2022年10月13日
おうちで植物観察会~2022年10月編③~
新型コロナウイルス感染症拡大や猛暑により
長らく中止となっていた自然観察園の人気イベント『植物観察会』。
2022年9月から再開となりましたが、
引き続き、皆様が自然観察園の植物を自宅から楽しめるブログ企画
『おうちで植物観察会』をお届けします!
この企画では、
「野川公園緑の愛護ボランティアの会」が作成してくださっている
「花だより」(自然観察園・野川公園サービスセンターにて配布中!)から
現在見ごろの植物を3つ紹介します。
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10月前半の自然観察園内は、
タデ類やアザミ類、キツリフネやツリフネソウ、
カントウヨメナなど色々な植物が見ごろを迎えています。
その中から見ごろの植物を3つ取り挙げてご紹介したいと思います♪
①ヤクシソウ
学名:Crepidiastrum denticulatum
科名:キク科
自然観察園内では、
入口から西側に少し進んだところにある
四ツ目垣周辺で見られます。
ヤクシソウ(薬師草)の名前の由来は諸説あり、
葉が薬師如来の光背に似ている、
最初に発見されたのが薬師堂だった、
薬効あらたかであるなど、
はっきりとはしていません。
日当たりが良い場所を好み、
自然観察園以外にも野川公園の各所で見ることができます。
②サクラタデ
学名:Persicaria. Macrantha ssp. consipicua
科名:タデ科
自然観察園内では、
のかんぞうの里と観察園中央部の木道周辺で見ることができます。
タデの仲間の中では大きめで美しい淡紅色の花を咲かせます。
花の色がサクラに似ていることからこの名がついたとされています。
③ヤマハッカ
学名:Lsodon. inflexus
科名:シソ科
自然観察園内では、
のかんぞうの里周辺で見ることができます。
今年は昨年よりも多くの花が咲いています。
山に生えるハッカという意味の名前ですが、
葉からハッカ特有の香りはしません。
紫の花はかわいらしく、現在花盛りです。
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対面での植物観察会も2022年9月から再開していますが、
ブログでも引き続き、自然観察園の植物情報を発信していきます!
どうぞお楽しみに♪
ボランティア| ほーぷ