武蔵野地域にある都立公園のオフィシャル情報を発信しています。

むさしのの都立公園

浅間山公園 オフィシャルブログ

スタッフの紹介

名前   :もやん

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2021年10月27日

【イベントのご案内】森の地図スタンプラリー開催中!

秋がだいぶ深まってきました。

紅葉も少しずつ進み、園内各所ではどんぐりがひろい放題です♪

気持ちの良い秋の空気の中、浅間山公園では久しぶりにイベントを開催しています。

毎年、春と秋に開催している、武蔵野エリアを周遊する人気イベント「森の地図スタンプラリー」。
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、ここ2年はデジタル開催が中心になっています。

今回も、「第17回森の地図スタンプラリー」が10/16(土)~12/5(日)の期間で開催中です。
※詳細は以下サイトをご確認ください。↓
https://www.musashino-cotswolds.jp/%E6%A3%AE%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%9B%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC/

ぜひみなさん秋の公園の散策がてら、お気軽にご参加ください♪

また、近くの武蔵野公園では、特に今週末10/30(土)と10/31(日)にオープンカフェを開催予定です。

軽食のキッチンカーが来るほか、武蔵野公園の特徴である国分寺崖線や、浅間山公園の自然を紹介する展示パネル、
この日だけのリアルスタンプも設置予定!

秋のさわやかな空気を楽しみながら、公園をおさんぽがてらのぞいてみてください!

なお、新型コロナウイルスの状況次第では、急遽予定が変更になることもございます。
あらかじめご了承ください。

ご参加のみなさまも、マスク等健康対策にご留意のうえ、お気をつけてお越しくださいね!

イベント| もやんavatar

2021年7月10日

ヤマユリの見ごろが近づいています(210710)

気温が30℃を超える日が増え、

夏本番が近づいてきた印象があります。

夏本番の最初を彩る花のヤマユリが、間もなく見ごろを迎えそうです。

ヤマユリ

7~8割のつぼみが咲き、山中に甘い香りが漂っています。

残りのつぼみも次々開花してきますので、

今週から来週にかけてが、ピークとなりそうです。

まもなく緊急事態宣言下になってしまいますが、

感染症対策を十分にされたうえで、できるだけ少人数・短時間でお楽しみください。

運が良ければ、夏らしいこんな昆虫の姿も・・・!

ヤマトタマムシ

初夏の雑木林らしい生きものたちが、みなさまをお待ちしております♪

季節の花、緑、生きもの| もやんavatar

2021年7月1日

ヤマユリ情報(210701)開花しました

雨の日が続きますが、季節は着実に進んでいます。

ヤマユリ210630

多くの方々がお待ちかねのヤマユリが、ようやく咲き始めました!

白く膨らんだつぼみがまだ多い状態ですが、
ポツリポツリと大輪の花がのぞきはじめています。

独特のあまい香りも、まだ山全体を覆うほどではありませんが、
ほのかに漂い始めました。

他にも夏らしい、昆虫の姿も。

ノコギリクワガタ

このままの天気が続けば、ヤマユリの見ごろは7/10~7/20頃になりそうです。

梅雨の晴れ間を狙って、ぜひ散策を楽しんでください!

季節の花、緑、生きもの| もやんavatar

2021年6月27日

ヤマユリ情報(20210627)

まもなく7月。

緑がすっかり濃くなった浅間山公園では、
夏の草花が主役になってきています。

オオバギボウシ

この背の高い白い花はオオバギボウシ。
例年よりも、10日ほど早いようです。

他にも、オカトラノオ、ヒヨドリバナなどが次々開花しています。

これからの時期の主役といえば、何と言っても「里山の女王」、「里山の宝石」などと
呼ばれることがある「ヤマユリ」です。

つぼみ

つぼみがだいぶ白味を帯びてきました。
開花まであと1週間、ピークまでは2~3週間といったところでしょうか。

また随時、当ブログにて開花状況をお知らせしていきますので、ご確認ください!

