武蔵野地域にある都立公園のオフィシャル情報を発信しています。

むさしのの都立公園

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2014年7月28日(月)

ニホンミツバチの団結力

 

 

サクラの木に開いた穴にたくさんのニホンミツバチが出入りしているのを見つけました。

 

 

ニホンミツバチは古くから日本に生息しているハチで、

黄色と黒の縞模様が特徴です。

セイヨウミツバチより黒い色が強く出ます。

 

 

時々黄色いものを脚につけて帰ってくるハチがいます。

これは花粉で、幼虫たちのエサになるのです。

花粉をせっせと運んでいるハチの姿が見られたら、

巣の中では幼虫がすくすくと育っていることが分かります。

 

 

暑い日には巣の入口にたくさんのハチが集まり、すごい勢いではばたいています!

巣の中に風を送るため、自分が扇風機代わりになって、巣の仲間を守ろうとしているのですね。

 

ニホンミツバチはとてもおとなしく、

巣の入口に近づかなければ刺されることはありません。

木の穴に出入りしているミツバチを見かけたら、仲間のために一所懸命に働く姿をそっと見守ってみてください。

 

 

 

2014年7月25日(金)

パークコーディネーター:平山

エゴノキの実に穴が・・・

夏、エゴノキは実の季節。サクランボのような形の白い実が、たくさんなっています。

実をよ~く見ると、茶色っぽく穴が開いている部分があります。

これ、何だかわかりますか?

実は、ある虫が卵を産んだ跡なのです。

エゴヒゲナガゾウムシという、5㎜くらいの小さなゾウムシの仲間。ゾウムシですが、鼻は長くありません。

 

 

メスの顔が牛に似ているので、「ウシヅラゾウムシ」という別名もあります。

オスは飛び出した角のような物の先に目が付いています。

ちょっと変わった顔ですね。(上:メス、下:オス)

 

今の時期、あちこちのエゴノキでたくさん見ることができます。

穴が開いた実がなっていたら、その木のどこかにいるはず!

ぜひ探してみてください。

2014年6月29日(日)

パークコーディネーター:平山

子供たちはとってもにぎやか!

もうすぐ6月も終わり。鳥たちの子育てシーズンも、いよいよ佳境に入っています。

ヒナはすでに巣立っていますが、今でも親と一緒に行動している姿が見られます。

 

中でも目立つのはムクドリ。

ギャーギャーと一際大きな声で鳴きながら親鳥の後をついて回る子ムクドリがいます。

親にエサをねだっているのです。

 

よ~く見ると、親に比べて灰色がかっていて顔の白い斑点もあまり目立ちません。

どことなくあどけない顔をしているのが可愛いですね!(上:子ども、下:大人)

 

 

甘えん坊の子どもたちも、もうすぐ親離れの時期を迎えます。

親鳥は子どもの成長に合わせてエサをあげなくなり、自分でエサを取るようにさせていくのです。

可愛らしい姿を見られるのはあと少し。

公園に遊びに来たら、ぜひ子どもたちを探してみてください。

 

2014年6月10日(火)

パークコーディネーター:平山

小さくたってカマキリだもん!

大きな体と鋭いカマがかっこいいオオカマキリ。

名前のとおり体の大きなカマキリで、オスは8cmくらいメスは10cmくらいになります。

8月になると、大人の姿が見られるようになります。

 

 

でも、そんなオオカマキリも今はまだ子供です。大きさは2cmくらい。

探そうと思っても、よ~く見ないと見つかりません。

 

 

小さくたって姿は大人と同じ。

ハエを捕まえて食べたりしています。

 

 

 

時にはにらみを効かせてみたりして・・・。

大人の真似をしている子供みたいで、何だか可愛らしいですね。

 

 

林の周りを探してみると、見つかるかもしれません。

公園に来たら、探してみてね!

