武蔵野地域にある都立公園のオフィシャル情報を発信しています。

むさしのの都立公園

府中の森公園 オフィシャルブログ

2014年8月8日

森キッズ★探検ツアー~夏の生きものガイドウォーク~

7月21日、ちゅうちゅうホリデイのイベント内で、森キッズ★探検ツアーを開催しました。時折強い日差しが降り注ぎ、いよいよ夏本番です。

 

まずは舞台となった武蔵野の森の木の紹介。

 

クヌギやコナラなどどんぐりの木を観察しました。よく見ると枝先には小さなどんぐりが!

 

もう秋の準備をはじめているんですね。

 

近くには別のどんぐりの木が見つかりました。根元が切り株になっていて、そこから新しい芽が出てきたようです。

葉っぱを触ってみるととっても柔らかい!

生えたばかりの木は葉っぱが柔らかく、いろいろな虫が集まってきます。アブラムシが汁を吸って、アリがアブラムシから蜜をもらって、テントウムシがアブラムシを食べて・・。

こうして生きものは他の種類とつながってくらしているのです。

 

今度はコナラの木から樹液が出ているのを発見!カナブンなどがたくさん集まっています。

スズメバチが危なくて近づけない。どいてくれればいいのに!

そんな声が聞こえてきます。

ちょっとまってください。スズメバチは樹液で何をしているのでしょうか?

 

樹液が出るには、最初はカミキリムシが木をかじって卵を産みつけます。その時に開いた穴から樹液が出てくるのですが、それだけでは足りません。次に、スズメバチが穴の周りをかじって広げます。

濡れた木の皮が巣の材料に一番いいと言われています。そうしてたくさんの虫が集まれる場所ができるのです。

カミキリムシやスズメバチも自然の中では大切な役割を果たしているんですね。

生きものの意外な一面に皆さん感心されていたようでした。

 

最後に虫が大好きな樹液の匂いをかいでみます。

 

甘い!くさ~い!お酒みたい。色々な声があがってきます。

実はこの匂いが、樹液の昆虫を観察する時に役に立つのです。

 

クヌギやコナラであれば、なんでも樹液がでるわけではありません。

昆虫を観察するためには、何本もの木の中から、樹液の出ている木を探す必要があります。

そんな時に頼りになるのがみなさんの鼻というわけです。また、耳を使ってカナブンやスズメバチのはばたく音を聞くのもいいかもしれません。

 

今回の森キッズ★探検ツアーでは、葉っぱをさわって、樹液の匂いをかいで、カナブンの音を聞いて。

身体中を全部つかって楽しみました。

自然の中では、目で見るだけでなく、いろいろなところを使った方がもっと楽しくなるということをみなさん実感されたようです。

 

夏はまだまだ続きます。身体中全部を使って、思い切り楽しんでくださいね。

イベント,季節の花、緑、生きもの| はせavatar