武蔵野地域にある都立公園のオフィシャル情報を発信しています。

むさしのの都立公園

自然を満喫

公園には雑木林や小川など、むさしのの貴重な自然が、今もなお残っています。
季節の変化を感じたり、たくさんの生きものに出会ったり、公園の自然を満喫しよう!

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レンジャーミニ図鑑

むさしのの都立公園でみられる生きものの情報が満載のセルフガイドシート。
レンジャーミニ図鑑を持ってむさしのの都立公園へ自然観察にでかけよう。

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No.1

どんぐり木の実

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  1. No.18 武蔵野の公園で見られるちょっと怖い生き物
  2. No.17 武蔵野の公園で見られる動物
  3. No.16 武蔵野の公園で見られる赤トンボ
  4. No.15 武蔵野の公園で見られる秋の花
  5. No.14 武蔵野の公園で見られるトンボ
  6. No.13 武蔵野で見られるへび・とかげ・かめ
  7. No.12-2 武蔵野の公園で見られる初夏〜夏の樹の花
  8. No.12 武蔵野の公園で見られる初夏〜夏の草花
  9. No.11-2 武蔵野公園で゙見られる冬の昆虫
  10. No.11武蔵野の公園で見られる冬〜早春の花・実
  11. No.9-2 武蔵野の公園で見られるチョウ
  12. No.9 武蔵野の公園で見られるチョウ
  13. No.8 武蔵野の公園で見られる秋の実
  14. No.7 武蔵野の公園で見られる野菊
  15. No.6 武蔵野の公園で見られるきのこ
  16. No.5 武蔵野の公園で見られるバッタの仲間
  17. No.4 武蔵野の公園で見られるセミの仲間
  18. No.3 武蔵野で見られる野鳥
  19. No.1-2 武蔵野の公園で見られる春の樹の花
  20. No.1 武蔵野の公園で見られる春の草花

レンジャーこどもミニ図鑑

  1. No.1 どんぐり木の実

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2014年10月22日(水)

「ばったランド」へ行こう!

こんにちは。パークレンジャーの山田です。

だんだん木の葉が色づき始め、秋が深くなりつつあります。

原っぱでは、鳴く虫の合唱が心地よく聞こえてきます。

 

みなさんは、公園に「ばったランド」と呼ばれる場所があるのをご存知ですか?

ただの原っぱ?

いえいえ、バッタたちには草のレストランでもあり、

安心して眠ることができるベッドでもあるのです。

「ばったランド」とは、広場の一角の草を刈り残して、

バッタやコオロギたちのすみ場所を守っている場所です。

 

 

この看板が目印!

 

「ばったランド」には、10種類前後のバッタやコオロギがたくさんすんでいます。

こちらは、目の下の模様に特徴のある「ツチイナゴ」。

冬は、成虫で過ごします。

 

体より長いハネが特徴的な「ツユムシ」。

ピチッ…ピチッ…と小さな声で鳴きます。 

 

バッタやコオロギだけでなく、それらを食べにナガコガネグモや

カマキリやトンボ、トカゲ、鳥などもやってきます。

「あっ!コバネイナゴが、ナガコガネグモに捕まっちゃった!」

こうして、命がつながっていくのですね。

 

バッタがすめる環境を整えると、さまざまな生きものが集まる豊かな環境となります。

私たちパークレンジャーは、「ばったランド」をつくることで

どんな生き物が集まるのか、定期的に調査も行っています。 

「ばったランド」は、野川公園・武蔵国分寺公園・府中の森公園にあります。

今は、バッタのハイシーズン!

皆さんも、ぜひ「ばったランド」に遊びに来てください!

そして、パークレンジャーを見つけたら、どんな生きものがいたか教えてくださいね。

2014年9月18日(木)

秋の花ご紹介

暑かった夏が嘘のように、すっかり過ごしやすくなり、外歩きの気持ち

よい季節となりました。

咲き始めた秋の花を見ながら、近くの公園でピクニックなんてどうですか!?