 

 

 

 

 

 

 

2014年6月07日(土)

パークコーディネーター:平山

Webガイドウォークをお届けします。

東京はしっぽりと梅雨に入ったようですね。

6月7日、武蔵国分寺公園で予定されていた「大人のための樹木観察ガイドウォーク」は雨のため中止とさせていただきました。

楽しみにされていた皆様に、ここでwebガイドウォークをお楽しみいただきます。

 

 

初夏を彩るセンダンの花もそろそろ終わり。小さな薄紫の花も涼しげな木です。

高知市の繁華街にはセンダンの並木があります。「南国の街に合う木だなあ」と、思って見上げたことを思い出します。「センダンは双葉より芳し」は、香木の白檀(びゃくだん)であり、この木とは違うとされますが、姿形にはどこか気品があって、間違ってできた諺が、そのまま生きているのもうなずける気がします。

 

ゼフィルスの仲間が飛ぶ季節。

ゼフィルスとはギリシャ神話の西風の精ですが、樹上性のシジミチョウの総称として使われているものです。日本産は25種あるとされています。武蔵野でわりとよく見られるのは、このミズイロオナガシジミでしょうか、すすっと筆を走らせたような翅の模様が美しい。

 

スイカズラの花は最初白く、やがて黄色に変わります。弦植物ですから森の中では他に木にからんで成長する。最近はフェンスにからませて街の緑化にも一役買っているようです。

よく見れば、おしべを自由に遊ばせて、生まれたてのタコの赤ちゃんのようにも見えるのです。楽しげで可憐なスイカズラの花、そろそろ黄色ばかりになってきました。

 

エナガの兄弟が巣立ちました。まだ飛ぶのが上手でなく、曲芸のように枝にぶら下がり、ひっくり返ったりしながらも、一生懸命餌を探す。自分のことに精いっぱいだから、近くで見ていても逃げません。

 

シジュウカラの雛たちも、もう見た目は親と変わりません。ただ鳴き声が子猫のようにかわいくて、どちらかといえばヤマガラのように聞こえます。あまり離れずに集まって、楽しげに森で遊んでいる。首のネクタイが太いのが雄、細いのが雌。その特徴はもうはっきりと出ています。

 

ユリノキの花や実を間近で観察したいなら、武蔵国分寺公園の円形広場がいいでしょう。たくさん植わったユリノキが低い位置にも花をつけます。そろそろ花は終わりでも、まだまだ新芽が出てきます。何段階にもなって若い葉を出すことに、どんな利点があるのでしょう?遅い霜に備えてのことでしょうか?Tシャツのような形の葉は、最初は二つ折りで出てきます。北アメリカ南部原産の木です。

 

タイサンボクの花が見ごろです。大人の両手をまるめたほどの、とても大きな花からは、甘い香りがただよいます。たくさんのおしべがついていますが、その付け根が、はっとするほど美しい紫です。こんな目立たないところに、こんな美しい色を持ってくるなんて、なんておしゃれな花でしょう。

 

 

ガクアジサイが咲き始め。紫や青の淡い色が、日本の梅雨を彩ります。この花に出会えるから、梅雨空も悪くないと思うのです。大きな花を回りにだけ付けたのがガクアジサイで、これがアジサイの原種とされます。

 

 

WEBガイドウォークいかがだったでしょうか?

ぜひむさしのの都立公園へ梅雨時期の生きものに会いに来てくださいね。

 

 

2014年5月29日(木)

パークコーディネーター:平山

どんぐりのあかちゃん

パークレンジャーの山田陽子です。

ドングリといえば秋ですが、一体いつから実が出来はじめるのでしょうか。

 

今、マテバシイのドングリが実りはじめています。

そして更によく見ると、新芽の先には花のつぼみも見られます。

花と実が同時に見られるのは不思議ですね。

 

 

マテバシイの実は、受粉後、翌年の10月に成熟します。

ということは、今見られるドングリの赤ちゃんは昨年受粉したもの。

一年半かけて実を大きくするのですね!

