武蔵野地域にある都立公園のオフィシャル情報を発信しています。

むさしのの都立公園

野川公園 オフィシャルブログ

2013年8月31日

食欲の秋花壇

まだまだ残暑が厳しいですが、明日から9月。
花壇ではヒマワリが終わりコスモスが見頃を迎え、夏から秋へ季節の移ろいを感じます。

 

コスモスでモンキチョウが一足早く食欲の秋を味わっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょうちょ花壇の一番人気は、やっぱりヒャクニチソウです。
モンキチョウの雌が訪れ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒメアカタテハが舌鼓を打ち・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キアゲハもお食事タイム!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メドーセージにもイチモンジセセリがめまぐるしく飛び交っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次から次へと元気一杯に飛び交う蝶たちを眺めていると、時が経つのを忘れそうです。
でも周囲に木陰がなく、強い日差しに立ち眩みしそうになりますので、熱中症にお気を付け下さい。

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2013年8月29日

空中の柏餅

シモツケの生垣に、ホシミスジがいました。
のたーっ、のたーっと羽ばたいては滑空する、個性的な飛び方をする蝶です。
シモツケはホシミスジの食草。もしかしてここで生まれた個体でしょうか。

 

仲間がいるかも?!
生垣をぐるっと見渡していたら、真ん中を食べ残してある葉がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホシミスジの幼虫が食べた跡を発見!
食べ残した先の部分が丸まって柏餅のようです。

 

先の枯葉部分をそぉっと広げて見てみると・・・お餅、じゃなくて全長3㎜位のイモムシがいました!
枯葉になりきってて全然動きません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちっちゃ~な隠れ家、ぜひ探してみませんか?

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2013年8月24日

のどがカラカラです。

外に出るだけで汗がふきでて、のどがカラカラになってしまうような猛暑が続いていますね。

 

この暑さのせいか、バーベキュー広場の水場にめずしいお客さんが来ていましたよ。

 

セイヨウミツバチです。水場にできた小さな水たまりや、蛇口についた水滴を一生懸命飲んでいます。

 

 

ミツバチたちもノドがカラカラ。暑い夏にまいっているのでしょうか?

 

ミツバチはおとなしい性格なので、手でつかんだり、払ったりしなければさすことはまずありません。

もし水場でミツバチに出会ったら、いたずらをせずに一緒に水場を使わせてあげてくださいね。

 

みなさんも公園で遊ぶときはこまめに水分補給をしながら、熱中症にならないように気をつけて遊んでくださいね。

 

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2013年8月20日

8月20日 「親子スポーツ教室」を開催しました。

8月20日 都立野川公園の大芝生で「親子スポーツ教室」を開催しました。

とっても暑い日でしたが、今回の教室には4組の親子が参加してくれましたよ。

 

暑い日でもちびっこたちはとっても元気です!

まずは体を動かすための準備運動をしっかりしました!

 

 

準備運動が終わったら、今度はお母さんと一緒にジャンプの練習。

お母さんの足を踏まないように上手に跳べるかな?

 

運動をしたら、こまめに水分補給をしてください。熱中症にならないように気をつけてくださいね。

 

水分補給が終わったら、次はボールを使った運動に挑戦!上手にボールを輪っかにくぐらせることができるかな?

みんなボールを上手に使いながら、運動を楽しんでいましたよ。夏は暑いので、運動をするときはこまめに休憩と水分補給をしながら遊んでください。

ぜひまた「親子スポーツ教室」に参加してくださいね。

 

 

次回の親子スポーツ教室は9月17日(火)です。

申込受付は都立野川公園サービスセンター(TEL:0422-31-6457)までお問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

 

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2013年8月14日

木陰でアオムシ観察

暑い日が続きますが、木陰でのんびりとチョウやガの幼虫の観察はいかがでしょうか?
とても個性的な幼虫に出会えますよ。

 

まずはコチラ。

サンショウにナミアゲハ若齢幼虫です。

とてもポピュラーなイモムシですが、この色、この形。どうしてこのように進化したのか、見る度に不思議です。

 

お次は。。。

クスノキにアオスジアゲハの幼虫です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは葉っぱそっくり。

翡翠(ヒスイ)みたいに半透明な美しい緑色です。

 

フジにウラギンシジミ幼虫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つんつん突っつくと・・・お尻の筒から不思議な突起物を出します!