 

 森陰にミズヒキが咲いています。

爽やかな森の風に、赤い花穂が揺れています。

のし袋などに付ける水引に似ているのが名の由来。

 

小さな花もよく見るときれいです。

上半分が赤く、下半分が白いのです。

こんな花、あまりありません。

どこでも見られる花ですが、東村山中央公園の東樹林にはたくさんあります。

少ないですが白花もあるかもしれません。探してみてはいかがでしょう?

 

色鮮やかなヒガンバナ。これも森陰の好きな花。

野川公園の自然観察園には見事な群生がありますよ。

 

 

ナガサキアゲハがやってきました。

花から花へと飛んでまわり、いつまでも蜜を吸っています。

アゲハなのに後ろ翅に長い突起がない、ずんぐりとした姿です。

 

明るい草地にツリガネニンジン。

うす水色の小ぶりな花が、とてもかわいらしいのです。

狭山・境緑道の「馬の背」は、草地の花の天国です。

 

ワレモコウもたくさんある。

深い赤の美しい、なんとも趣のある花です。

これでもバラの仲間です。小さな花が集まって上から順に咲いていく。

昔、神様が「紅い花集まれ」と言ったとき、「我も紅なり」とやってきたのが、

名の由来とされています。

 

ハギの花をよく見たことがありますか?

一番上の花びらが目立つ、マメ科独特の形です。

それではどんな実がなるでしょう?豆がなっているでしょうか?

探してみればわかりますよ。

「ああ、こんな豆もあるんだ!」と、きっと嬉しくなりますよ。

 

楽しい秋の「野の花散歩」

爽やかな風の中、どこまでも歩いていきましょう。

 

 

2014年8月29日(金)

パークコーディネーター:矢口

街中の「月の女神」

今回は「ガ」のお話です。

 

「えー…。ガなんて…。」

と言うなかれ。

ガの中には綺麗なものもいるんですよ。

 

先日、武蔵野中央公園に現れた「オオミズアオ」も、そんなガです。

漢字で書くと「大水青」。

その名の通り、大きな淡い水色の翅に、小さな紋とえんじ色の縁取りが、おしゃれです。

 

このオオミズアオ、学名(生きものの世界共通の名前)にギリシャ神話の月の女神「アルテミス」の名前がつきます(Actias artemis)。

 

この淡い水色を、月の光に見立てたのでしょうか。

 

幼虫は、モミジやサクラ、コナラなどを食べているため、街中でもフラリフラリと飛んでいるのを見かけることがあります。

みなさんも、探してみてくださいね。

2014年7月28日(月)

パークコーディネーター:矢口

ニホンミツバチの団結力

 

 

サクラの木に開いた穴にたくさんのニホンミツバチが出入りしているのを見つけました。

 

 

ニホンミツバチは古くから日本に生息しているハチで、

黄色と黒の縞模様が特徴です。

セイヨウミツバチより黒い色が強く出ます。

 

 

時々黄色いものを脚につけて帰ってくるハチがいます。

これは花粉で、幼虫たちのエサになるのです。

花粉をせっせと運んでいるハチの姿が見られたら、

巣の中では幼虫がすくすくと育っていることが分かります。

 

 

暑い日には巣の入口にたくさんのハチが集まり、すごい勢いではばたいています!

巣の中に風を送るため、自分が扇風機代わりになって、巣の仲間を守ろうとしているのですね。

 

ニホンミツバチはとてもおとなしく、

巣の入口に近づかなければ刺されることはありません。

木の穴に出入りしているミツバチを見かけたら、仲間のために一所懸命に働く姿をそっと見守ってみてください。

 

 

 

2014年7月25日(金)

パークコーディネーター:平山

エゴノキの実に穴が・・・

夏、エゴノキは実の季節。サクランボのような形の白い実が、たくさんなっています。

実をよ~く見ると、茶色っぽく穴が開いている部分があります。

これ、何だかわかりますか?

