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むさしのの都立公園

野川公園 オフィシャルブログ

2022年2月18日

おうちで植物観察会~2022年2月編①~

新型コロナウィルスによる緊急事態宣言は解除されたものの、

自然観察園の人気イベント『植物観察会』の開催再開はもう少し先。

 

再開までの期間、

皆様が自然観察園の植物を自宅から楽しめるブログ企画

『おうちで植物観察会』をお届けします!

 

この企画では、

ボランティアさんが作成してくださっている「花だより」

(自然観察園・野川公園サービスセンターにて配布中!)から

現在見ごろの植物を3つ紹介します。

花便り2月no.2_page-0001

順路図2月no.2_page-0001

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2月後半の自然観察園は、

早春に花をつけ、樹木の葉が茂る頃には地上部が枯れる

スプリング・エフェメラル(春の妖精)

と呼ばれる春の植物が咲き始めています。

まだまだ寒い日が続いていますが、

立春を過ぎて、植物は少しずつ活動を始めています。

 

※2022年2月28日(月)~3月18日(金)(予定)の期間、

自然観察園内木道の一部の工事を予定しております。

その間見られなくなる植物もありますので、ご注意ください。

こちらのブログもあわせてご覧ください。

 

①セツブンソウ

学名:Eranthis pinnatifida

科名:キンポウゲ科

 

節分の頃に花を開かせるのでこの名前がついたと言われています。

関東地方以西の山地に自生し、石灰岩地を好んで生育しています。

 

茎の先に2cmほどの白色の花をつけますが、花びらに見えるのは萼(がく)です。

花びらは退化して黄色の棒状になり、白い萼と淡紫色のおしべの間に並んでいます。

 

野川公園に自生していたものではありませんが、

今では自然観察園にたくさんの株が見られるようになり、

現在見ごろを迎えています。

 

②フクジュソウ

学名:Adonis ramose
科名:キンポウゲ科

 

漢字で表記すると「福寿草」です。

旧暦の正月(2月)を祝う時期に花が咲くことから、

めでたい植物としてこのような名前が付けられたようです。

元日草(がんじつそう)や朔日草(ついたちそう)などの別名もあります。

 

フクジュソウの花びらは

パラボラアンテナのような形をしています。

暖かい太陽の光が黄色の花びらに反射して、

おしべやめしべの温度が上がり、

寒い時期にも虫が集まってくるようです。

 

③オニシバリ

学名:Daphne pseudomezereum
科名:ジンチョウゲ科

 

オニシバリは、高さが1mほどの落葉低木です。

鬼を縛ることが出来るほど樹皮が丈夫であることが名前の由来と言われます。

 

別名ナツボウズとも呼ばれます。

これは夏の暑い時期に落葉することからきたものと言われます。

 

自然観察園では1本だけ生育し、

花は写真のように控え目な緑色をしています。

今の寒い時期に花をつけ、夏には葉を落とし、

秋に新緑を迎えるユニークな樹木です。

 

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実際の植物観察会は、残念ながらまだ再開の見通しが立ちませんが、

こちらのブログを通して、引き続き自然観察園の植物情報を発信していきます!

 

どうぞお楽しみに♪

 

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