくいのですが、このどんどん橋はレンガ積みで作られています。これがもう、明治時代を感じさせるとでもいいましょうか、実にノスタルジックなたたずまいなのです。

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そしてこの橋の横に、これまた半分風化したような石碑がたっています。刻まれた文字も私にはほとんど読めないのですが、「石橋建立~~」とだけなんとか読めるところから、今のどんどん橋を作った際の記念の石碑ではないかと思われます。少なくても100年以上前のものではないでしょうか。どなたか、ぜひ解読にチャレンジしてみてください。

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少し調べましたところ、一番最初の石橋としてのどんどん橋(当初は牟礼橋と呼ばれていたらしい)は、宝暦七年(1757年)にそれまでの木橋を石橋に架け替えたものだといいますから、250年以上におよぶ歴史があるわけです(この間に何度か架け替えられている)。

 

いずれにしましても、歴史好き、郷土好き、レトロ好きにはたまらない風景です。この風景にひたり、思いをはせていると、周囲を行き交う自動車の騒音もすっと遠くなり、脳裏には何百年も前のこの場所に暮らし行き交っていた人々と、のどかな田園の風景が広がってくるのです。

 

どんどん橋は、東京都三鷹市井の頭1丁目7あたり、人見街道沿い。京王井の頭線 久我山駅から徒歩約10分 

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2019年2月18日

早春の玉川上水を歩きませんか

風が冷たいながらも、玉川上水緑道にも少しずつ春の気配がやってきています。

今日は、三鷹駅から西へ続くルートを巡回。

芽吹きだした緑と、ぽっちり小さい赤い花が目を引いた、ウグイスカグラ。

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気の早い一番花です。

スイセンの清楚な花も。

玉上スイセン190218

いちょう橋からは、道が新しく整備され、歩きやすい歩道が続きます。

北側に広い境浄水場の土地が続き、明るく空が開けた散歩道です。

玉上桜橋付近

少しだけ冬芽が膨らみだしたサクラの陰から顔をのぞかせたのはエナガ。

エナガ190218

このあたりは、他にもメジロ、コゲラ、シジュウカラなどが飛び回っていました。

来月は、玉川上水緑道のウォーキングイベントが開催されます。

3月13日(水)10:00~12:00 ノルディックウォーキング教室

教室では井の頭公園第二公園から東側へ歩きます。

自然豊かな玉川上水を歩いてみませんか?

 

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2018年11月26日

やわらかな紅葉

良く晴れて朝晩冷えるこのところのお天気、

紅葉が進むにはいい条件となっています。

玉川上水緑道も、美しい秋色になってきました。

玉川上水301123

クヌギやコナラ、イヌシデなどの黄色、

ミズキやサクラのやわらかい赤がきれいです。

玉川上水ミズキ紅葉301123

モミジやイチョウの鮮やかさもいいですが、

微妙な雑木林の色合いも緑道らしいと感じます。

季節の変化をお楽しみください。

 

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2018年7月21日

玉川上水緑道で納涼を

連日記録破りの猛暑のこの夏ですが、

玉川上水緑道の木陰に入ると、とたんに5~6度は下がった感じ。

清願院橋web

水の流れも涼しげで、

暑いながらも、気持ち良く歩けます。

こちらは、じょうすいこばし付近の放流口です。

じょうすいこばし放流口web

気温35度以上は蚊も飛ばない暑さとのこと。

この日は立川市の最高気温37度を記録していましたが、

玉川上水緑道の中では蚊に刺されましたので、

本当に気温が緑道の外より下がっている証拠でしょうか。

緑道内ではウォーキングやジョギングを楽しむ方をたくさんお見かけしました。

 

散策の際は、熱中症対策と虫刺され対策をお忘れなく!

 

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2018年6月26日

夏の雑木林は昆虫酒場

夏の暑さになった玉川上水。

散策していると、所々で甘酸っぱい香りがすることがあります。

クヌギやコナラの樹液が発酵した香りです。

樹液を求めて、たくさんの昆虫が訪れる季節になりました。

カブトムシや、

玉川上水カブトムシ

カナブンに、ヨツボシオオキスイ。

玉上カナブンとヨツボシケシキスイ

いい感じに発酵したおいしい樹液が出ているところを求めて、

なわばり争いしていることも。

昆虫観察が楽しい季節です。

しかし、そんな争いに、スズメバチが顔を出していることもしばしば。

スズメバチ

1~2匹で巣から離れて樹液を吸いに来ている時は、

むやみに攻撃してきたりしませんが、

うっかり巣に近づいてしまうと大変危険です!

写真は、以前木のウロに作られたオオスズメバチの巣の出入口の様子です。

複数のハチが辺りを警戒中。危ないのでかなり望遠で撮っています。

こんなのを見つけた時は静かにその場を離れて、

巣のある場所をサービスセンターへお知らせください。

 

なお、都立公園内では動植物の採取や持込みは禁止されています。

ご協力をお願いいたします。

 

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2018年6月23日

小さな小さな夏の花

6月、梅雨の合間の玉川上水緑道です。

玉上寺橋付近0622

木蔭が気持ち良く、蒸し暑い日もいくらでも歩ける感じです。

野草の花を探しましたが、ヤマユリはまだつぼみ…。

 

が、足元に小さな白い花が咲いていました。

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ヤブコウジ、十両の花です。

高さわずかに10㎝前後。

常緑の葉の下に真っ赤な実を下げる姿が愛らしく、

秋冬には目立つ植物ですが、夏の花は実に控えめ。

下向きに直径でも6㎜ほどの小さな白い花を咲かせています。

玉川上水ヤブコウジ花300622

うっすら紅色がかった個体もあり、

下から見るとなかなか可愛いです。

 

 

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