武蔵野地域にある都立公園のオフィシャル情報を発信しています。

むさしのの都立公園

浅間山公園 オフィシャルブログ

2017年9月10日

「森キッズ親子昆虫観察in浅間山」開催!

8月20日に浅間山公園にて、「森キッズ~親子で昆虫観察」を開催しました!

子どもたちにはひとり一つずつ虫あみと虫かごを持ってもらい、まずは虫とりの極意をパークレンジャーから教わります。

森キッズ1

 

「虫たちをすくいとるようにあみを振るといいですよ!」

子どもたちも真剣に聞いています。
森キッズ2

観察会が始まるとさっそく虫とり開始!虫あみを振りながらやぶをガサガサ。

やる気満々です♪

森キッズ3

みんながつかまえた昆虫たちをパークレンジャーが解説!

虫かごに入れて、じっくり観察することができました。

森キッズ4

 

虫あみでつかまえる以外にも虫とりの方法はたくさんあります!

その一つがピットフォールトラップ。

落とし穴式のトラップの中にエサを入れて地表を歩く昆虫を集める方法です。

前の日にレンジャーが仕掛けたトラップには、たくさんの昆虫たちがかかりました。

虫あみではなかなかつかまえられない地面を歩きまわる虫たちに、みんな興味津々♪

森キッズ5

このトラップでとれた昆虫の中には、センチコガネがいました。

森キッズ6

浅間山公園に住むタヌキなどの動物のフンなどを食べる、フンコロガシの仲間です。

この種類は、タヌキなどの動物がいるからこそ生きられる昆虫のひとつ。

 

浅間山公園には大きなものから小さいものまで、色々な生きものたちが住んでいます。

生きものが多いと、それに関係するもっと多くの生きものが集まってくるんですね!

森キッズ7

逃げ足の早いバッタたちには、こんな方法でチャレンジ!

みんなで手をつないで輪を作り、

真ん中に敷いた布めがけてバッタたちを追い込みます!

森キッズ8

集まったバッタたちにみんな大はしゃぎ!

逃げるバッタをがんばってつかまえます。

森キッズ9

おおきなショウリョウバッタを捕まえました!

中にはこんな珍しいお客さんも…♪

森キッズ10

ちいさいニホンアマガエル!

 

今回の観察会を通して、浅間山公園には昆虫たちをはじめ、いろいろな生き物たちが住んでいることを知ってもらうことができました。参加者の方々からは、「虫たちには好きな環境があることが分かった!」「いろいろな虫や生活のようすが知れて良かった!」などの声をいただきました!

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました☆

浅間山公園には、魅力あふれる自然がまだまだたくさんあります!

10月には、森の木の実などを使った森キッズクラフトイベントを行う予定ですので、ぜひ皆さんご参加ください!お待ちしております♪

イベント| 豆ころがし

2017年7月9日

夏に向けた安全管理講習開催!

夏の季節、野外作業は、思わぬところに危険が潜んでいます。

いつの間にかなってしまう熱中症、作業中に遭遇するハチやチャドクガ、その他危険生物。これらについて、正しい知識を学び、対策や対処法を知ってもらうため、毎年ボランティアのみなさん向けに「安全管理講習」を実施しています。

 

浅間山公園では6月29日、普段から公園で活動している「浅間山を考える会」のメンバー(浅間山自然保護会、府中野鳥クラブ、浅間山ウォーキングクラブ)を対象に、夏の安全管理講習を行いました。

講師は、森づくり安全技術・技能全国推進協議会理事の松井一郎先生。

まずは屋内で、今までご自身でも経験されてきた、雑木林でのボランティア活動における危険や注意事項について話してくださいました。

1

 

実際にポイズンリムーバーや最新の熱中症対策グッズを使ってみることで、使い方や効果を体感しながらしっかり学べましたね!

2

3

 

後半は皆さんが実際に活動されている現場へ行き、危険生物の潜んでいそうな箇所を見て回るハザードマップづくりを初めて行いました。普段皆さんが活動している現場だけあって、質問や意見も多く飛び交い、今後の対策のための注意点を入念に確認できました!

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これからの時期、安全に楽しく活動をするためには、全員の意識と心がけが大切です。自己の体調管理はもちろん、周りにも目を配り、みんなで安全管理をしながらがんばりましょう☆

ボランティア| たなけ

2017年3月28日

おひさしぶり!