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2021年5月5日

浅間山公園とムサシノキスゲの紹介動画のご案内(キスゲフェスティバル中止を受けて)

ゴールデンウィーク終盤。

今年は例年よりも早く、ムサシノキスゲが最盛期を迎えました。

200515浅間山公園_ムサシノキスゲ群生

 

ムサシノキスゲ以外にも色とりどりの花々が咲き乱れる風景が見られるこの時期に、

毎年開催するのが、「キスゲフェスティバル」。

【チラシ】2021_0501-9キスゲフェスティバル中止

写真展、ガイドプログラム、クラフト教室など、浅間山の自然をもっと楽しむための

プログラムが盛りだくさんのイベントを開催していますが、

今年は緊急事態宣言の発出を受けて、中止とせざるを得ませんでした。

 

本当はパークレンジャーのガイドプログラムなどで、

もっと浅間山の魅力を知ってもらいたいのですが、

今年は断念せざるを得ません。

 

そこで、せめてもの替わりとして、

レンジャーが浅間山公園とムサシノキスゲの特徴を解説する動画を

作成しました。

園内散策の際、または遠方などの理由のため外出を控えている際に、

ぜひお役立てください。

 

その他、今の浅間山の自然を少しだけご紹介します!

キンランやギンランも、もう少し楽しむことができそうです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

写真4

 

キビタキなどの夏鳥の声も日々多くなってきました。

(写真提供:府中野鳥クラブ)

写真17(府中野鳥クラブ提供)

 

園路沿いの柵の上では、ヒガシニホントカゲとニホンカナヘビがなかよく日向ぼっこ・・

トカゲカナヘビ

 

生きものたちは今年も変わらず元気です!

新型コロナウイルスが終息し、

1日も早くみなさまと浅間山公園で会える日がくることを祈っております!

イベント,ボランティア,季節の花、緑、生きもの| もやんavatar

2021年3月26日

ムサシノキスゲ発芽確認

サクラも満開になり、いよいよ春本番です。

 

全面雑木林の浅間山公園でも、春ならではの風景が広がり始めていました。

タチツボスミレ

タチツボスミレが大きな群生をつくっていました。

一番おなじみのスミレで、園路沿いなどをにぎわせてくれています。

 

少し奥に目をやると、浅間山公園の主役と言える植物が芽を出していました!

ムサシノキスゲ発芽

浅間山公園にしか自生しないムサシノキスゲ。

今年も元気に生えてきました!

 

すでに約20cm。

今年は少し早いかもしれません。

 

ムサシノキスゲ群生

このような風景が見られるようになるのは、

4月下旬から5月初旬頃と予想しています。

 

恒例の「キスゲフェスティバル」は、例年のような規模の大きな形では難しそうですが、

密にならない程度に、のんびりお散歩をしながら楽しんでください!

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2021年2月14日

浅間山公園の冬鳥たち

少しずつ暖かい日が増え、早春の花々が咲き始める時期になりました。

本来であれば野鳥観察イベント「冬鳥の観察会」を開催する時期なのですが、

今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、

中止せざるを得なくなってしまいました。

 

そこで、楽しみにしていた方に、少しでも冬鳥たちの様子を確認して頂くべく、

写真でご紹介したいと思います。

写真は、「冬鳥の観察会」で講師をお願いする予定だった「府中野鳥クラブ」の

みなさまからご提供いただきました。

 

「府中野鳥クラブ」は、府中市内の各地にて、40年近く鳥類のモニタリングと、

保全活動に取り組んでおられる野鳥の専門団体さんです。

 

浅間山には武蔵野らしい雑木林が残り、まちなかに残る緑とは思えないほど、

たくさんの野鳥たちが見られ、まるでもっと奥深い山の中をトレッキングしているような

気分が味わえます。

特に冬から春にかけては、木の葉がほとんど落ち、

さらに野鳥たちがもっとも活発で見やすい時期なのです!

