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むさしのの都立公園

野川公園 オフィシャルブログ

2021年10月21日

おうちで植物観察会~2021年10月編②~

新型コロナウィルスによる緊急事態宣言は解除されたものの、

自然観察園の人気イベント『植物観察会』の開催再開はもう少し先。

 

再開までの期間、皆様が自然観察園の植物を自宅から楽しめるブログ企画

『おうちで植物観察会』をお届けします!

 

この企画では、

ボランティアさんが作成してくださっている「花だより」

(自然観察センターにて配布中!)

から現在見ごろの植物を3つ紹介します。

10月no.2の花だより 10月no.2の順路図

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10月後半の自然観察園は、

冬に向けて休み始める植物もある中、見ごろを迎えている花もいくつか見られます。

そんな花の中から3つ取り挙げてご紹介します♪

 

①ホトトギス

学名:Tricyrtis hirta

科名:ユリ科

ホトトギス

現在、自然観察園の七草山エリアで10株近く見られます。

花は、茎を挟んで互い違いに生える葉っぱの根元について咲きます。

日陰の湿った岩場や林の中に生える多年草です。

 

白地に紫の斑点を散りばめた花の様子が、

鳥のホトトギスの胸の模様に似ていることが名前の由来と言われます。

 

②シュウメイギク

学名:Anemone hupehensis

科名:キンポウゲ科

シュウメイギク

現在、自然観察園のきんらんの里やのかんぞうの里エリアで、

ひときわ存在感を放っているのがこの花です。

地下茎を伸ばして繁殖するため、一定の範囲にまとまって咲くことが多いです。

実際、自然観察園でも群生していて見応えがあります。

 

花の雰囲気や名前からキクの仲間と思われがちですが、

実はキンポウゲの仲間です。

 

③トネアザミ

学名:Cirsium incomptum

科名:キク科

トネアザミ

現在、自然観察園の各地で見ることができます。

日当たりや個体差によりピンク色にも紫色にも見える可憐な花を咲かせます。

葉っぱには太くて長いトゲが付いているので、

誤って触って怪我をしてしまわないよう要注意です。

 

キク科アザミ属の多年草を総称して「アザミ」と言いますが、

そのうち利根川の流域(関東地方)に多く咲いていたものとして

この名がついたと言われます。

 

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実際の植物観察会再開までにはもう少しかかると思いますが、

こちらのブログを通して、引き続き自然観察園の植物情報を発信していきます!

 

どうぞお楽しみに♪

ボランティア| ほーぷavatar

2021年10月6日

おうちで植物観察会~2021年10月編①~

新型コロナウィルスによる緊急事態宣言は解除されたものの、

自然観察園の人気イベント『植物観察会』の再開はもう少し先。

 

再開までの期間、

皆様が自然観察園の植物を自宅から楽しめるブログ企画

『おうちで植物観察会』をお届けします!

 

この企画では、

ボランティアさんが作成してくださっている「花だより」

(自然観察センターにて配布中!)

から現在見ごろの植物を3つ紹介します。

10月の花だより 10月の順路図

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現在の自然観察園は、

秋の目立つ花が終わりに近づき、控えめな色の花が散見されるようになっています。

そんな花々の中から見ごろの花を3つご紹介いたします。

 

①ミゾソバ

学名:Persicaria thunbergii
科名:タデ科

木道周辺の湿地帯に多く見られる草本植物です。

淡紅色の花が数個まとまってついています。

一つ一つの花は小さく目立ちにくいですが、たくさん集まると華やかです。

秋の陽ざしを浴びて昆虫類もたくさん集まっています。

 

ミゾソバという名前は、

水辺に生えて、実の形がそばの実に似ていることから来ていると言われます。

ただし、この実は食べられません。

 

②サクラタデ

学名:Persicaria odorata subsp. conspicua

科名:タデ科

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のかんぞうの里で見られる草本植物です。

花が淡いピンク色でサクラに似ることからこの名前がついたと言われます。

 

9月のブログでご紹介したボントクタデなどと同じ仲間です。

その仲間の中では大きな花をつける種類ですが、

大きいといっても花は1cmに満たない大きさです。

 

③オケラ

学名:Atractylodes ovata

科名:キク科

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

キク科の草本植物で、のかんぞうの里の奥にあります。

白い筒状の花がたくさん集まったもので、

大きな花びらはなくあまり目立たない花です。

しかし、白い花のまわりが茶色のトゲ状の苞に包まれた形が独特です。

 

江戸時代には邪気を払い、疫病を除く効果があるとされていたようで、

漢方の薬としても用いられていたと言われます。

名前は古名の「ウケラ」がなまったとのことですが、ウケラの意味は不明のようです。

 

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実際の植物観察会再開までにはもう少しかかると思いますが、

こちらのブログを通して、引き続き自然観察園の植物情報を発信していきます!

 

どうぞお楽しみに♪

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