各地でソメイヨシノの開花の便りが聞こえてきますが、

浅間山公園でも春の名物が出始めました。

ムサシノキスゲが顔をだしています。

現状で15cmほど。

例年よりも少し早そうな印象なので、

極端に寒くなければ、4月末の「キスゲフェスティバル」の頃には

見ごろをむかえることでしょう。

 

キスゲの芽を観察していると、樹上から聴き覚えのある声!

見上げると、イカルの声でした。

 

今年は、

アトリや、

シメはたくさん見られたのですが、

イカルを目にする機会はありませんでした。

 

3月になって、ようやくこの冬はじめてのお目見えとなりました。

昨年は当たり年で、たくさんいたのですが、本当に今年はさっぱり。

また来てくれてうれしいよ♪

 

さえずりの練習をしているのか、とても美しい声が響きます。

さえずりと言うと、ウグイスなら「ホ~ホケキョ」、

シジュウカラなら「ツツピ~ツツピ~」ですが、イカルの場合は、

「▲〇×◆▲××~~♪」すみません、何と表現してよいのやら・・。

「イカルコキ~」などとする説もありますが、どうにも・・。

でも!とっても美しい声なんです。

 

まだしばらくは楽しめそうですので、早春の野草の芽吹きを探しながら、

イカルたちの声に耳を傾けてみませんか?

季節の花、緑、生きもの| もやん

2017年2月28日

「冬鳥の観察会」を開催しました!

2月11日(土)、今年も「冬鳥の観察会」を開催しました。

前日は時おり雪が舞う天候でしたが、当日は暖かい日差しに恵まれました。

 

集合の多磨霊園正門から約3時間かけて、浅間山公園に向かい、

じっくり野鳥を観察します。

 

日ごろから府中市内の野鳥調査・研究・保全に取り組まれている

「府中野鳥クラブ」の皆さんが講師として案内してくださいました。

 

双眼鏡やスコープを使いながら、

この時期ならではの冬鳥を次々と観察していきます。

 

特に目立ったのはアトリ。

普段はそれほど多くの数は見られない種類なのですが、今年はどうやら当たり年!

多磨霊園でも浅間山でも、合計100羽近くの群れを見ることができました。

 

その他はメジロやエナガなど、おなじみの鳥たちも姿を見せてくれ、

21種の鳥を観察できました。

 

大人から子どもまで、30人の参加者の皆さんは

それぞれお気に入りの鳥を見つけては、夢中になって観察されています。

 

双眼鏡や望遠鏡を使い慣れない方や、鳥の種類が分からない方へは、

府中野鳥クラブのメンバーが手厚くサポート。

たくさんの冬鳥を間近で見られ、かわいい姿に皆様とても癒されたようです。

ご参加された皆様、ありがとうございました。

 

そろそろ春の足音が聞こえて来そうですが、

まだしばらくは冬鳥たちとの出会いを楽しむことができます。

 

今回の観察会で使用した、多磨霊園や浅間山公園の地図、

レンジャーミニ図鑑(野鳥)や府中野鳥クラブ作成の野鳥絵図などの資料は、

都立武蔵野公園サービスセンターで配布しております!

 

それらを片手に、暖かい格好で、少し体を動かしながら、

この時期ならではの鳥たちに会いに行ってみませんか?

イベント| もやん

2017年1月28日

【イベント告知】2月11日冬鳥の観察会を開催します

バードウォッチングが初めての方にもおすすめ!

 

府中野鳥クラブの講師の説明を聞きながら、多磨霊園から浅間山公園にかけて
ゆったりと歩き、冬鳥を観察します。

 

 

日時:2017年2月11日(土)9時~12時 ※雨天の場合は翌2月12日(日)に順延

 

対象:子供から大人まで(小学生以下の場合は保護者同伴)

 

定員:50名(先着順)

 

参加費:200円(資料・保険代)

 

申込み方法:事前申込(先着)。武蔵野公園サービスセンターへ電話(042-361-6861)または来館。催し物名、希望者全員の氏名、年齢及び連絡先(郵便番号・住所・電話番号)、双眼鏡の貸出希望の有無をお伝えください。

詳細:http://musashinoparks.com/app/events/view/1006

 

※双眼鏡の貸出をご希望の方は、申込時にその旨をお伝えください。ただし、数に限りがございますので予めご了承ください。

 

 

共催:都立武蔵野公園(西武・武蔵野パートナーズ)、浅間山を考える会(府中野鳥クラブ/浅間山自然保護会/浅間山ウォーキングクラブ)

