武蔵野地域にある都立公園のオフィシャル情報を発信しています。

むさしのの都立公園

狭山・境緑道 オフィシャルブログ

スタッフの紹介

名前   :かなえもん

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2014年5月20日

甘~い香りはどこから?

初夏の花も次々に咲いて、賑やかになった狭山・境緑道。

野火止用水と交差する場所の近くを通ると、どこからか甘い香りがしてきます。

 

その香りの主がこちら。センダンという木の花です。

公園の他、街路樹としてや学校でも植えられることが多い木で、今は花の最盛期。

薄紫色の花がいっぱいに咲いて、とても華やかです。

花もよ~く見ると、雄しべが筒状にくっ付いていて、ちょっと変わった形をしています。

 

楽しめるのは6月上旬まで。

ぜひ、見に来てください。

 

 

 

 

 

季節の花、緑、生きもの| かなえもんavatar

2014年5月1日

春の馬の背を満喫!

420日(日)に、都立狭山・境緑道の「馬の背」にてガイドウォーク「春の馬の背を満喫!」を開催しました。

馬の背は、豊かな草原環境が残された貴重な場所。古くから日本で見られる季節ごとの生き物たちを身近に楽しむことができます。

 

今回の参加者は子供3名を含む計17名。

心配だったお天気も、何とか持ちこたえてくれました。

まずはコナラやエノキの花と新葉を観察しました。

どちらも木そのものは知っていても、地味な花に注目したことはなかったようです。

知らなかった花の姿に、皆さん興味津々!

 

馬の背の北側にはたくさんのフデリンドウが見頃となっています。

斜面にググッと寄って、10cm足らずの小さな花を楽しみました。

 

馬の背ではパークレンジャーが、フデリンドウなどの季節の生き物の調査を行っています。

調査の様子や、馬の背の素晴らしさについて、レンジャー部長直々にお話ししました。

 

 

 

 

他にも、ウマノアシガタ(キンポウゲ)やクサボケ、ムラサキケマンなど、見頃の花をたくさんご紹介。   (上:ウマノアシガタ 下:クサボケ)

最後には、渡って来たばかりのツバメも飛んでくれました!

馬の背は、地元の人でも知らない隠れた自然スポット。季節ごとに色々な顔を見せてくれます。

皆さんも、ぜひ足を運んでみてください。

 

 

 

 

 

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2014年4月21日

馬の背、春爛漫!

都立狭山・境緑道に残る自然豊かな草地「馬の背」。

今、春の草花が見頃を迎えています。

 

緑道から一番目立って見えるのがクサボケ。

朱色の鮮やかな花が、斜面のあちこちに咲いています。

丸みのある花びらもポイント。ぜひ、手に取って見てみてください。

*枝にトゲがあるので注意してください。

 

ウマノアシガタも咲いています。

キンポウゲという名のほうが、ご存知の方が多いかも知れませんね。

光沢のある黄色の花が鮮やかです。これから5月のはじめにかけて見頃となります。

反対側の斜面ではたくさんのフデリンドウが見頃のピークを迎えています!

蕾が筆のような形をしていることから名付けられた、リンドウの仲間です。

これだけの数が一度に見られる場所は、なかなかありません!

貴重な草原の自然が残る「馬の背」の春。

5月のはじめ頃まで楽しむことができます。ぜひ、お散歩の途中に足を止めてみてください。

季節の花、緑、生きもの| かなえもんavatar

2014年1月30日

スイセンの学名と花言葉とは?

早春の花の一つ、スイセン。可憐な花と良い香りが魅力的です。

狭山・境緑道沿い小平ふるさと村付近の花壇などで咲き始めています。

スイセンの学名は「Narcissus tazetta var. chinensis」。ギリシャ神話に登場する美青年Narcissus(ナルキッソス)がもとになっています。

傲慢な態度を恨まれ、「絶対に叶わない恋に焦がれる」ようにされてしまったナルキッソス。水面に映った自分の姿に恋をしてその場から離れることができなくなり、やがて死んでしまいます。

その場所に咲いたのがスイセンだったそうです。

 

こんな由来を持つからでしょうか。

スイセンの花言葉は「うぬぼれ」、「エゴイスト」、「自己愛」など。

ちょっと良くない印象の言葉が並びますが、逆に考えると、自分に対して強烈に自信を持っているということ。

自分に自信がないという人には、意外とおすすめの花かもしれませんね。

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2013年12月26日

探してみよう!カマキリの卵のう

オオカマキリにハラビロカマキリ、コカマキリ・・。

夏から秋にかけてたくさん見られたカマキリたちは、卵の状態で冬を過ごしています。

(上:オオカマキリ、中:ハラビロカマキリ、下:コカマキリ)