 

 

エノキにアカボシゴマダラ幼虫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とても大きくて、立派な角が特徴的な幼虫ですね。

 

近くでさらに大きな幼虫を発見しました!!

ヒマワリにヨモギエダシャク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は茎に擬態をしているんです。似てますか?

 

このように幼虫たちは天敵から身を守るために、保護色やユニークな方法で生活しているんですね。そんな幼虫たちに出逢えた時の嬉しさは格別ですよ!

 

ぜひ野川公園に遊びに来た際は、木陰でのんびり幼虫観察をしてみてください。

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2013年8月14日

「小さな昆虫教室 自由研究をしよう」が開催されました

みんなは、夏休みの宿題はやっていますか?

野川公園自然観察センターでは、子ども達を対象にした

ボランティア主催「小さな昆虫教室 自由研究をしよう」が開催されました。

 

 

まずは、昆虫についてのレクチャーから。

「幼虫のアシは何本あると思う?」「10本?」

 

お腹にはたくさんの肢があるように見えますが、

実は肢の数は成虫になった時と同じ「6本」が正解。

ほかを「腹肢」と言い、幼虫のときにしかありません。

しかも、腹肢はガやハチなど種類によって数が違うので、

腹肢の数により大体の種が判断できます。

 

話を聞く子どもの目も真剣です。

 

 

 

さて、次は「テントウムシの模様はどれだけあるかな?」

みなさんはどのくらい思い浮かんだでしょうか。

二つ星に四つ星、三日月型から四角形など本当にたくさんのパターンがあります。

子ども達には、テントウムシの模様を写真で見比べてスケッチしてもらいました。

身近にいる虫ですので、ぜひ皆さんも観察してみて下さい。

 

 

普段、学校などでは聞けない昆虫の話に、子ども達も興味津々でした。

身近な昆虫でも、よく観察してみると色々な違いや生態の面白さに気づきます。

ぜひ、この夏は生きもの観察をしに公園へ遊びに来てください!

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2013年8月11日

自然観察園 花だより~

暦の上では立秋も過ぎましたが、まだまだ暑い夏本番を迎えています。
自然観察園では、夏の花が見頃を迎えていますのでご紹介します。

 

まる池のほとりでは、ヌマトラノオの白い可愛い花が見られます。
近縁のオカトラノオとの違いは、花序がすっと伸びるところです。

お盆の花として祭事に用いられるミソハギも咲き始めました。
和名の由来は、ハギに似ていて禊(みそぎ)に使われるから禊萩、または溝に咲くから溝萩によると言われています。
観察園奥の林縁では、キツネノカミソリが見ごろを迎えています。
早春に葉を出して夏には枯れ、その後花茎が伸びて花を咲かせます。
葉と花を同時に見られないため、名前の由来となった葉を知らない方も多いのではないでしょうか?
ひょうたん池付近の園路沿いで、ツリガネニンジンが可愛い薄い水色の釣鐘型の花をたくさんぶら下げています。今年は、茎の太い立派な株がいくつも見られます。
しょうぶ池近くの園路沿いで、高さ1mを超えるフジカンゾウのピンク色の花が多く見られます。
ミズタマソウは花の見頃が終わりに近いですが、実となる子房が膨らんできました。
子房にはたくさんの白い毛が密生していてきれいです。
アカメヤナギ周辺やひょうたん池東側では、キツリフネの花も咲いています。
葉の下から吊り下がって咲いているため少しの風でもゆらゆら揺れます。
もう少しするとピンクのツリフネソウとのツーショットも楽しめます。ほかにもイヌゴマ、メハジキ、ヒオウギ、カリガネソウなどの花も見られます。
ぜひ自然観察園に夏の花を楽しみにお越しください。

暑さが厳しいので、開園後か閉園前の暑さのピークを外した時間がお奨めです。
自然観察園の開園時間は、午前9時30分から午後4時30分までです。

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2013年8月9日

元気にヒマワリが咲いていますよ!!