後援:府中市

協力:多磨霊園

 

※個人情報の取り扱いについて
お申し込みの際に頂戴した個人情報は、当事業以外に使用しないものとし、その保護について万全を期してまいります。

 

 

イベント| ハイジ

2016年12月20日

雑木林に舞う、白い冬の精

12月に入り、雑木林の風景が茶色一色に変わってきました。

冬晴れの朝には、褐色からオレンジとなり、とってもきれいです。

 

落ち葉をサクサク踏みながら歩いてみると、

陽だまりの中に、時折白いものが舞い上がるのを目にすることができます。

 

とまったところをよく観察すると、どうやら小さなガのようです。

この虫の名は、「クロスジフユエダシャク」。

名前の通り、冬にしか出てこない「フユシャク」と呼ばれる仲間の1種です。

見ると、と~~ってもゆっくり飛んでいます。

北風が吹くと、ひゅ~~っと飛ばされていく姿を見ることも。

こんな様子で生きていけるのでしょうか??

 

実は、「フユシャク」の仲間は寒さが厳しくなり、

カマキリやトンボ、トカゲなどといった肉食動物が

冬眠についたころ活動を開始します。

しかも、活動時間のメインは、鳥たちの寝静まった夜間です。

(ただし、「クロスジフユエダシャク」など一部の仲間は日中に行動します。)

 

なるほど、敵に襲われる心配が少ないため、こんなにのんびり飛んでいるのですね。

 

逃げる必要がなくなったとき、フユシャクは究極の省エネ方法を編み出しました。

それがこれです。

これが、クロスジフユエダシャクのメスの姿。

なんと!ガのトレードマークでもある翅がほとんどありません・・。

 

フユシャクは成虫になった後、食べることをしないため、

敵から逃げる必要がなければ、ほとんど動かなくてよいのです。

 

そのため、動き回るのは、結婚相手を探すオスだけで、

メスは動き回るのをやめてしまいました。

そうして、次第に翅を退化させていったと言われています。

 

ある意味、効率よく生きるための、究極の形なのかもしれません。

 

翅がなく、目立たないメスを探すのはなかなか難しいですが、

オスがたくさん集まっていれば、観察のチャンス!

近くにメスがいるかもしれません。

 

ひらひらと白い妖精のようなオスが舞っていたら、

近くの木の幹などを探してみてください。

 

およそガとは思えない、メスを観察できるかもしれません。

省エネ中の隠れ上手のメスとかくれんぼで勝負です♪

 

 

 

季節の花、緑、生きもの| もやん

2016年12月11日

「森キッズクラフトDAY」開催しました!

113日(木・祝)に、「森キッズクラフトDAY in浅間山」を開催しました。

1643名ものたくさんの方が参加してくださり、大盛況です!

 

まずは浅間山を散策。

浅間山で活動している「浅間山自然保護会」のメンバーと、

パークレンジャーによるガイドを聞きながら、浅間山の生きものを観察します。

 

秋の浅間山は、自然素材の宝の山!どこを見ても木の実だらけ!

クラフトづくりのイメージを膨らませながら、散策の合間に、

ちょっとだけ山から分けてもらいました。

 

「今回拾ったどんぐりや赤い実は、普通なら鳥やタヌキのごはんになるんだよ。」

パークレンジャーが調査で記録したタヌキの写真を見ながら、

子どもたちは

「せっかく分けてもらったんだから、大切にクラフトをつくろう」

と心に決めたようです。

 

次はいよいよクラフトの時間!

クラフトの講師は、「浅間山自然保護会」のみなさんと、

府中市内で環境教育に力を入れている「かんきょう塾ネット」の

メンバーのみなさんです!

 

子どもたちがアイデアを話すと、こうしたらどう?など、

やさしくアドバイスをしてくれます。

 

表情豊かなどんぐりたちが並ぶ、ステキな作品ができあがりました!

 

こちらは、色とりどりの葉っぱの中を、折り紙のチョウが舞います!