カマキリの卵は200~300個が集まっており、卵を寒さや乾燥から守るため、茶色っぽい泡の塊で覆われています。

この状態を“卵のう”と言い、それぞれ形が違っています。

 

オオカマキリの卵のうは、小さな稲荷ずしのよう。

大きさは3~4cm。よく見られる3種類のカマキリのうち、一番大きな卵のうです。

低木の枝やススキなどの草の茎、フェンスなどにも産み付けられています。

こちらはハラビロカマキリの卵のう。

大きさは約2cm。丸みのある四角形で、横線が入っているのが特徴です。

低木の幹や枝などに産み付けられていることが多いです。

最後はコカマキリ。薄い茶色で3cmほどの細長い形が特徴です。

他の2種類に比べるとあまり見ることはないかもしれませんが、低木の幹の他、壁や柱などに産み付けられていることもあります。

無事に冬を越すと、5月頃に1cmくらいの子カマキリがたくさん生まれてきます。

卵を見つけたら場所を覚えておくと、生まれてくる瞬間に出会えるかもしれませんよ。

ぜひ、探してみてください!

 

 

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2013年10月10日

キンモクセイが満開です!

10月に楽しめる花といえば、キンモクセイ!

今まさに見頃のピークです。

萩山駅前、東村山中央公園近くなど、緑道のあちこちでたくさんのキンモクセイが咲き誇っています。

濃い緑色の葉の中に咲く鮮やかなオレンジ色の花は、とても印象的。

目に飛び込んでくるようです。

(花のアップ)

そして、キンモクセイといえば、一番の特徴は「香り」。

あちこちから風に乗って漂っています。

木が見えなくても、香りで気づく方も多いのではないでしょうか。

 

お散歩には最適な秋。長い狭山・境緑道も、気持ちよく歩くことができる季節になりました。

キンモクセイの花期は10月の下旬まで。先日の台風の風にも耐えて、残ってくれました。

秋を感じさせる花の色と香りを楽しみに、ぜひお出かけください!

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2013年10月5日

馬の背でガイドウォークを開催しました!

狭山・境緑道にある「馬の背」。バッタたちが大好きなイネ科の植物がたくさん生えている場所です。

秋の風に葉が揺れて、とっても心地よい景色が広がっています。

9月22日(日)、馬の背でガイドウォークを行いました。緑道では初めてです。

 

参加者は3名とこじんまりしたガイドウォークになりましたが、その分色々なお話をすることができました。

まずは馬の背の上を歩いて反対側へ。

馬の背がある狭山・境緑道は、90年ほど前に村山貯水池から境浄水場までの送水管を通すために作られた場所です。小平市と西東京市の境付近は土地が低かったため、土を盛って丘を作り、その中に送水管を通しました。それが馬の背です。

緑道の中にあったこと、長年にわたって草刈りが続けられてきたこと・・・など色々な要因が重なって、今では数少ない、昔からの植物が多く見られる貴重な草原として残ってきました。

馬の背でシンボルのように生えているのが立派なエノキ。地名や名字に使われたり、日本人にとても馴染みの深い木。チョウや鳥などの動物にとっては、葉や実が大切な食料になります。

ところで、木の根の広がる範囲はどれくらいだと思いますか?

実は、枝葉が広がっている範囲が、地中で木の根が広がっている範囲と同じだそうです。

皆さんが思っている以上に広いのではないでしょうか。

 

上空にはウスバキトンボの姿が。幅広のはねで風を受け、日中は飛び続けてエサを獲っています。

10.5kmある緑道の中でも、馬の背ではダントツでたくさん見られます。

草原の中で見られる花や虫とも触れ合いました。

斜面いっぱいに咲くツルボは、飢饉などの時に食べられる野草「救荒植物」として知られていました。

ここに生えていたツルボも食べられたことがあったかもしれませんね。

食べられるのは球根ですが、かなりあくが強く下痢をする可能性があるので、食べるのはやめましょう。

秋の花の代表格、ワレモコウも咲いていました。

花屋さんでも売られるほど人気の花ですが、青々とした草原に生える姿は格別です!

お馴染みの赤茶色のものは、花が終わった後の殻。

よ~く見ると、小さな花が咲いているのが見えます。参加者の皆さんも「可愛い!」と驚いていました。

最後は草の中に潜んでいるバッタたちを観察。

草に分け入ると、ショウリョウバッタやショウリョウバッタモドキが飛び出します。

どちらもイネ科の葉を食べるバッタ。

ショウリョウバッタモドキは絶滅危惧Ⅱ類で、数が減っている昆虫です。

イネ科植物がたなびく、自然豊かな馬の背は最高の生息場所ですね。

都会では貴重になってしまった草原。それを身近に、気軽に楽しむことができる馬の背。

行ったことがない方はもちろん、よく近くを通るという方も、ぜひ馬の背に出かけてみてください!

