武蔵野地域にある都立公園のオフィシャル情報を発信しています。

むさしのの都立公園

武蔵野公園 オフィシャルブログ

2018年9月27日

秋の音に、耳を傾かせ

猛暑が過ぎ、公園では様々な「秋」を感じられるようになりました。

 

夜、耳を澄ますと、この時期に鳴く虫たちの美しい声を聞く事が出来ます。そんな、「鳴く虫」の観察会を9月15日、武蔵野公園で行いました。

P9150201

 

案内いただくのは、この地域の歴史や環境に詳しく、公園でも活動されている「野川ほたる村」の上原村長と、公園の自然や生きものに精通したパークレンジャー。

まずは目をつむり、「音」に耳を傾け、どんな鳴き声が聞こえるかを全員で確認します。

P9150211

P9150209

 

「♪リリッ、リリッ、リリッ♪」

「♪ジー、ジー、ジー♪」

「♪リン、リン、リン♪」

 

鳴く虫は、なかなか鳴いている姿が見れないため、このように耳で鳴き声を聞き分けながら、観察するんですね!

 

観察を進めると、石垣の近くで

「♪リィ~、リィ~、リィ~、リィ~、リィ~♪」

とゆったりと鳴くコオロギを発見!

ツヅレサセコオロギ

 

秋が深まる頃まで鳴いていることが名前の由来のツヅレサセコオロギです。

その由来を野川ほたる村の上原村長がじっくりと解説。

 

「【肩刺せ、裾刺せ、綴れ刺せ】と鳴いているように聞こえ、厳しい冬に備えて着物の手入れをしておこう、と呼び掛けているようだと、昔の人が感じたことから、この名前がつきました。」

秋の訪れを感じられる虫の登場に、参加者のみなさんはしばらく聞き入っていました。

 

また、

野川ほたる村と一緒に保全管理しているカンタンの保全地近くでは、

「♪リリリリリリ♪」

と「鳴く虫の女王」と呼ばれるカンタンの鳴き声を確認することができました♪

カンタン

(写真はメス)

わずか1cmほどの小さな昆虫ですが、

約30人の参加者のみなさん全員に聞こえる声で鳴いてくれました。

 

草丈の高い川沿いの草原に多く見られ、古くから野川の周りではたくさん鳴き声を楽しめていたことから、「小金井市の虫」に指定されています。

地元らしい虫の登場に、みなさんうっとりされています♪

 

この日はほかにも10種類近くの鳴く虫を、目で見て耳で聞けて、大満足の様子でした!

 

1時間半にわたるレクチャーの最後に、全員でもう一度目をつむり、耳を傾けると、観察会を始める前は、1種類の鳴き声しか聞こえなかったという人も、終わりには2~3種類の鳴き声が聞き分けられるようになっていました♪

P9150233

P9150236

 

公園内では草地や樹上など、様々な環境によって様々な虫の鳴き声を聞くことができます。

是非公園に足を運び、日頃よく使う「目」を閉じて、「耳」を澄ませ、虫たちの綺麗な鳴き声に癒されてみませんか?

イベント| たなけ

1 / 11