2022年10月21日
職場体験
都立富士高等学校附属中学校2年の私たちは10月19日から21日まで3日間職場体験をしました。
今回の職場体験は私たちにとって初めてのことで、活動を通して、公園の職員の方たちの仕事の大変さや、園内の植物の生態について学ぶことができました。また、公園の自然に触れ合いながら楽しく活動できました。
一日目
まず私たちは朝巡回をしました。朝巡回では、公園の利用者の方が安全に快適に過ごせるよう、園内に落ちているごみなどを拾ったり、木の枝が折れていないかなどの確認をしたりします。
朝巡回が終わったら、次に保全作業を行いました。この日は、ボタンクサギというクサギの仲間の外来種の除草を行いました。ボタンクサギは生命力が強く、根が少しでも残っているとまた出てきてしまうため根までしっかり抜く必要があり、難しかったです。また作業中はクサギの臭いがとても強く、かがんだ時に腰が痛むこともあり、とても疲れましたが、作業が終わると、自分たちの除草の成果が見えて、とても大変だった分達成感も大きかったです。
一旦お昼休みを挟んだ後に維持管理作業をしました。維持管理作業では階段の脇の溝に詰まっている泥や、道のわきの落葉などを取り、雨が降った時に水が通りやすくなるようにしました。実際に作業をしてみると汚れが取りにくく、初めに考えていたよりも難しかったです。
二日目
まず11月の分のサービスセンターの装飾品を作りました。作業内容は、使う画像を決め、印刷して切り、ラミネートをすることです。ハサミを使うのが苦手だった私たちにとってこの作業は大変で、時間がかかりました。
それでも頑張って作ってできた時にはとてもうれしかったです。
次に入口の花壇の溝の雑草を取る作業をしました。この作業をしないと花壇の見栄えが悪くなり、公園のイメージが落ちてしまいます。範囲は狭く、作業も単純ですが、この作業は思った以上に大変でした。終わってから花壇を見た時には見た目が作業をする前よりもすっきりしていてやった甲斐があったと感じました。
三日目
最終日にはまずイベントの備品の積み込みをしました。倉庫からトラックに机や額縁、テントなどの荷物を運ぶ仕事で、中にはウエイトなどの重い物もあって大変でした。また、ワゴン車の中に備品を積み込んだときは、なるべく車の中が運んでいる間に傷つかないよう置き方を工夫しなければなりません。そのようなことも考えなければならず、作業が終わる頃には、頭も体も疲れ切っていました。しかし、だからこそ終わった後の達成感も大きかったです。
最後は、私たちがこの職場体験で行ったことをこのブログにまとめる作業をしました。なかなかタイピングにも慣れていないことや、パソコンの扱いが難しいこともありブログ作成の大変さを実感しました。
私たちがこの職場体験で学んだこと、感じたこととしては、まず、世の中の様々な仕事は、自分たちが思っているよりも難しく多くの時間を必要とするということです。今回の活動で私達が行ったことの多くは身の回りの小さな仕事ですが、それは小さくても簡単ではなく、時間もかかるものでした。また、主に朝巡回の時に、公園の中の自然を間近でたくさん見て、生物の生態の面白さ、その自然が多くの人の手によって支えられていることを感じ、公園のすばらしさを実感しました。今回の職場体験のおかげで私たちはまた一つ、人として成長できたと思います。三日間ありがとうございました。
未分類| カラミ―