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むさしのの都立公園

武蔵野公園 オフィシャルブログ

2021年8月7日

キツネノカミソリと昆虫たち

8月に入り、夏本番。

この時期に毎年恒例で開催しているイベントが、「キツネノカミソリと昆虫たち」。

野川ほたる村のみなさんと、毎年共催しているイベントで、
国分寺崖線の雑木林を彩る「キツネノカミソリ」(東京都北多摩の絶滅危惧Ⅱ類)など、
夏らしい動植物を観察します。

キツネノカミソリは、よく手入れされた雑木林を好む植物で、
野川ほたる村のみなさんが、
毎月きめ細やかに手入れのボランティア活動をしてくださっているおかげで、
武蔵野公園では大群生が見られます!

今がまさに見頃!!
・・・なのですが、今年は緊急事態宣言発出に伴い、イベントは中止となりました・・・。

そこで今回はせめてウェブ上で、ご覧ください。

閉鎖管理地

武蔵野公園の北側。
動植物の保全のため、普段は入れなくなっている「閉鎖管理地」の中に大群生はあります。

はけのもり

高さ20mくらいの斜面が連なる国分寺崖線。その雑木林がキツネノカミソリが好む環境です。

キツネノカミソリアップ

足元に注意すると、オレンジ色の花が!これがキツネノカミソリです。
春先に出る葉の形がカミソリに似ているためこの名前が付きましたが、
花の咲く時期は葉がありません。

キツネノカミソリとヤブラン

ちょうど今が見頃。ヤブランの紫色と相まって、雑木林を彩ります。
本当に観察会を実際にやって、ご覧いただきたかった・・・!!

他にも、見頃を迎えた夏の花をいくつか紹介します。

クサギ

林縁を白く彩るのは、クサギ。
森の近くを散歩していると、甘い香りが漂ってきます。

クサギとクロアゲハ

香りに誘われて、クロアゲハやカラスアゲハなどのチョウたちが飛び回っています♪

アキノタムラソウとトラマルハナバチ

この紫の花はアキノタムラソウ。
「アキ」とついていますが、見頃は今です!

トラマルハナバチなど、多くの種類の昆虫が集まる草花です。
よく見ると、小さな虫を狙って待ち構えるササグモの姿が・・・。

ササグモにしたら、
「マルハナバチさん、アナタは大きすぎてお呼びじゃないのよ・・・」
といったところでしょうか。

これらの動植物たちは、立ち入りができないこの場所では、間近では楽しむことができません。
ただ、フェンス間際でも十分にみられますので、
クルマ通りのない、この場所から、お散歩などの際にご覧ください。

ここから見てね

あと1週間から10日くらいは楽しめるはずです。
お近くの際は、ぜひのぞいてみてくださいね。

そして来年こそは、みなさまと一緒に観察にでかけられますように!!

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