 

みんな世界に一つだけの、自分のクラフトにご満悦です。

 

最後に、どうして浅間山が木の実いっぱいの雑木林でいられるのか、

みんなで考えてみました。

 

浅間山はもともと「里山」と呼ばれる雑木林で、人間が畑の肥料になる落ち葉や、

お料理のための薪をとるためにお手入れをすることで保たれていました。

 

しかし、最近は落ち葉や薪を使っている人はほとんど見ません。

お手入れされないと、荒れた暗い森になってしまいます。

 

そこで、今では、浅間山を明るく楽しい場所にしたいと、

「浅間山自然保護会」をはじめとする団体のみなさんや、府中市内の学校、

企業のみなさんが、力を合わせて、浅間山のお手入れをがんばってくれています。

参加者の中には、すでに浅間山のお手入れに参加してくれた方もいたようで、

「あの時がんばったことが、浅間山のためになっているんだ」と、

なんだか嬉しそうでした。

 

これからも浅間山でたくさんあそんで、お手入れして、

みんなでたのしい山にしていきたいですね!

 

 

ご参加頂いたみなさま、ありがとうございました!

イベント,ボランティア| もやん

2016年11月17日

コナラの木でブドウゼリー発見!?

秋も終盤を迎え、浅間山の木々もだいぶ色づいてきました。

 

オレンジ色になりつつあるコナラの木を近くで見ていると、

隙間につるっとした質感のブドウのような小さな塊を見つけました。

ブドウのような、ナマコのような、なんとも言えない形をしています。

そっとさわってみると、寒天のようなつるふわっとした肌ざわりです。

 

近くを見ると、答えがわかりました。

緑色の小さな虫が、コナラの皮の隙間を忙しそうに動き回っていました。

この虫はクヌギカメムシの仲間。

名前の通り、クヌギやコナラなど、どんぐりの木に集まるカメムシです。

 

横から見ると、おなかがぷっくり・・。

先ほどのブドウのような形の塊は、このカメムシが産んだ卵だったのです。

 

 

肌触りが寒天のようだったのですが、実際に卵はゼリー状のもので覆われています。

このゼリーが、厳しい寒さから卵を守ります。

しかも、それだけでなく、

春先に卵が孵った時に、幼虫の最初のごはんになるのです。

 

 

このブドウゼリーのような形は、あったかベッド兼やわらか離乳食なのです。

 

 

おかあさんカメムシのパンパンのお腹には、

こんなに愛情たっぷりな秘密兵器が詰まっていたのですね。

 

 

紅葉が間もなくピークを迎えますが、浅間山を歩く際は、

葉っぱだけでなく、木の幹も観察してみてください。

 

 

子どもたちのために、せっせと動き回るクヌギカメムシのおかあさんの姿を

見かけることができるかもしれません。

 

季節の花、緑、生きもの| もやん

2016年10月29日

足もと注意!

秋本番を迎え、朝晩が肌寒くなってきました。

 

 

この時期の晴れ間の暖かい日差しは、生きものたちにとっても貴重なようで、

晴れた日のお昼頃は、色々な生きものが園路に出てきます。

 

 

その中にむらさき色に、キラっと光る昆虫を見つけました。

この丸くかわいい虫の名前はセンチコガネ。

 

 

正面から見てみましょう。

前脚は少し太くなっていて、まるでスコップのようです。

 

 

なぜ、「センチ」という名前がついているのでしょう?

1cm、2cmの「センチ」?

センチメンタルの「センチ」?

 

実は、英語が日本に伝わる、ずっと前から「センチコガネ」と言われていました。

したがって、上のような「センチ」の語源ではなさそうです。

 

 

この名前の由来になったのは、「雪隠(せっちん)」という言葉が

なまってのことだと言われています。

 

「雪隠」を今の言葉に直すと、「トイレ」のこと。

つまり「トイレのコガネムシ」という意味です。

 

なぜにトイレ・・?

それは、トイレにあるものを食べるから。

センチコガネはいわゆる「フンコロガシ」の仲間。

動物のフンなどを切り取り、土に埋めて幼虫を育てます。

なるほど、だから前脚がスコップのようになっていたのですね。

 

 

もう少し歩いていくと、こんな風景に出会いました。

力尽きたスズメバチを、センチコガネが一生懸命つついています。

 

このように動物のフンや死んでしまった生きものを鋭く見つけ、

食べて片付けてしまうのです。

 

これが、センチコガネが「森の掃除屋さん」と呼ばれる所以です。

 

 

タヌキなどが冬越しのためにたくさん食べ、たくさんフンをしたり、

寒くなってさまざまな昆虫たちが力尽きてしまったりするこの時期は、

センチコガネたちは大忙し。

 

園路でもたびたび見かけることがあります。

 

公園をおさんぽする際には、足元で森の掃除屋さんたちが仕事中かも

しれないので、踏んでしまわないように、気をつけてあげてくださいね!

季節の花、緑、生きもの| もやん

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