2018年7月25日
「ディスカバリーツアー~昆虫編~」開催!
7/21(土)「ディスカバリーツアー~昆虫編~」を開催しました。国分寺市教育委員会との共催イベントです。
昆虫たちの観察を通して、国分寺の自然と歴史を学ぶガイドツアー。講師は、国分寺市教育委員会ふるさと文化財課の中元幸二氏とパークレンジャーの金本敦志氏です。
今回は18名の方にご参加いただきました!
ツアーでは、まずはじめに野鳥の森を散策。
このエリアは、生き物たちが住みやすい環境を大事にしながら管理をしています。
クワの木の周りをじっくり観察してみると、スズメバチにそっくりな生き物を発見!
トラフカミキリというカミキリムシの仲間です。
ハチのような針はもっていませんが、ハチに擬態することで身を守っています。不思議な生存戦略に皆さんビックリ!
野鳥の森を抜けて、明るい草地へ。
日当たりの良い場所に、エゴノキがたくさんの実をつけていました。
ここでは、エゴノキの実に産卵する小さなゾウムシ、エゴヒゲナガゾウムシをみんなで探しました。
なかなか気が付きにくい小さな虫ですが、じっくり探してみると次々に見つかりました。
公園を抜けて、真姿の池へ。
中元さんからはこのエリアの歴史のお話が、金本レンジャーからはこの池で見られるオオアメンボなどの生き物のお話がありました。
お鷹の道を抜けて、七重塔跡へ向かいます。
お鷹の道ではカブトムシを発見!!
セミやぬけがらもたくさん見つかりました。
もとまち地域センターへ到着!後半は座学です。
まずは、中元さんによる歴史と昆虫のお話。
「和漢三才図会」という江戸時代の書物に登場する昆虫を紹介いただきました。
歴史と昆虫という斬新な切り口で、興味深いお話がたくさん聞けました。
金本レンジャーからは、生物の視点からのそもそも昆虫とは何かという話や、国分寺の自然環境についての話がありました。
今日見つけた昆虫についても振り返りました。
参加者からは「自然と歴史、両方のお話を聞けて楽しかった」との声をいただきました。昆虫を通して、自然や歴史をじっくり楽しみながら学んでいただくことができました!
ご参加頂いたみなさんありがとうございました。
最後にみんなで、カブトムシのポーズでハイチーズ!
イベント| ゴマちゃん
#武蔵国分寺公園, #ディスカバリーツアー, #昆虫, #歴史, #自然観察