武蔵野地域にある都立公園のオフィシャル情報を発信しています。

むさしのの都立公園

武蔵国分寺公園 オフィシャルブログ

2014年9月8日

ネムノキの返り咲き

 

朝晩涼しくなって、秋の気配が増す中で、

なぜか初夏に咲くネムノキが返り咲きしています。

 

根元に一輪落ちていた花を拾いました。

白からピンクのグラデーションの絹糸のようなおしべ。

とても繊細な色と形をしています。

そして、顔を近づけると、びっくりするほどいい香り!

フルーティーで甘くさわやかです。

ネムノキは英語では、シルク・ツリー、シルク・フラワーといい、

香水の原料に利用されることがありますが、

新鮮な花の香りの素晴らしさは初めて知りました。

駐車場の横に咲いていますので、ぜひご覧ください。

 

 

季節の花、緑、生きもの| 虫目ちゃん

2014年9月2日

ひとあし早く

 

長雨の後、残暑の日差しが戻ってきたと思ったら、

園内に甘い香りが漂いだしました。

ウスギモクセイの花です。

 

花の色も香りも、キンモクセイよりいくぶん淡く、控え目。

例年、9月中にキンモクセイに先駆けて咲きだしますが、今年は特に早いですね。

ひとあし早い秋の便りをお楽しみください。

 

季節の花、緑、生きもの| 虫目ちゃん

2014年8月31日

サンゴジュの色づき

夏休みも終わり、公園も少しずつ秋の気配になってきました。

 

サンゴジュの実がきれいに色づいてきました。

こちらは7月の様子。オレンジがかったコーラルピンク。

モモイロサンゴのようでした。

こちらが現在の様子。真っ赤になりました。

まさに血色サンゴの色あいです。

サンゴジュを好んで食べる小鳥は多いようで、

きれいなサンゴ色になったと思っていると、

いつのまにかなくなってしまうのです。

泉地区メタセコイヤ休憩所近くと、

西元地区南東口付近に、きれいに実った木があります。

小鳥に食べつくされないうちにご覧ください。

 

 

 

季節の花、緑、生きもの| 虫目ちゃん

2014年8月8日

フジの返り咲き

痛いほど強い日差しのもと、

なんと藤棚のフジが一部咲きだしました。

返り咲き、狂い咲きと言われる現象です。

 

フジの返り咲きは珍しいことではないのですが、

この公園のフジがこんなに夏に咲いたのは初めてです。

 

近年、フジの花付きが悪いため、花芽に栄養が行くように強剪定をかけています。

その結果、新しい花芽が充実し、この7月の剪定でさらに日当たりがよくなって、

この暑さで春を待たずに一気に咲いてしまった…のではないかと思われます。

来春の花の時期にもうまく咲いてくれるか心配ですが、

夏に咲いた樹は翌年必ず美しい花をつけるという説もあります。

 

 

ともあれ、なかなか美しく咲いています。 となりのノウゼンカズラも見ごろで、

両方の花が同時に見られる珍しい状態になっています。

 

 

季節の花、緑、生きもの| 虫目ちゃん

2014年8月1日

夕涼み散歩はいかがでしょう

連日の猛暑です!

 

昼間はアブラゼミやミンミンゼミの声がうるさいばかりになりました。

こんな季節は、夕方や早朝のお散歩がいいですね。

日が暮れて涼しくなると、野鳥の森ではヒグラシが鳴き出します。

美しい鳴き声は、間近で聴くと以外に音が大きく、

野鳥の森全体が鳴っているようです。

神秘的なような、ちょっと怖いような感じです。

 

カラスウリの白い花が咲いていることも。

ネットを広げたような実に不思議なこの形、

日没から日の出までしか見られません。

今年は野鳥の森園路沿いで何箇所か見られます。

 

なお野鳥の森内は、照明がございませんので、日没後の散策時は、

くれぐれも安全にご配慮ください。

 

季節の花、緑、生きもの| 虫目ちゃん

2014年7月25日

ばったランドのお花

武蔵国分寺公園泉地区の西側には、生物多様性スポット、
ばったランドがあります。

あえて草刈は控えて、バッタの好むススキなどのイネ科植物やヨモギを中心に

雑草を茂らせているスペースです。

各種バッタもすっかり大きく育ち、夏休みに入って、

毎日のように昆虫を観察する小学生の姿を見るようになりました。

 

そんなスペースの一角に、美しい青紫色。キキョウの花を見つけました。


秋の草のイメージですが、実際には6月から咲き出します。

公園開設前、鉄道学園や逓信住宅の敷地に、

鑑賞用に植えられていたのかも知れません。
株数が少ないので、昆虫観察の際は踏まないでね~、と祈ってしまいました。

 

