2023年3月12日
武蔵の池にカエルが大集合!
こんにちは。パークレンジャーの齋田です。
武蔵国分寺公園の「武蔵の池」には、今年もたくさんのカエルたちが集まりました。
この茶色いカエルの名前は、アズマヒキガエル。
写真からはサイズ感が伝わりづらいですが、体長15cmほどもある大きなカエルです。
普段は公園の「野鳥の森」などで暮らしていますが、
この季節になるといっせいに「武蔵の池」にやってきます。
よく見ると、あっちにもこっちにも、カエルだらけ!
何匹かが抱き合って固まっていることも…。
このように、カエルたちが一度に同じ場所に集まる様子を「カエル合戦」と呼びます。
では、どうしていっせいに「武蔵の池」にやってくるのでしょうか?
目をこらして池の中を観察してみると…、
カエルたちのすぐ近くにこんなものがありました。
このニョロニョロの正体は、アズマヒキガエルの卵塊(らんかい)です。
カエルたちは、産卵のために「武蔵の池」に集まっていたのですね。
みなさんも公園に遊びにきた際には、「武蔵の池」を覗いてみてくださいね。
この季節には、春を心待ちにしていた様々な生きものたちがいっせいに動き始めます。
きっと新しい発見や出会いが待っていますよ。
季節の花、緑、生きもの | saita1