2014年2月22日
自然観察園 花だより~セツブンソウ
2月に入り関東では45年ぶりという大雪に見舞われ、自然観察園もすっかり雪に覆われてしまいました。1週間経った今でもまだあちこちに雪が残った状態です。かたくり山に咲いたセツブンソウも雪に埋もれてしまいましたが、園路側の雪が除かれ少しだけ花を見ることができます。
雪に埋もれていたにもかかわらず元気そう!
ひょうたん池北側の小さな群生地は、雪も解けています。
キンランの里東側の群生地も雪がなく、花を楽しむことができます。
例年は3月初め頃まで楽しめますが、今年は雪の影響があるでしょうか。
同じくかたくり山の中腹に、スプリングエフェメラル(春の妖精)と呼ばれるフクジュソウが咲き始めました。ここは日当たりが良いため雪が解けて、褐色の落ち葉の上に黄色い花が鮮やかです。
ほとんどが園路から離れた場所に咲いていますが、一株だけ近くで見ることができます。こちらは、これから見頃を迎え、3月中旬ごろまで花を見ることができます。
まだまだ寒い日が続いていますが、一足早い春を楽しみに是非、自然観察園にお越しください。
なお、自然観察センターはリニューアル改装工事のため3月3日迄休館とさせていただいております。ご不便とご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどお願いいたします。
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