花壇で元気いっぱいの花が咲いています!夏の花といえば、やはりヒマワリですね!

 

花がみんな東を向いちゃってるので、横から「ハイ・チーズ!」

 

花壇にはヒマワリ以外にも花がたくさん咲いています。

花に誘われてちょうちょが続々と集まってきていますよ。

ヒャクニチソウにツマグロヒョウモン(オス)

 

サンジャクバーベナにモンシロチョウ

 

野川公園に来園された際には、ぜひ花壇鑑賞をしてみてください。

きれいな花とかわいいちょうちょにきっと会えますよ!

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2013年8月7日

「夏の昆虫をさがそう」が開催されました

8月4日。夏休みも半ばになりました。

野川公園自然観察園で、子ども達を対象にしたボランティア主催の

夏の虫を探すイベントを開催しました。

 

 

 

草はらでは、ヤブガラシのツル性植物からイネ科などが

子ども達の背丈近くまで伸びています。

虫たちにとっては、たくさんのご飯に絶好の隠れ場所!

どんな虫たちが隠れているのかな?

 

 

 

目を凝らしてよく探してみると、だんだん目が慣れてきて「いるいる!」

「バッタの赤ちゃんを捕まえたよ!」まだ背中の羽も生えてなくて小さいね。

 

 

 

こっちには、4mmほどのキレイなオレンジ色をした虫がいるよ。

イネ科が好きなアカハネナガウンカだ。

よく見ると羽が琥珀色に輝いて美しいね。

 

 

 

分からない虫は、ボランティアさんと一緒に図鑑で調べたよ。

「これは何だろうなぁ。」

 

 

 

調べた虫は「こんちゅうきろくシート」に記録します。

一時間ほどの観察でしたが、コオニヤンマやシオカラトンボ、

ショウリョウバッタにニホンカナヘビまで!様々な生きものと出会いました。

 

 

 

参加した子ども達からは「ムチュウになれた!!楽しかった。」「また、きたいです。」などたくさんの喜びの声がありました。まだまだ、これからもたくさんの虫たちと出会えるシーズンが続きます。また、虫を観察しに公園へ遊びに来てくださいね!

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2013年8月2日

野川公園で初めての「セミの羽化観察会」を開催しました!

7月27日(土)野川公園で初めての「セミの羽化観察会」を開催しました。
サービスセンター周辺では毎年たくさんのセミの羽化が見られるため、今年はぜひこの神秘的なシーンを見ていただきたいと企画をしたところ、あっという間に定員が埋まるすごい人気でした。
この日はあいにく夜に雨が降るという予報でしたが、それでも子供たち17名を含む40名もの方にご参加いただきました。
外が明るい間は、虫に詳しい村松所長と河野レンジャーを先生にセミについてじっくりお勉強です。
関東で見られるセミの写真と鳴き声の紹介や東京ではなかなか見られない日本最大のクマゼミや世界最大のテイオウゼミも標本でその大きさを実感!
セミの一生やセミの敵などの話にみんな熱心に聞き入っていました。続いてぬけがらの見分け方教室。泥のついた小さなニイニイゼミは簡単ですが、難しいのはアブラゼミとミンミンゼミです。触覚の違いを虫めがねでじっくり観察しました。いよいよ暗くなり、みんなお待ちかね羽化観察会の始まりです。
さっそく道路を歩いているアブラゼミの幼虫を発見してみんな大興奮!
センター横のケヤきでは、アブラゼミの幼虫が羽化する場所を求めて大行進。あちこちから凄い!の声が上がりました。ニイニイゼミが羽化しているところを見つけて、みんなでしばしその美しさにうっとりしました。30分ほどすると雨が降り出し、ここで観察会は終了。
残念ながら時間内にアブラゼミの羽化を見ることはできませんでしたが、それでも「羽化が見れて良かった!」、「感動した!」と言うコメントをたくさんいただきました。
アブラゼミの羽化はまだ続きますので、ぜひまたご家族で観察に来てくださいね!
ご参加いただきました皆さん、ありがとうございました。

*駐車場の入庫は夜8時まで、出庫は24時間可能です。
*夜は足元が暗いので懐中電灯など十分に装備をした上で、お気を付けてご来園くだ
さい。

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