武蔵野地域にある都立公園のオフィシャル情報を発信しています。

むさしのの都立公園

野川公園 オフィシャルブログ

2018年8月14日

秋を感じる?晩夏の花

連日の猛暑、時には豪雨と、自然の厳しさが身に染みるこの夏ですが、

自然観察園では、秋の七草のひとつ、オミナエシが見ごろです。

野川オミナエシ

小花ですが、明るい黄色が美しく、すらりとした草丈で目立つ花。

よい香りはなく、むしろちょっと臭い花ですが、昆虫には人気のようです。

今日はキンケハラナガツチバチが来訪中。

名前のとおり金色の毛に覆われた大人しいハチです。

 

ミズタマソウの小花も見ごろ。

野川ミズタマソウ

ミズタマソウの名は、細かい毛がびっしり生えた実が、水玉に見えるから。

花が咲いている時から、繊毛が朝露のように見えて、どこか涼しげです。

 

暦の上では、もう秋。

秋を感じに、散策にきてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

季節の花、緑、生きもの| 虫目ちゃん

2018年8月6日

あの手この手で身を守る

自然観察園のフェンスに咲く小さな花に頭を突っ込んでいる昆虫がいました。

一見スズメバチかアシナガバチ。

でもこれはヨツスジトラカミキリというカミキリムシです。

ヨツスジトラカミキリ野川300804

危険なハチに似せることで身を守る擬態の名人です。

そうとわかって見ると、安心して、蜜を吸う姿を観察できます。

 

花の方はなにかと言えば、ヘクソカズラ。

茎や草を揉んだ時の臭気からこんな名前がついてますが、

傷つくと臭い匂いを出すのは、ハムシなどの昆虫に食べられたくないから。

これまた生き延びる知恵です。

ぽっちり中央が赤い白い小花は、なかなか可愛らしく、

蜜を食べる昆虫にとっては、花の少ない季節に貴重な植物です。

 

あの手この手で身を守る同士の、なんだか心和む2ショットでした。

 

季節の花、緑、生きもの| 虫目ちゃん

2018年7月14日

カリガネソウの不思議な形

夏の自然観察園、

美しい青紫色と変わった形が目を引く背の高い野草、

カリガネソウが咲きだしています。

自然観察園カリガネソウ300703

本来8月~9月の花なので、今年はかなり早めです。

丸いつぼみは可愛らしく、

開いた花は、しべが長く飛び出した不思議な形。

花に来た蜂の背中に花粉をくっつけるための形です。

そして、この植物、美しい姿に似ず、独得の臭気があります。

お試しあれ。

季節の花、緑、生きもの| 虫目ちゃん

2018年7月9日

【イベント告知】キッズレンジャースクール開催します!

もうすぐ夏休み!

野川公園では、夏休みの自由研究にもぴったりなイベント、

キッズレンジャースクールを7月22日(日) 10:00~15:00に開催します。

20180722キッズレンジャースクールチラシ(表)
玉上中サイズ

野川公園には、公園の動植物の保護や情報発信を行う自然のプロフェッショナルである

パークレンジャーが常駐しています。

キッズレンジャースクールは、自然観察とパークレンジャーの仕事体験ができる、

小中学生向けプログラムです。

詳しいイベント情報はこちら

皆様のご参加お待ちしております!!

 

 

イベント| 虫目ちゃん

2018年6月18日

嫌われ者ですが…きれいなカメムシ

初夏の野川公園、昆虫をたくさん見かけます。

あまり人気はないのですが、実はきれいな種類が多いのがカメムシ。

艶のある黒い体にオレンジ色の斑紋がきれいなモンキクロカスミカメや、

野川カスミカメムシ

赤と黒の派手な縞模様がおしゃれなアカスジカメムシ、

野川アカスジカメムシ300613

肩先と尾の鮮やかな赤が目を引くハサミツノカメムシなど。

ハサミツノカメムシ

虫好きの私には、目に留まるとちょっと嬉しくなる美麗さ。

樹木にとって害虫では?と心配される方もいますが、

健全な樹木にダメージを与えるほどの害はなく、

中には樹木に害になる昆虫(毛虫など)を食べるカメムシもいます。

毒はありませんが、強い匂いの体液は皮膚についてかぶれることもありますので、

触らず、静かに観察するのがおススメです!

