2019年1月29日
食欲旺盛、冬の小鳥たち
武蔵野公園サービスセンター横のサンシュユの木、
この時期になっても残っている実に、時折メジロがやってきます。
が、今日は違うお客様。
キチキチキチッ、ギギギギッと声高に主張する鳴き声は、モズ。
何か丸っこい虫のようなものを捕まえています。
アカスジキンカメムシの幼虫か、トリノフンダマシというクモの仲間のようですね。
臭くないのかなー。
一方、ピーヨ、ピーヨとこれまた大声で鳴くヒヨドリが何か食べているのも発見。
これはどうやら有毒植物ワルナスビの実のようです。
有毒の上、全草とげだらけの、やっかいな外来植物ですが、
君らが食べて種を撒いているんだね…。
ヒヨドリは、毒に耐性があるのか他の鳥が食べないような有毒植物の実も食べます。
悪食なのかと思えば、柔らかい所を狙ってハボタンの美しい葉やレンギョウの花を
食べてしまう困ったグルメでもあります。
食欲に勝るスパイスなし。
冬枯れの時期にたくましい食欲を見せる野鳥たちの姿でした。
季節の花、緑、生きもの| 虫目ちゃん