2018年6月26日
チョウも給水中
職場体験中の調布市立第四中学校の皆さんに、
公園のよい所を探して紹介してもらいます。
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夏も近づきだんだん暑くなってきたので、
カラスアゲハも公園の水飲み場に水を飲みにきました。
カラスアゲハが飛び立つ時に、羽の内側の青みがかった黒や、
赤い斑点が見えるのはとてもきれいでした。
季節の花、緑、生きもの| 虫目ちゃん
2018年6月26日
職場体験中の調布市立第四中学校の皆さんに、
公園のよい所を探して紹介してもらいます。
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夏も近づきだんだん暑くなってきたので、
カラスアゲハも公園の水飲み場に水を飲みにきました。
カラスアゲハが飛び立つ時に、羽の内側の青みがかった黒や、
赤い斑点が見えるのはとてもきれいでした。
季節の花、緑、生きもの| 虫目ちゃん
2017年3月28日
見ごろとなるサクラもちらほらと増えてきました。
木の下を見ると、サクラに負けじと、早春の草花も次々と顔をだしています。
早くも花を咲かせているのはタチツボスミレ。
もうすぐ青紫色のじゅうたんが広がっているかのような
光景が見られることでしょう。
こちらは巨大なムサシアブミの花。
ちょっと葉っぱは寒そうです・・。
続いてニリンソウ群生地。
次第に青々としてきました。
そろそろかな?と見てみると、
出ました、つぼみ第一号!こちらは、4月中旬頃には見ごろを迎えそうです。
ゆっくり花を眺めていると、小さな虫が落ち葉にとまりました。
この虫の名前はビロウドツリアブ。
名前の通りビロウド状の毛がびっしりと生えていて、
ふわふわした印象を受けます。なんだか暖かそうです♪
しばらく見ていると、ホトケノザの花にとまりました。
気温以上の暖かさを感じられる光景ですね。
このビロウドツリアブが観察できるのは、1年のうちでも春のうちのみ。
サクラなど春の花々が姿を消すのと時を同じくして、見られなくなります。
このふわふわした毛玉のような昆虫に会えるチャンスは今しかありません!
春のおさんぽを楽しむ際には、
ぜひこの時期ならではのかわいい昆虫にも目を向けてみてください。
季節の花、緑、生きもの| もやん
2016年12月20日
公園内の紅葉シーズンも終盤戦。
雑木林が一面茶色で染まっています。
そんな林の中に目立つようになったのが、北国からやってきた冬鳥たち。
はらっぱに降り立つツグミ、カエデの実をついばむシメなどはそのいい例です。
特にこの冬、数が非常に多く目立つのが、この鳥たちです。
淡いオレンジ色が目立つこの鳥はアトリ。
少々色が薄いので、メスでしょうか。
こちらは頭などが黒っぽいのでオスのようです。
今年はかなりの数の群れが入っており、武蔵野公園以外にも野川公園や
多磨霊園などでもたくさん見られています。
それにしても、このハデなオレンジ色、林の中で目立たないのか心配になります。
木の実を食べに地面に降りたので見てみましょう。
どこにいるかわかるでしょうか?全部で何羽いるでしょう?
正解は・・・
3羽でした。
落ち葉の中に降りると、こうも目立たなくなるのですね。
一見派手に見える模様も、実は生き残るために計算された色だったのです。
普段はこのように目立たない鳥ですが、
この冬は気軽に観察できるチャンスです!
公園をおさんぽされる際には、木陰や落ち葉の集まった場所を、
そっとのぞいてみてください。
季節の花、緑、生きもの| もやん
2016年11月22日
秋が深まり、公園の木々が赤や黄色に染まってきています。
この時期になると、北の国から、冬鳥たちがわたってきます。
最近見ることが多くなってきたのが、このツグミ。
長旅でつかれたのか、木の上で休んでいるところをよく見かけます。
ところで、武蔵野公園には大小2つの野球場があり、
土日は子どもたちをはじめ、たくさんの人でにぎわっています。
しかし、平日の日中は静かなもの。
ツグミをしばらく観察していると、サッと野球場の中に舞い降りていきました。
そっと見ていると、サッ、サッ、サッ、と次から次へと舞い降りていきます。
次から次へと増えていき、まるで守備位置についているかのよう。
最終的には13羽にも!野球をやるには、ちょっと数が多いですよ・・。
実は、ツグミははらっぱの草の隙間から、エサとなる昆虫を見つけるのが得意なので
冬の間、広場に集まっている姿がよく見られます。
はらっぱの普段の常連、ハクセキレイはちょっと肩身が狭そう・・?
「ちぇっ・・」と言ってそうな雰囲気です。
晴れた暖かい日は特にねらい目です。
子どもたちが使っていない日には、
冬の野球場のヌシたちが守備位置についている姿を、ぜひのぞいてみてください。
季節の花、緑、生きもの| もやん
2016年9月12日
台風が過ぎ去り、なんとなく秋の気配が色濃くなってきました。
セミよりもコオロギの声がよく聞こえるようになってきています。
涼しげなコオロギの声に聴き入っていると・・・
「ケレケレケレケレケレ~~~~~~!!」
コオロギの声をかき消すような大声が響き渡ります。
いました!モズです。
夏の間、涼しい山の上にいたモズが帰ってきたようです。
ん?ぼくのこと見てる?
