今年は3年ぶりに浅間山公園にて
「キスゲフェスティバル」を開催しました。
開催日は、4月30日(土)、5月1日(日)、7日(土)、8日(日)の4日間です。
多くのみなさんが開催を待ちわびていたこともあり、
コロナ以前よりも大きな盛り上がりを見せました!

キスゲフェスティバルは、
世界で浅間山公園だけに自生するムサシノキスゲや、
浅間山公園の豊かな自然をみなさんに楽しんで頂くため、
浅間山を考える会(浅間山自然保護会、府中野鳥クラブ、
浅間山ウォーキングクラブ、東京農工大学など)とともに開催し、
各団体の特徴を活かしたコンテンツが盛りだくさんのイベントです。
浅間山自然保護会による「園内植物ガイド」では、
少人数のグループに分けて、
浅間山で見られる植物の生態等についてガイドを行いました。
参加者のみなさんからは「楽しかった!」や「勉強になった!」等
嬉しいお声をたくさん頂きました。

また、
浅間山を考える会の会員が撮影した作品を展示した「山野草と野鳥の写真展」では、
多くの方々が足を止め、それぞれの写真の解説を聞きながら
楽しそうに鑑賞されていました。

さらに、5月8日(日)に開催された、
浅間山ウォーキングクラブによる「キスゲウォーキング」では、
国分寺崖線沿いから浅間山までを歩き、
地形、歴史、文化、自然など、
地域の魅力を肌で感じて頂きました。

キスゲフェスティバルのメイン会場となったあずまや前のブースでは、
パークレンジャーによる「レンジャートーク」により、
ムサシノキスゲはもちろん、昆虫や爬虫類、哺乳類など、
浅間山に生息・生育する動植物の魅力を紹介しました。


ムサシノキスゲのピークは過ぎてしまいましたが、
7月にはヤマユリが、夏には昆虫たちが、
冬には野鳥たちの姿が楽しめます。
街中に残った生きものあふれる雑木林の浅間山に、
ぜひ遊びに来てくださいね。
ご参加頂いたみなさま、
ご協力頂いたボランティアのみなさま、
本当にありがとうございました!