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むさしのの都立公園

武蔵野公園 オフィシャルブログ

2016年6月8日

昆虫酒場クヌギ♪

梅雨に入り、じめじめし始めたこの頃。

 

武蔵野公園の苗圃では、クヌギの木から昆虫が大好きな

樹液が出始め、にぎわってきています。

昼間に目につくのは、チョウたち。

羽化したばかりの鮮やかなオレンジ色を放つヒオドシチョウ。

 

樹皮にうまく溶け込むサトキマダラヒカゲ。

 

黒と白だけかと思いきや、黄色い口が鮮やかなゴマダラチョウ。

 

 

ほかには、気の早いこんな虫の姿も。

おはようございます・・・。

 

これから梅雨明けにかけて、クヌギの昆虫酒場はにぎわいを増していきます。

苗圃をおさんぽしているときに、すっぱいにおいがしたら、

近くにクヌギの樹液が出ているかもしれません。

そっと近づいて観察してみてくださいね。

 

※観察中に、樹液にスズメバチの仲間が来ているのを見かけることがあります。

モンスズメバチや

チャイロスズメバチなど。

 

ちょっと怖いと思うかもしれませんが、

スズメバチは木の皮をかじって樹液を出す、という働きをしている

大切な自然の仲間です。

人通りの多い場所に巣がなければ、公園では駆除していません。

 

必要以上に近づかなければおそってきませんので、見かけたら、

そっと離れて、刺激しなければ大丈夫です。

 

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