こちらはメス。
かわいげな様子を見ていると・・・。
「ケレケレケレケレケレ~~~~~~~!!」
「なによ!私のなわばりよ!」と言わんばかり。
どうやら、ちょっとおこられてしまったようです・・・。
この声は高鳴きといって、冬越しをするためのなわばりを確保するために、
オスもメスもせいいっぱい鳴き声を張り上げます。
今年はちょっと早く始まっているように感じます。
モズの高鳴き七十五日
(モズの高鳴きを聞いてから、およそ75日後に初霜がおりるという目安)、
と言いますが、今年の冬は少し早めにやってくるかもしれませんね。
季節の花、緑、生きもの| もやん
#いきもの, #むさしのの都立公園, #武蔵野公園, モズ
2016年7月20日
梅雨の中休みの晴れたあつ~~い日。
ちょっと暑すぎ、木陰を歩きたいと、公園内のクワの木の下に入りました。
木陰はやはり、快適です♪
よ~~くクワの樹皮を見てみると、黄色と黒の虫がぺったりとついています。
うわっ、スズメバチだよ!
・・・と思いましたが、どうも違和感があります。
なにか翅がないような・・?
近くで見ると、こんな感じ。
やや長い触角、硬く閉じた翅。
色こそハチそっくりですが、この虫の名前は「トラフカミキリ」。
クワの木に集まる甲虫、カミキリムシの仲間です。
ここで、正真正銘のスズメバチの仲間を見てみましょう。
う~~ん、本当にそっくり。
スズメバチの仲間は、自分には毒があり、危険であることを敵に知らせるため、
わざと黄色と黒の縞模様という、とても目立つ体色をしていると言われています。
トラフカミキリをはじめ、いくつかの昆虫は、この黄色と黒の色をマネすることで、
鳥などの天敵から身を守っているのです。
クワの木でトラフカミキリを見つけた時に、
「うわっ、スズメバチ!」と思ったら、
その時はトラフカミキリの術中にはまっているのです。
クワの木で黄色と黒の縞模様の虫を見かけたら、
ハチだった場合に刺されないよう、遠巻きに、
本当にハチなのか、確認してみてください。
そこにいるのは、ハチの威を借るカミキリムシかもしれません。
※もしかしたら、本当にハチかもしれないので、決してさわらないでください。
公園内の昆虫は採集できません。そっと観察するだけにしてください。
季節の花、緑、生きもの| もやん
2016年7月16日
梅雨の合間の晴れ間には、強い日ざしが降り注ぎ、
夏の気配が強く感じられるようになりました。
皆様、熱中症にはくれぐれもご注意ください。
少しでも涼しい場所を散歩すべく、川を吹き抜ける風を感じながら歩くのも
楽しい季節になってきました。
ゆっくりおさんぽをしていると、
時折足元をスイーッスイーッと飛び回る、小さな虫を目にすることがあります。
道端の草にとまりました。
この昆虫の名は「トウキョウヒメハンミョウ」
地面を素早く歩き回り、小さな生きものをとらえて食べる、地表のハンターです。
大きな目に、獲物をとらえるためのキバも見えており、
「生粋のハンター」という顔つきをしていますね。
このハンミョウの仲間は、川沿いなど開けた場所に多く、
人間など大きな動物が近づくと、開けたほうへ開けたほうへと
スイーッスイーッと飛んでいく習性があります。
それでも近づいていくと、木陰に逃げ込んだりする姿が見られます。
人間が歩く⇒スイーッと10数m前へ飛んでいく⇒人間が歩く⇒スイーッと・・・
これを繰り返すため、あたかも「こっちにおいでよ」と
呼びかけているようだと感じ、「ミチオシエ」という別名がつきました。
野川沿いを歩いていると、どんどん前に飛んでいき、
最後は木陰や草むらに入って見えなくなります。
まるで、「そこは暑いよ。ちょっと木陰に入ってやすんだら??」と
呼びかけているかのよう。
夏日が予想される日には、あまり無理せず、
ハンミョウたちの誘いにのって、木陰のベンチで一休みするのが
良いのかもしれませんね!
季節の花、緑、生きもの| もやん
2016年2月8日
公園の少し静かなところに、モズが佇んでいました。
かわいらしい見た目と違って、気が強いようです。
季節の花、緑、生きもの| ハイジ
2016年2月3日
ツバキの周りをメジロが飛びまわっていました。
何とも愛らしいですね。
季節の花、緑、生きもの| ハイジ
2015年11月1日
穏やかな秋の日。
バトル前半、スズメバチ首根っこを鎌で挟まれ、 一見
カマキリ優勢と思いきや・・・
体を反転させられたとたん、スズメバチの毒針にやられ、
カマキリ あえなく絶命。。
季節の花、緑、生きもの| 番長