2016年11月22日
野球場の冬のヌシ??
秋が深まり、公園の木々が赤や黄色に染まってきています。
この時期になると、北の国から、冬鳥たちがわたってきます。
最近見ることが多くなってきたのが、このツグミ。
長旅でつかれたのか、木の上で休んでいるところをよく見かけます。
ところで、武蔵野公園には大小2つの野球場があり、
土日は子どもたちをはじめ、たくさんの人でにぎわっています。
しかし、平日の日中は静かなもの。
ツグミをしばらく観察していると、サッと野球場の中に舞い降りていきました。
そっと見ていると、サッ、サッ、サッ、と次から次へと舞い降りていきます。
次から次へと増えていき、まるで守備位置についているかのよう。
最終的には13羽にも!野球をやるには、ちょっと数が多いですよ・・。
実は、ツグミははらっぱの草の隙間から、エサとなる昆虫を見つけるのが得意なので
冬の間、広場に集まっている姿がよく見られます。
はらっぱの普段の常連、ハクセキレイはちょっと肩身が狭そう・・?
「ちぇっ・・」と言ってそうな雰囲気です。
晴れた暖かい日は特にねらい目です。
子どもたちが使っていない日には、
冬の野球場のヌシたちが守備位置についている姿を、ぜひのぞいてみてください。
季節の花、緑、生きもの| もやん