2018年8月5日
一致団結!猛暑に負けない!
暑い・・・
本日も11時の時点で35℃を超えています。
みなさま、熱中症にはくれぐれもご注意ください。
人気施設「じゃぶじゃぶ池」は今日も大盛況!
(9:00~16:00までお楽しみいただけます)
涼を求めるのは人間だけではないようです。
「あっつい・・・」
普段は機敏な動きのハシボソガラスも、木陰で涼んでいます。
口を半開きにして、暑苦しそう・・。
園内のサクラの木のウロで、モンスズメバチの巣が見つかりました。
※公園内では、来園者のみなさまに影響があると思われる場所で
巣が見つかった場合には、早急に対策をします。
見つけても不用意に近寄らず、公園管理所にお知らせください。
(武蔵野公園サービスセンター:042-361-6861)
※ただし、スズメバチも生態系の重要な一員ですので、
人に被害が及ばない場所で見つかった場合には駆除は行いません。
その際は離れてそっと見守ってあげてください。
その巣を少し観察していると・・
巣の入り口に、数匹のモンスズメバチが陣取っています。
あれ?怒らせてしまったかな・・?
よく見ると、どうやら違うようです。
実は、猛烈な勢いで、翅を動かしていたのです。
中央の個体の周りで、写真がブレているのが、
翅を高速で動かしている様子です。
2~3匹のハチが入れ替わり立ちかわり、
巣の中に向かって羽ばたいています。
実は、ハチの仲間は暑さに弱く、あまりの高温にさらされると
幼虫も成虫も、みんな死んでしまいます。
そこで、暑さが厳しい時期には、順番で巣の入り口に陣取り、
巣の中に風を送る。こうしてみんなで暑さをしのぐ習性があるのです。
仲間が帰ってくると、一旦扇ぐのをやめます。
触角を合わせてなにやらコミュニケーションをしているようです。
「暑い中外回りごくろうさま」
「そちらこそ、涼しくしてくれてありがとう」
そんな言葉が聞こえてきそうな様子です。
人間も生きものも、今年の酷い暑さをどうにかして
やり過ごそうとしているのはみな同じ。
生きものたちの様子をじっくり観察すれば、
涼しく過ごせる方法が見つかるのかもしれませんね!
季節の花、緑、生きもの| もやん