 

今、公園にはこんな野鳥たちが来ています。

 

エナガ8673

エナガ(留鳥)

そろそろ巣づくりの準備のため、せっせとコケを運ぶ姿が見られます。

 

s-IMG_0230 ヤマガラ

ヤマガラ(留鳥)

エゴノキの実が特に好きで、エゴノキが多い浅間山ではよく見られます。

 

コゲラ9795

コゲラ(留鳥)

スズメほどの大きさの小柄なキツツキです。「コンコンコン・・」と

甲高い音が響いてきたら、樹上を見上げてみましょう。

 

s-IMG_0323 キジバト

キジバト(留鳥)

まちなかの公園でもよく見られるハトの仲間。

この時期は寒そうに身体を丸めている姿が見られることも。

 

ここまでは年間通して見られる代表的な種類を紹介しましたが、

ここからは、今の時期ならではの種類を紹介します。

s-IMG_0019 ツグミ

ツグミ(冬鳥)

雑木林よりは開けた草原に多い種類です。

今ははらっぱでエサ取りをしていますが、北へ帰る前には、

多くの仲間と集団をつくります。

 

s-IMG_0332 シロハラ

シロハラ(冬鳥)

警戒心が強く、ヤブの中からあまり出てきません。

エサ取りに開けた場所に出てくるのを気長に待ちましょう。

 

s-IMG_3860 シメ

シメ(冬鳥)

木の実を好むため、クチバシが太めになっている種類です。

カエデなどの木を好みます。

 

アオジ0227

アオジ(冬鳥)

シロハラと同じく警戒心が強く、ヤブから出てきません。

しかし、春が近づくと警戒心が緩むのか、ひょっこり現れることも。

 

 ルリビタキ1071

ルリビタキ(冬鳥)

オスは鮮やかな青色です。

メスはうっすら青味がある程度で、

ずんぐりとしたかわいい顔つきをしています。

 

 

ジョウビタキ1585

ジョウビタキ(冬鳥)

オレンジの鮮やかなこの種類は、ルリビタキよりも開けた場所を好み、

まちなかでも見ることができます。

 

モズ5873

モズ(冬鳥)

スズメよりも大きなサイズのこの鳥は、ちいさなギャングとも呼ばれています。

昆虫や爬虫類のほか、シジュウカラなどの小鳥を襲うことも。

 

s-IMG_0185 ツミ幼鳥

ツミ(留鳥)

タカの仲間であるツミは、鳥類が豊富な浅間山ならではの生きものと

言えるかもしれません。

浅間山公園をエサ場として使い、春先によく見られます。

 

今回紹介できたのは、ごく一部ですが、

「冬鳥の観察会」や「キスゲフェスティバル」などのイベントでは、

もっと多くの種類を紹介する写真展を行っています。

 

しかし、今はなかなか写真展を開催できるようなイベントが開催できないため、

一部を浅間山公園の掲示板にて紹介しています。

写真展210213圧縮

なかなかお出かけがしづらい時期が続きますが、

健康維持のため、お散歩に行かれる際には、

ぜひのぞいてみてください!

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2020年11月15日

浅間山の紅葉のお知らせ

約8haの雑木林に覆われる浅間山公園。

 

ほとんどの木はコナラやクヌギであり、

紅葉のピークになると、山全体がオレンジがかって見えます。

 

今年も徐々に紅葉の雰囲気が漂ってきました。

木道紅葉??

木々の色が次第に淡くなってきています。

 

北側の堂山に登るおんな坂。

女坂紅葉開始?

こっちは少しオレンジがかってきている様子。

 

堂山の山頂からは、北側の景色がよく見えます。

堂山より

多磨霊園沿いのケヤキが色づいている様子が楽しめます。

 

浅間山の紅葉のピークは、11月下旬から12月上旬。

それにさしかかる11/21には、富士見百景から、ダイヤモンド富士が見られます!

ダイヤモンド富士

紅葉と夕日のコラボレーションを楽しめるかも!