 

 

ドングリのあかちゃんを割ってみると・・・

 

殻斗(ドングリの帽子になる部分)に包まれた小さな小さなドングリを発見。

はじめは、殻斗のほうが大きいのですね!

 

ぜひ、この後のドングリの成長も観察してみて下さい。

 

 

 

2014年4月30日(水)

パークコーディネーター:平山

シジュウカラを見つけよう

ツツピー!

ツツピー!

 

いま、武蔵野の都立公園なら、どこへ行っても聞こえる鳥の声。

青い空に元気いっぱいに響く、この声の主はシジュウカラです。

 

 

どうですか?きっと見たことありますよね?

武蔵野の雑木林なら、もっともよく見られるスズメほどの大きさの野鳥です。

胸に縦の一本線。おしゃれなネクタイが目印ですよ。

 

 

シジュウカラは、いままさに子育てシーズンの真っただ中!

お父さんとお母さんが一生懸命に虫を集めてきます。

じっと観察していたら、なんと3分間に1回、虫を運んできていました。

 

一日いったい何匹になるでしょうか?

虫もいっぱい住んでいる、緑いっぱいの環境がなければシジュウカラは暮らせません。

武蔵野の都立公園は、シジュウカラをはじめとする、身近な生き物たちに大切な生活の場所でもあるんです。

 

2014年3月30日(日)

パークコーディネーター:平山

コナラがすくすく成長中

イベントで使うために、公園の林から取って来た土。その中に、たまたまコナラのドングリが入っていたようです。

暖かい管理所の中に置かれているので、外のドングリよりも一足早く、すくすく育っています。

失礼して掘り出してみると・・。

左下にある、黒い豆のようなものがドングリ。

ゴボウのような立派な根っこも生えています。

土の中には色々な種が混じっています。

もしかしたら、何年も土の中で芽を出すのを待っている種があるかもしれません。

どんな植物が生えてくるか、観察してみるのも面白いですよ!

2014年2月26日(水)

パークコーディネーター:平山

一足先にお届け!

 

「こんにちは!私はだれでしょう!?」

知っている人もいますね!オニグルミの芽吹きです。

お猿さんの顔みたいに見えるのは、去年の葉がついていたあと。

その上から葉が出ます。

公園の中の、少し湿ったところでよく見られる木です。

 

でも芽吹きにはちょっと早い!?

そう、これは去年の冬、冬の樹木観察会のときに、レンジャーがみなさんにお見せして、すてるのがしのびないので、ビンにさしておいたのです。暖かい部屋の中にあったから、外より早く芽吹きました。

みなさんにお目にかかれるのは、4月ごろでしょうか?一足先の春のお届けです。

かわいいでしょ!?

 

 

こちらは同じように部屋の中で芽吹いたホオウノキです。

日本の樹木の中では最も大きな葉を付ける木。

新芽にはこんなふうに銀色の毛が生えているのですね!

ホウノキの芽吹きはとても美しいので、ぜひ見ていただきたい!

 

木々の芽吹きが見られるのはわずかな間です。

公園を散歩するときに、今のうちからチェックです!

 

*お見せしたのはイベントのためにレンジャーが特別に採集したものです。公園の樹木は折ったりしないようにお願いいたします。

2014年1月31日(金)

パークコーディネーター:平山

小さな春、みぃ~つけた!

まだまだ寒さが続きますね。

木々が葉を落とし、生きもの達は静かに眠りについているように見える冬。

でも、枯草に覆われた土手を、よ~く観察してみると・・・

よく日の当たる斜面には、オオイヌフグリが開花していました!

 

 

その他にも、ホトケノザやヒメオドリコソウが蕾をつけていたり、

初春の花々たちが徐々に目覚めはじめ、シジュウカラはさえずりを始めたものいます。

 

こんな寒い冬の中でも、着実に次の季節へ向かっているんだなぁと、生きもの達の力強さに励まされる気持ちになりました。

 

ぜひ皆さんも、公園で小さな春を見つけに来てください!

 

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