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むさしのの都立公園

狭山・境緑道 オフィシャルブログ

2013年9月26日

秋の足音が聞こえてきた!

狭山・境緑道の地下には村山貯水池から境浄水場へ続く送水管が通っています。

西東京市と小平市の市境付近は土地が低くなっているため、土を盛って細長い丘を作り、その中を送水管が通っています。

石神井川をまたいで200mほど続く日当たりの良いこの丘は、馬の背中のようであることから、「馬の背」と呼ばれています。

長い間、草刈りを続けて維持されてきた草地。このような場所は、かつて武蔵野地域にはあちこちにありました。

かつての武蔵野を知る人には懐かしい光景かもしれませんね。

そんな馬の背で旬を迎えている生き物たちをご紹介します。

 

まずはワレモコウ。長い茎の先に穂のような花の集まりを付け、上から順番に咲いていきます。

草地の中ですっと伸びる姿は堂々としていて、引き込まれるような存在感があります。

不思議な名前の由来はいくつかありますが、面白い説をご紹介します。

昔々、神様が赤い花を呼び集めた時、呼ばれなかった花がありました。

するとその花が、「我も亦紅なり」(われもまたこうなり:私も赤色です)と名乗りを上げたことから「吾亦紅(われもこう)」となったそうです。

他にも色んな説があるので、調べてみると面白いですよ!

 

続いてはセンニンソウ。

少し見ごろは過ぎましたが、まだきれいに咲いています。

十字型のガクがポイント。たくさん集まって咲いていると、とても華やか。良い香りもします。

白いので、晴れた日は特によく目立ちます。

続いては虫をご紹介しましょう。

こちらはウスバキトンボです。

緑道の他の草地でも見られますが、馬の背にはダントツでたくさんいるのです。

 

 

馬の背が他よりも小高くなっているせいでしょうか。

ウスバキトンボがとても近くを飛んでいるように感じます。

飛び回っていてなかなかよく見られないトンボですが、少しでもじっくり見るには良いかもしれません。

草の上をよく見ると、色んな姿のカメムシも見つかります。

(上:ウズラカメムシ、下:エビイロカメムシ)

カメムシの顔って、実はとっても可愛いんですよ!

 

風にそよぐ草が心地よい馬の背。

色々な生き物に出会える貴重な場所でもあります。

暑さに気を付けながら、ぜひ見にいらしてください!

 

9月22日(日)には「初秋の馬の背ガイドウォーク」を開催します。

レンジャーによる旬を迎えた生き物たちの紹介を交え、馬の背の自然と触れ合います。

ぜひお越しください!

 

 

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