一方こちらは、ナスによく似た可愛い薄紫の花なのですが…。


ナスはナスでも、ワルナスビという外来種の雑草です。
茎にも葉の中央にも、鋭いトゲがあり、刺さるとけっこう痛いです。

セイタカアワダチソウなどと共に、

スタッフやボランティアで除草を試みていますが、

繁殖力が強く、なかなか取りきれておりません。

昆虫観察・散策の際は、触れないようにお気をつけ下さい。

 

サービスセンターでは、バッタのミニ図鑑を配布しています。

どうぞお気軽にお立ち寄りください。

園内施設の紹介,季節の花、緑、生きもの| 虫目ちゃん

2014年7月20日

ヒマワリが見頃です

蒸し暑いですね。

花の少ない季節になりましたが、夏の日差しに映えるこの花が見頃になりました。

今年は、ボランティアの花壇作り友の会の皆さんが、

スプレー咲きのヒマワリをたくさん植えてくださいました。

強い日差しを浴びて元気に咲いています。

 

一方、野鳥の森では、日陰を好む植物が見られます。

ヤブミョウガの白い花が涼しげ。

キノコもたくさん。

輪になって生えてみたり。

カサが花びらのようなキノコもありました。

 

 

季節の花、緑、生きもの| 虫目ちゃん

2014年6月29日

しっぽのような花

円形広場からふれあい橋を渡ってこもれび広場に向うと、
一番右側の階段から、緑色のしっぽと、
白いしっぽが見えます。

手前の緑色のしっぽは、ナンキンハゼの花。

 

少し奥の白いしっぽはリョウブの花です。

 

ナンキンハゼは、秋の終わりに目立つ白い実をつけるのですが、
花は小さな黄緑色。実とのギャップが大きいですね。


写真中央の緑のしっぽの付け根あたりに上向きのやや大きいつぼみがついてますが、
これが雌花。しっぽの先のほうは全て雄花です。
こんな観察ができるのは、この木が階段沿いにあるからこそ。
地味な花ですが、爽やかな香りがあり、蜜も多いので、
ハチがたくさん来ています。

 

 

リョウブは白い花びらの小さな花をたくさんつけます。
濃い緑色の葉に白い穂が映えて、地味ながら趣のある花です。

リョウブという名前の由来は諸説ありますが、
花の形を龍の尾に見立てて→リュウビ→リョウブと言う説も。

リョウブは、野鳥の森外周の西側入口にも小さな木があり、
近くで花を見ることができます。
リョウブの花も、香水のような甘い香りがします。
どうぞお試しください。

 

季節の花、緑、生きもの| 虫目ちゃん

2014年6月25日

ピンクの小花

草むらにネジバナが咲き始めました。

国分寺公園では、円形広場の外周にたくさん咲いています。

小さい野草ですが、明るいピンクの花がぐるぐるらせん状にねじれて咲く

個性的な形は、何度見ても感心します。

実はランの一種で、花を拡大してみると…

なかなかゴージャスです!

 

草むらに咲くピンクの小花をもうふたつご紹介します。

 

アカバナユウゲショウに

ニワゼキショウ。

どちらは北米原産の外来種の野草です。

 

これらの3つの花に共通しているのは、日当たりがよくて草丈の低い草原に生えること。

この時期、空き地を放っておくと雑草がボウボウに伸びてしまいますが、

公園では頻繁に草刈を行っています。

すると、明るい草原が好きな植物が咲き出すのです。

 

雑草ですので、しばらくすると他の草と一緒に刈られてしまいます。

可憐に咲いているうちに目に留めてあげたい花たちです。

 

公園サービスセンターでは、初夏から夏の草花のミニ図鑑を配布しています。

どうぞお気軽にお立ち寄りください。

 

 

 

 

季節の花、緑、生きもの| 虫目ちゃん

2014年6月23日

6月の花と生きもの

梅雨に入って蒸し暑い日が続きますね。

タイサンボクの花が咲いています。

 

モクレンの仲間で、ホオノキやモクレンと同じように強い芳香があります。

高いところに咲いているので直接香りを嗅ぐことはできませんが、

落ちている花びらもいい匂いがします。お試しください。

 

梅雨時の主役はなんと言ってもアジサイ。

美しい色あいになってきました。

 

ホタルブクロも涼しげです。

 

さて、この時期の晴れ間にじっくりじっくり虫を探して公園を歩くと、

とても多くの昆虫を見ることができます。

子どもたちが、これなにー?と虫を見せに来てくれることも。

それを一緒に図鑑を広げて調べるのが、実は何よりの楽しみです。

 

こちらは、ツツジの蜜を吸うモンキチョウ。

クローバーの蜜を吸うキマダラセセリも見かけました。

 

虫嫌いの方にはすすめませんが、時には子どもと同じ目線になって、

ゆっくりゆっくり、生き物の手がかりを探しながら歩いてみてください。

公園の生き物の多彩さにびっくりすること請け合いです。

 

季節の花、緑、生きもの| 虫目ちゃん