2016年4月30日
白い花のレストラン
サトザクラの時期も終わりに近づき、
公園には初夏の雰囲気が漂ってきました。
淡いピンク色の花から、主役は白い花に変わりつつあります。
白い房状の花がたくさんついているのはイヌザクラ
こちらはウワミズザクラ。
どちらも有名な「サクラ」の遠い親戚です。
こちらはサワフタギ。背丈の低い木なので、
目の前で花の色とかおりを楽しむことができます。
苗圃に多く植えられているが、このコデマリ。
小さな花がたくさん集まって咲いています。
キレイな白色とかおりを楽しむべく、近くで観察していると
「ぶ~~ん」「ぶ~~ん」という音が・・。
よく見ると無数のコガネムシが、花の蜜を求めて乱舞しています!
一番多いのが鮮やかなグリーンメタリックな「コアオハナムグリ」。
白い花によく映えます。
黒いボディにクリーム色の紋が入るのが「クロハナムグリ」。
ぱっと見ると、ハナバチと間違えてしまいそうです。
こちらは「アシナガコガネ」。スラッとした脚で
器用に花につかまって蜜をなめています。
サワフタギには「ヒラタアオコガネ」も来ていました。
気温もぐんぐん上がり、生きものたちの活動が活発になってきました。
花と一緒に、そこに集まる昆虫にも目を向けると、
もっとたくさんの色を楽しむことができます。
お散歩の際は、ぜひ近くでじっくり観察してみてください。
※ハチが寄ってきた場合には、そっとその場を離れれば大丈夫です。
季節の花、緑、生きもの| もやん