武蔵野地域にある都立公園のオフィシャル情報を発信しています。

むさしのの都立公園

春は黄色い花が多い?

2019年4月30日(火)

パークレンジャー:矢口

春は黄色い花が多い?

今年は寒かったり暑かったりと、季節が行ったり来たりしていますが、

むさしのの都立公園は、あちこちで花ざかりです。

 

ヘビイチゴ、

(写真1)ヘビイチゴ

 

カントウタンポポ、

(写真2)カントウタンポポ

 

ジシバリ、

(写真3)ジシバリ

 

そしてキンラン…。

(写真4)キンラン

強くなっていく陽射しを集めるように、輝いています。

 

こうして見ると、春の花には黄色いものが多くあるのがよく分かります。

その理由にはいろいろな説がありますが、一説には昆虫を呼ぶためとも言われています。

 

植物にとって、花を咲かせる一番の目的は自分の子孫(タネ)をつくることです。

タネを作るのに必要な花粉が運ばれてくる方法はいろいろありますが、多くは昆虫が運びます。

そのため、花は昆虫を惹き付けるための工夫をするのです。

 

その工夫の一つが色です。

春にいち早く活動を始める昆虫にはアブやハエの仲間が多く、これらの虫たちは黄色い色に敏感だといわれています。

そのため、春には黄色い花が多く咲くのだそうです。

 

確かに、写真を撮っている間、花粉を体中にまとって、忙しく飛び回っている様子をよく見かけました。

(写真5)花粉

植物と虫たちは協力しあいながら、あっという間に過ぎていく春を賑やかに過ごしています。

遠出も良いけれど、身近にある公園で、そんな様子を観察してみませんか。

single