 

 

季節の花、緑、生きもの| 虫目ちゃん

2018年5月31日

「カブトムシの里親2018」を開催しました!

新緑がとても気持ちの良い野川公園自然観察センターで、子ども達を対象にしたイベント「カブトムシの里親2018」を開催しました。

このイベントは、「野川公園緑のボランティアの会」の皆さんが中心となり進められます。

幼虫の生態を学び、ペットボトルの容器に幼虫を入れ、自宅に持ち帰り羽化するまでを観察するというイベントです。

ゴールデンウィークが始まったため、多くの子ども達と親御さんで賑わいました!

はじめに、ボランティアの方から幼虫についての解説や作業の注意点を聞きました。

1

子ども達は、カブトムシの幼虫を近くで見ることができて大興奮!

2

その後、子ども達は幼虫の寝床を作りました。

ペットボトルの底に土を入れ、幼虫が羽化できるように、優しく土をかぶせます。

3

子ども達からは、「大きくなるのが楽しみ!」などの声が聞かれ、大事に幼虫を持ち帰っていました。

今後、イベント参加者による羽化報告会も開催されます。

今からカブトムシが成虫になるのを見るのが楽しみです!

イベント| 豆ころがし

2018年5月27日

ウツボグサの紫色

自然観察園のウツボグサが見頃になってきました。

鮮やかな紫色が目を引きます。
ウツボグサ

 

ウツボというと、怖い顔の魚を思い出しますが、

この草の名前は、空穂草、または靫草と書きます。

花の形を、弓矢を入れる筒=靫(うつぼ)に例えたものでしょうか。

今年は、夏の花が咲くのが早いようです。

お見逃しなく。

 

 

季節の花、緑、生きもの| 虫目ちゃん

2018年5月22日

コミスジの滑空

夏の陽射しとなってきた野川公園。

すぅーっと滑るように目の前をよぎっていく小さいチョウがいます。

コミスジでした。

コミスジ300520

黒地に三本の横縞模様。

小ぶりですがきれいなチョウです。

コミスジ腹部の緑色

日を浴びて腹部の緑色がきれいに見えていたのですが、

ピンボケになってしまって残念。

自然観察園を中心に、夏の昆虫の種類が増えてきています。

自然観察をお楽しみください♪

 

 

季節の花、緑、生きもの| 虫目ちゃん

2018年5月18日

カルミアの不思議な花

野川公園、サービスセンター横、
バーベキュー広場に面した園路沿いの白いカルミアが見ごろです。

コンペイトウのようなつぼみ、
パラソルのような小花。
とても可愛らしい花なのですが、
よくよく見ると、とても変わった作りなのです。
野川カルミア300517

10本の雄しべが、折りたたみ傘のような花のくぼみに
ぴったり収まっているのがわかるでしょうか?

中央のつぼみに、
コンペイトウのトゲトゲ部分のように飛び出している角、
これが、雄しべの格納ポケットになるのです。

昆虫が花に止まった時にポケットから雄しべが飛び出して、
花粉を別の花に運んでもらうための仕組みのようです。

面白い!
ぜひその瞬間を見てみたいと思うお花です。

季節の花、緑、生きもの| 虫目ちゃん

2018年4月15日

さわやかなブルー

自然観察園まる池のほとりのチョウジソウが見ごろになりました。

野川チョウジソウ0413

何とも言えない、さわやかな青紫色です。
湿地を好む植物で、自然観察園では見事な群生が見られます。

例年よりもかなり早いペースで開花が進んでいます。

お見逃しなく。

野川公園 自然観察園・自然観察センターは、

月曜休館(祝日の場合は翌火曜休館)、

開園時間は、9:30~16:30です。

 

季節の花、緑、生きもの| 虫目ちゃん