春夏秋冬、様々な生き物たちが織りなす豊かな自然が皆さんを迎えてくれますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2013年9月26日

ヒガンバナが見頃です!

まだ暑い日もありますが、すっかり秋らしくなってきました。

そんな中、見頃になっているのがヒガンバナです!

線路際、緑道沿い、花壇の中など色々な場所で見事な花を楽しむことができます。

特に見頃なのは、小平ふれあいパーク前の花壇。

花壇の縁を飾るように咲いたヒガンバナは圧巻です!

ヒガンバナの有名な別名に、「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」という名前があります。

この曼珠沙華、仏教の世界では「見た者が自然と悪業から離れていくという天界に咲く花」のことを言うそうです。

何だかすごくご利益がありそうですね。

 

ヒガンバナにはアゲハチョウの仲間がよく蜜を吸いにやって来ます。

真っ赤な花と大きなアゲハチョウ。とっても優雅な光景です。

(写真:ナガサキアゲハ)

今年は例年よりも早く見頃を迎えており、9月いっぱいがピークかと思われます。

見事なヒガンバナを見ながら、秋晴れの心地よい緑道をお散歩してみませんか?

お待ちしています!

 

 

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2013年9月26日

秋の足音が聞こえてきた!

狭山・境緑道の地下には村山貯水池から境浄水場へ続く送水管が通っています。

西東京市と小平市の市境付近は土地が低くなっているため、土を盛って細長い丘を作り、その中を送水管が通っています。

石神井川をまたいで200mほど続く日当たりの良いこの丘は、馬の背中のようであることから、「馬の背」と呼ばれています。

長い間、草刈りを続けて維持されてきた草地。このような場所は、かつて武蔵野地域にはあちこちにありました。

かつての武蔵野を知る人には懐かしい光景かもしれませんね。

そんな馬の背で旬を迎えている生き物たちをご紹介します。

 

まずはワレモコウ。長い茎の先に穂のような花の集まりを付け、上から順番に咲いていきます。

草地の中ですっと伸びる姿は堂々としていて、引き込まれるような存在感があります。

不思議な名前の由来はいくつかありますが、面白い説をご紹介します。

昔々、神様が赤い花を呼び集めた時、呼ばれなかった花がありました。

するとその花が、「我も亦紅なり」(われもまたこうなり:私も赤色です)と名乗りを上げたことから「吾亦紅(われもこう)」となったそうです。

他にも色んな説があるので、調べてみると面白いですよ!

 

続いてはセンニンソウ。

少し見ごろは過ぎましたが、まだきれいに咲いています。

十字型のガクがポイント。たくさん集まって咲いていると、とても華やか。良い香りもします。

白いので、晴れた日は特によく目立ちます。

続いては虫をご紹介しましょう。

こちらはウスバキトンボです。

緑道の他の草地でも見られますが、馬の背にはダントツでたくさんいるのです。

 

 

馬の背が他よりも小高くなっているせいでしょうか。

ウスバキトンボがとても近くを飛んでいるように感じます。

飛び回っていてなかなかよく見られないトンボですが、少しでもじっくり見るには良いかもしれません。

草の上をよく見ると、色んな姿のカメムシも見つかります。

(上:ウズラカメムシ、下:エビイロカメムシ)

カメムシの顔って、実はとっても可愛いんですよ!

 

風にそよぐ草が心地よい馬の背。

色々な生き物に出会える貴重な場所でもあります。

暑さに気を付けながら、ぜひ見にいらしてください!

 

9月22日(日)には「初秋の馬の背ガイドウォーク」を開催します。

レンジャーによる旬を迎えた生き物たちの紹介を交え、馬の背の自然と触れ合います。

ぜひお越しください!

 

 

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2013年6月29日

アジサイが見頃です!

6月ももうすぐ終わり。最近はすっかり梅雨らしいお天気が続いていますね。

さて、梅雨に見頃となる花といえば、アジサイ!

狭山・境緑道に隣接しているあじさい公園(小平市)では、見頃のピークを迎えています。

アジサイはガクアジサイをもとに作られた、1000年以上前から愛される園芸種。

花びらのように見えるのは、花の外側につく「ガク」という部分です。

中央に小さな花がありますが、雄しべと雌しべが退化しているので実はできません。

さて、続いてはガクアジサイです。日本原産の花で、漢字で書くと「額紫陽花」。

大きなガクのある花が、額縁のように囲んでいるのでこの名前になったそうです。

額縁の中に集まった花は実をつけ、9月頃に熟します。

あじさい公園だけでなく、狭山・境緑道上にも色々な種類のアジサイがたくさん植えられています。

お散歩やサイクリングを兼ねて、ぜひ見にいらしてください。

 

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