実は、ある虫が卵を産んだ跡なのです。

エゴヒゲナガゾウムシという、5㎜くらいの小さなゾウムシの仲間。ゾウムシですが、鼻は長くありません。

 

 

メスの顔が牛に似ているので、「ウシヅラゾウムシ」という別名もあります。

オスは飛び出した角のような物の先に目が付いています。

ちょっと変わった顔ですね。(上:メス、下:オス)

 

今の時期、あちこちのエゴノキでたくさん見ることができます。

穴が開いた実がなっていたら、その木のどこかにいるはず!

ぜひ探してみてください。

2014年6月29日(日)

パークコーディネーター:平山

子供たちはとってもにぎやか!

もうすぐ6月も終わり。鳥たちの子育てシーズンも、いよいよ佳境に入っています。

ヒナはすでに巣立っていますが、今でも親と一緒に行動している姿が見られます。

 

中でも目立つのはムクドリ。

ギャーギャーと一際大きな声で鳴きながら親鳥の後をついて回る子ムクドリがいます。

親にエサをねだっているのです。

 

よ~く見ると、親に比べて灰色がかっていて顔の白い斑点もあまり目立ちません。

どことなくあどけない顔をしているのが可愛いですね!(上:子ども、下:大人)

 

 

甘えん坊の子どもたちも、もうすぐ親離れの時期を迎えます。

親鳥は子どもの成長に合わせてエサをあげなくなり、自分でエサを取るようにさせていくのです。

可愛らしい姿を見られるのはあと少し。

公園に遊びに来たら、ぜひ子どもたちを探してみてください。

 

2014年6月10日(火)

パークコーディネーター:平山

小さくたってカマキリだもん!

大きな体と鋭いカマがかっこいいオオカマキリ。

名前のとおり体の大きなカマキリで、オスは8cmくらいメスは10cmくらいになります。

8月になると、大人の姿が見られるようになります。

 

 

でも、そんなオオカマキリも今はまだ子供です。大きさは2cmくらい。

探そうと思っても、よ~く見ないと見つかりません。

 

 

小さくたって姿は大人と同じ。

ハエを捕まえて食べたりしています。

 

 

 

時にはにらみを効かせてみたりして・・・。

大人の真似をしている子供みたいで、何だか可愛らしいですね。

 

 

林の周りを探してみると、見つかるかもしれません。

公園に来たら、探してみてね!

 

 

 

 

 

 

 

2014年6月07日(土)

パークコーディネーター:平山

Webガイドウォークをお届けします。

東京はしっぽりと梅雨に入ったようですね。

6月7日、武蔵国分寺公園で予定されていた「大人のための樹木観察ガイドウォーク」は雨のため中止とさせていただきました。

楽しみにされていた皆様に、ここでwebガイドウォークをお楽しみいただきます。

 

 

初夏を彩るセンダンの花もそろそろ終わり。小さな薄紫の花も涼しげな木です。

高知市の繁華街にはセンダンの並木があります。「南国の街に合う木だなあ」と、思って見上げたことを思い出します。「センダンは双葉より芳し」は、香木の白檀(びゃくだん)であり、この木とは違うとされますが、姿形にはどこか気品があって、間違ってできた諺が、そのまま生きているのもうなずける気がします。

 

ゼフィルスの仲間が飛ぶ季節。

ゼフィルスとはギリシャ神話の西風の精ですが、樹上性のシジミチョウの総称として使われているものです。日本産は25種あるとされています。武蔵野でわりとよく見られるのは、このミズイロオナガシジミでしょうか、すすっと筆を走らせたような翅の模様が美しい。

 

スイカズラの花は最初白く、やがて黄色に変わります。弦植物ですから森の中では他に木にからんで成長する。最近はフェンスにからませて街の緑化にも一役買っているようです。

