2013年2月11日
「冬鳥観察会」を開催しました!
2月も半ばに差し掛かりました。
日差しは暖かいけど、風が冷たい・・。そんな日が続いていますね。
冷たい風にも負けず、2月9日(土)に冬鳥観察会を開催しました。
多磨霊園の中を通り、浅間山まで歩く約2時間の観察会。
3歳のお子さんから78歳の方まで、47名の方々が参加してくださいました。
スタートして間もなく、餌を啄ばむシロハラ(ツグミの仲間)を発見!
行く先々で鳥が現れ、双眼鏡から手が離せません。
府中野鳥クラブの皆さんが、観察しやすいようにスコープをセットしてくれました。
続いて現れたのは、シジュウカラとヤマガラ。
さらに、隣のサクラにウソがいる!と声が上がりました。
見上げてみると、2羽のウソのオスがサクラの花芽を食べていました。
ウソは首元の赤色と、フィーフィーと口笛のような鳴き声が特徴の冬鳥。
昨年は見られませんでしたが、今年は冬鳥の当たり年と言われるだけあって出会うことができました。
こちらは、すぐ近くの枝まで来てくれたジョウビタキのメス。
クリッとした目、丸っこい体。アイドル顔負けのかわいらしさです。
浅間山公園内に入ると、キクイタダキに遭遇。
キクイタダキは日本で一番小さな鳥。体の大きさは11センチほど、体重は5gしかありません。
高いコナラの枝の周りでホバリングする姿に、皆さん「小さ~い!」と大興奮でした。
残念ながら写真は撮れませんでしたが、なかなか見ることのない鳥だけに参加者の皆さんも大満足でした!
観察会のゴールは浅間山のあずまや。
ここで、みんなで見られた鳥の種類の確認(鳥合わせ)をして、終了です。
今回見られたのは20種。
たくさん現れてくれた鳥たちと府中野鳥クラブの皆さんの案内のおかげで、充実したとても良い観察会になりました。
冬鳥シーズンはまだしばらく続きます。
今年は、普段見られないような鳥にも出会えるかもしれませんよ。
浅間山公園や野川公園など、近くの公園でも野鳥観察を楽しんでください。
イベント| かなえもん