 

 

帰り道に冬の使者の姿も。

ツグミ

「よっ!ひさしぶり~」

そんな風に言ってくれているかのような、シベリアから渡ってきた冬鳥のツグミ。

 

今年も戻ってきてくれたようですね。

 

秋と冬の両方の要素を楽しめるのは、今の時期だからこそ!

浅間山にぜひお越しください!

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2018年12月6日

森キッズクラフトDAY,開催しました!

秋が次第に深まる11月初旬に、

毎年秋恒例のイベント「森キッズクラフトDAY」を開催しました。

 

府中市内を中心に、25組55名もの方が集まり、

大賑わいのイベントとなりました!!

写真①

 

まずは秋の浅間山のガイドツアー。

パークレンジャーと浅間山自然保護会の案内で、

秋の木の実や昆虫を観察。

写真②

 

同時に、クラフトで使えそうな葉っぱやどんぐりを集めていきます。

今年はどんぐりが大豊作!これは使えそうだぞ・・!

ん・・?

写真③

どんぐりをじっくり観察していると小さな穴が・・・。

「拾ったどんぐりなどの木の実は、もしかしたら将来大きな木に

なったかもしれないもの。また、本来森のタヌキやネズミ、

昆虫たちの食べものになるもの。」

パークレンジャーが調査で撮影した写真を見せながら、解説します。

写真④

 

「これは虫が食べていそうだし、かわいそうだから置いておこう」

「ちょっとだけ、分けてね」

子どもたちがどんぐりを拾う動きが、やさしくなった気がします♪

写真⑤

山から分けてもらった木の実などを持って、

いよいよクラフトの時間です。

「世界でひとつだけの、とびきりのクラフト!!!」

どんぐりや葉っぱを見ながら、イメージを膨らませていきます。

写真⑥

 

分からないことは、

「浅間山自然保護会」「かんきょう塾ネット」「ヒナ草会」の

ボランティアのみなさんがやさしく教えてくれます。

写真⑦

子どもたちが煮つまって、悩んでいると、

「こうしたらどう?」などのアドバイス。

 

ああでもない、こうでもない、やっぱりこっち、など

木の実の配置を工夫して・・できた!!!!

写真⑧

納得のできに、ご満悦の表情です♪

 

世界でひとつだけの作品がたくさんできあがりました!!

写真⑨写真⑩

一人ひとりの顔が達成感であふれていますね!

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!!

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2018年6月23日

ヤマユリ第一号開花!

梅雨の浅間山。

雨に打たれ、日に日に緑の色が濃くなっています。

次第に夏に近づいている気配を感じますね。

 

夏の浅間山といったら、白い花!

キスゲほど有名ではありませんが、

林床には各種白い花が咲き乱れます。

 

すでに第一弾が見頃を迎えています。

s-6月_オカトラノオ_野山_修正

細かい白い花がしなやかに伸びているのはオカトラノオ。

今がまさに見頃です。

 

s-ヒヨドリバナ

こちらはヒヨドリバナ。

「え・・地味・・」。そんなことを言わずに近くで見てみてください。

結構昆虫たちには人気がありますよ。

s-スジグロとヒヨドリバナ

やってきたのはスジグロシロチョウ。

白い花に白いチョウ、というのは、

深緑の林床では、輝いて見えますね!

 

そして、これから本番を迎えるのがヤマユリ。

非常に楽しみにしている方々も多いこの植物の第一号が、

昨日開花しました!

s-IMG_2360

まだ一株だけですが大きな花を咲かせています。

おそらく、このまま季節が順調に進めば、

7月上旬には見頃を迎え、7月10日頃までは楽しめるはずです。

 

そのころには、こんな風景も・・。

s-ヤマユリ2

むせ返るような甘い香りとともに、

山一面を白い大輪の花が覆う様子を楽しむことができます。

 

7月上旬頃の梅雨の晴れ間が大きなチャンス!

皆様、ぜひお越しください。

 

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