よく見れば、おしべを自由に遊ばせて、生まれたてのタコの赤ちゃんのようにも見えるのです。楽しげで可憐なスイカズラの花、そろそろ黄色ばかりになってきました。

 

エナガの兄弟が巣立ちました。まだ飛ぶのが上手でなく、曲芸のように枝にぶら下がり、ひっくり返ったりしながらも、一生懸命餌を探す。自分のことに精いっぱいだから、近くで見ていても逃げません。

 

シジュウカラの雛たちも、もう見た目は親と変わりません。ただ鳴き声が子猫のようにかわいくて、どちらかといえばヤマガラのように聞こえます。あまり離れずに集まって、楽しげに森で遊んでいる。首のネクタイが太いのが雄、細いのが雌。その特徴はもうはっきりと出ています。

 

ユリノキの花や実を間近で観察したいなら、武蔵国分寺公園の円形広場がいいでしょう。たくさん植わったユリノキが低い位置にも花をつけます。そろそろ花は終わりでも、まだまだ新芽が出てきます。何段階にもなって若い葉を出すことに、どんな利点があるのでしょう?遅い霜に備えてのことでしょうか?Tシャツのような形の葉は、最初は二つ折りで出てきます。北アメリカ南部原産の木です。

 

タイサンボクの花が見ごろです。大人の両手をまるめたほどの、とても大きな花からは、甘い香りがただよいます。たくさんのおしべがついていますが、その付け根が、はっとするほど美しい紫です。こんな目立たないところに、こんな美しい色を持ってくるなんて、なんておしゃれな花でしょう。

 

 

ガクアジサイが咲き始め。紫や青の淡い色が、日本の梅雨を彩ります。この花に出会えるから、梅雨空も悪くないと思うのです。大きな花を回りにだけ付けたのがガクアジサイで、これがアジサイの原種とされます。

 

 

WEBガイドウォークいかがだったでしょうか?

ぜひむさしのの都立公園へ梅雨時期の生きものに会いに来てくださいね。

 

 

2014年5月29日(木)

パークコーディネーター:平山

どんぐりのあかちゃん

パークレンジャーの山田陽子です。

ドングリといえば秋ですが、一体いつから実が出来はじめるのでしょうか。

 

今、マテバシイのドングリが実りはじめています。

そして更によく見ると、新芽の先には花のつぼみも見られます。

花と実が同時に見られるのは不思議ですね。

 

 

マテバシイの実は、受粉後、翌年の10月に成熟します。

ということは、今見られるドングリの赤ちゃんは昨年受粉したもの。

一年半かけて実を大きくするのですね!

 

 

ドングリのあかちゃんを割ってみると・・・

 

殻斗(ドングリの帽子になる部分)に包まれた小さな小さなドングリを発見。

はじめは、殻斗のほうが大きいのですね!

 

ぜひ、この後のドングリの成長も観察してみて下さい。

 

 

 

2014年4月30日(水)

パークコーディネーター:平山

シジュウカラを見つけよう

ツツピー!

ツツピー!

 

いま、武蔵野の都立公園なら、どこへ行っても聞こえる鳥の声。

青い空に元気いっぱいに響く、この声の主はシジュウカラです。

 

 

どうですか?きっと見たことありますよね?

武蔵野の雑木林なら、もっともよく見られるスズメほどの大きさの野鳥です。

胸に縦の一本線。おしゃれなネクタイが目印ですよ。

 

 

シジュウカラは、いままさに子育てシーズンの真っただ中!

お父さんとお母さんが一生懸命に虫を集めてきます。

じっと観察していたら、なんと3分間に1回、虫を運んできていました。

 

一日いったい何匹になるでしょうか?

虫もいっぱい住んでいる、緑いっぱいの環境がなければシジュウカラは暮らせません。

武蔵野の都立公園は、シジュウカラをはじめとする、身近な生き物たちに大切な生活の場所でもあるんです。